発表会

写真は発表会後の打ち上げでしおりと。若干ほろ酔い。後ろにチラッと写っているのは大好きな講師、渡邊聡さん。

一昨日は３ヶ月のワークショップ最終日。発表会でした。
最近は妹役のしおりのことばかり考えていた毎日。
しおりの悩みや人生の葛藤を知ってしまってからは、しおりのことを考えるだけで目頭が熱くなり、その真実をそのまま台詞にのせて演じなければいけないと思うとこれまた気が重く、辛い…。

発表会２日前のレッスンでは、シーンの完成形が全く見えず、講師の聡さんからは、ごたごたしている、こわいからすぐに近づきたくなる…等、そうか…とふに落ちる有難い助言をもらうものの、どうしたらいいかわからないまま、真実から台詞を全く言えていないまま発表会。
もう開き直るしかなかったよ。

でも、そんな私を察したしおりは、さっぱりした顔でリラックスリラックスと言ってくれ、今日はプレゼントないんだーとお茶目な感じ。私の緊張を和らげてくれて。
更に発表会直前、相手役に感謝を、３ヶ月一緒にレッスンを受けたみんなに感謝を、と輪になって手を繋ぎみんなの¨気¨のバトン交換を行ってからは、なんだかしおりの為に、みんなに感謝を伝える為にやろうと、シンプルな気持ちになって、気負いや緊張は全くなくなった。

そして本番。
初めて、決まっている台詞を言おうとするのではなく、その時言いたい言葉(台詞)が自然に出てきてスムーズだった。
終わってから、あれっ、私何したんだっけ？という感覚になるのが一番よい芝居、と聡さんがおっしゃっていたけれど、それが僅かながら体験出来た様な感じ。めちゃくちゃ嬉しかった！

演技素人の私が、我ながら頑張ったと思う…。

自分と向き合って自分を知ることに注ぎ込んだ３ヶ月。
この素晴らしさはやみつきです。
これからもずっと続けよう！

みんなとの別れを惜しみながらの朝まで打ち上げも楽しかったね。
こちらも年甲斐なくよく頑張った。