『梅しごと』に続き、2種類のシロップも作りました。

ひとつめは、これ。
今が旬の、新生姜のシロップです。
『ジンジャーエール』の素のようなものですね。
昨年つくったのがおいしかったので、今年も*

新生姜をスライスして、シナモンスティックとクローブ(本来はここに鷹の爪も入るようなのですが、私は辛みに弱いので省略)、そしてグラニュー糖を加えて、ゆっくりコトコト。
30分ほど煮たら、火からおろしてシロップを濾し取り、レモン汁を加えると…
一枚目の画像のようなピンク色になります。
生姜のスパイシーな香りと、香辛料と砂糖の甘い香りとが部屋中に満ちて、作っているあいだずっとしあわせでした*

これが、シロップを取ったあとの新生姜。
甘煮になっています。
なので、これもそのままお茶請けなんかにできるのですけれど。
辛いものが苦手な私はそのままでは食べられないので、ここから更に加工して、『ご飯の友』に変えていきます。

それがこちら、『新生姜の佃煮』です。
あくまでもシロップの副産物ではあるのですが、これが食べたくてシロップを作っているようなところもあるかも(笑)
特に母が気に入っていて、この大半を奪ってゆきます(笑)

そして、ふたつめのシロップが、『レモンシロップ』。
南高梅のスパイスシロップを漬けた際に、皮ごと漬けるので無農薬の国産レモンを買ったのですが、それが大玉ふたつ入りで。
ひとつ余ってしまったので、どうせならばと、こちらも余った氷砂糖とともに漬け込みました。

できたのが、こちらです。
(レモンは皮から苦みが出るので、氷砂糖が溶け切ったタイミングで引き上げました)
大ぶりとはいえ、レモン1個分なので、これだけですけれど(笑)
大好きなレモネードにしていただきます*
そしてそして。
漬けていた南高梅のスパイスジュースが、できあがりました。

やわらかにシナモンとクローブが甘く香る、澄んだ色のジュースができました。
…が。
どうやら梅に対してスライスレモンの分量が多かったようで、酸味のはっきりしたものとなってしまいました。
梅500gに、レモン大1個は多すぎたみたい…
果汁を絞り出すわけではないので、風味づけ程度だろうと深く考えなかったのが悪かったようです。
(砂糖の浸透圧で、レモンの果汁も出るやんね、当然…)
…まぁ、そのぶん、クエン酸はたっぷりのジュースになったので、疲れたときに飲む用にします(苦笑)
梅しごとに始まった私のシロップづくりは、今季はこれにて終了。
すべておいしくいただきつつ、気合を入れて(ほんまにね…)夏を乗り越えます。