ゆっくり… 一歩一歩踏みしめて

こんにちは　れいです。

今朝のご飯の残りの１０粒をあげる前に
少し外に連れて行ってみようかと思いました。
連れて行くといっても駐車場の隅だけですが
朝からおトイレもしてないし
何より気分転換をさせたかったのです。

午前中は曇天でしたが
幸いなことに午後は穏やかに暖かく晴れてくれました。
”リハビリお散歩”にはもってこいです。



…娘？
ちょっとだけお外、出てみようか？





この不安そうな顔…
普段は”お散歩””おやつ””ごはん”の言葉には
目を輝かせて尻尾を振ってそばに来るんですけど…


息子ごめんね、今日は協力してくれる？
５分くらいで帰るけど許してね？





この２ショット、実に１週間ぶりです(ノ＿；）
娘は私が支度を始めると
”おさんぽ”
という言葉の意味を思い出したかのように
玄関先まで元気に走っていきました。





普段と比較にならないほどゆっくり歩いて駐車場へ。
じきにおしょんはできました。
必要最低限の食事しか摂っていないので
うんちょんはできなかった。
夜にでもお家でできると良いね。


おしょんを済ませた後は
私の横について
ゆっくりゆっくり歩いていたのですが
体力が続かないのでしょう、
ちょこんと座って動かなくなりました。

あたたかい風を感じて
少し一息ついているようにも見えましたが
これ以上外にいるのは逆効果かな…


…娘、もう帰ろう？
今日はもう帰ろうね。
お兄ちゃんに言っ…





そうだね。
今はママがお願いするより
娘にお願いされたほうが
お兄ちゃんも素直に言うこと聞いてくれると思うよ。

このあと息子は何のためらいもなく
娘の後ろを歩きながら
まっすぐマンションホールまで行ってくれました。
写真だけ見ると平気そうに見えますが
子宮あたりに鈍痛があるのか歩き方がおかしく、
後ろ足の幅が普段よりかなり開いていたのが気になりました。


お家に帰って今朝の残りのご飯と
息子が拗ねるのでこっそり砕いたビスケットを用意し
１０秒に１回くらいで
娘にはご飯を、
息子にはビスケットを口に運んであげました。
調子が良さそうにも見えたので
普段あげているご飯も１粒だけあげました。

その後お水をゴクゴクのみ…





もっと食べたそうに
いつまでもご飯のにおいを嗅いだり
ぺろぺろ舐めたりしていました。



先ほど２人で夕飯を食べながらお話ししていたとき
娘はいつものように後ろ足で立ち上がって
イスに座る私の足に手をかけてきました。

「ママ　すこしちょうだい？」

という顔をして
少し困ったようなおねだりのときの顔をして
私の顔を見ました。



１週間ぶりのいつもの娘の姿に
”うんうん、食べたいよね？食べたいね？”
と言いながら
じんわり涙が出てきた夜でした。


背骨が浮き立ってガリガリに痩せてしまった娘…
大丈夫
すぐに元に戻してあげる。

ボスと
ママと
お兄ちゃんが

ずっと守ってあげるからね




さあ、ごはんにしよう？
お薬も飲まなくちゃね。







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