今日は心臓のエコー撮影の日でした
3時に予約をしており
予約の紙を見たらこう書いてありました
『予約時間の15分前までに受付を済ませてください』
…
2時35分
俺は産直でサツマイモを選んでいた(オイ
ねっとり系の甘そうなサツマイモをね
もうね、血まなこですよ。
鼻息を立てながらフガフガしながら選んでおりました。
で、流石にヤバいって思って
カボチャとシルクスイートって名前のサツマイモを掴んで
レジにダッシュです
ちなみに選んだカボチャの品種が最高だった
『くり大将』
…名前のセンスが最悪だけど好き
車をぶっ飛ばして病院に向かいました
もちろん、2時45分になんか間に合いませんよ
ギリギリアウトです(オイ
でも3時からの検査には間に合ったんだから許されよ
…
こちらの病院の方はスタッフさんも事務さんも看護婦さんも
皆さん親切で、俺は行くたびに感動をしておるのです。
『にゃびさん、臨床検査室分かります?前に心電図をとった…(あたふた)』
3時の検査に間に合うように受付の女性が言うんです。
でも俺だ。物覚えが悪い俺だよ。前回、心電図とったじゃないのよ。
『わかりません』(ち~ん
受付の女性は壁に貼り付けてあるフロアマップを指さして
『今、ここなんです。臨床検査室はずっと真っ直ぐいってここです』
ビシッ!!フロアマップを指さして教えてくれた
『わかりました!!ありがとうございます!!』
これ、遅れちゃダメなやつだったんだ…あんなに焦ってるんだもん。
俺も小走りで臨床検査室とやらに向かった。
これから心臓の検査をするのに走ってよかったんか…。
窓口にカルテを出してベンチに座って時計を見る
…14時56分!!ギリギリのセーフ!!!
遅刻なんかするもんか!!
俺は時間にルーズな人間は嫌いだぜ!!(15分前にって書いてた気が
…
『にゃびさ~ん』
準備とかあるから病院の方も待ってたのね…ごめんなさいね…
イモ食って屁してる場合じゃないよね
検査室に入ると若い男性の先生と
もっとずっと若い女の子と二人おりまして
『じゃあね、これから心臓の検査をします。荷物はコチラに置いて上半身を裸になっていただきます』
服を脱ぐ時に仕切りとか全くなく上半身、裸になるって何だろう恥ずかしい。
で、Tシャツを脱ぐので、つけてたマスクを外して脱いで
完全に上半身は裸になりました。
で、上半身はスッポンポンなのにマスクつけてる自分の姿を想像したのです。
黒いズボン、上半身は裸
俺は太ってるから身体も大きいじゃないですか
デブのプロレスラーみたいな感じですよ。
それがマスクしてるって変じゃないかと思ったんです。
なんか可笑しくなってきちゃって。
で、ちょっと笑いながら
『あのマスクはしたほうg…『ええ、していただいてこちらの台へ』
…
あ、俺のせいで急いでるんですよね、ごめんなさいね。次の人もいるんでしょうからね。
上半身裸でマスク姿のだらしない体のおじさんが診察台に横になりました。
『それでは壁の方を向いて左手を上げてください。』
心電図を測るときに胸に貼る電極を何枚かつけられて
ヌルヌルのジェルをつけた機械で心臓のエコー撮影です。
先生は若い女の子と話をしながら俺の心臓を診てくださっております。
時折、『ピッ!!』って電子音が鳴るのは画面を撮影してるんでしょう(エコー慣れしてますんで
『ああ、これ、うん。おちんちんついてるから男の子だね。』
『え~っ!男の子ですかぁぁ』(何の病院に行ってんだ
…
とにかくその女の子に説明しながら検査が進んでゆきました。
『にゃびさん、検査は以上で終了です。』
『ありがとうございます。』
『それで、もしもよろしかったらエコー撮影の勉強の為にもう10分ほどご協力いただけませんか?』
…先生が言うには、同席してた若い女性はお医者さんの勉強をしている最中で
エコー撮影の練習をしながら、指導してもらうという事のようでした。
俺は『おねがいします。』と答えました。
その女性は、さっきまで先生がしていた様に診察台に腰かけると
機械を俺の胸に当てて練習をはじめました。
でね?可笑しかったのが
『好きなようにやってみていいから。練習だから。』
って先生が言うのが俺に丸聞こえっていうね。
ま、いいのです。協力しますって言ったんだから俺は教材の立場でいいんです。
ちょっと俺的に可笑しかったんです。
でも、真剣に俺の心臓を探って撮影してるんですよね。
『普通に映るから。若干(太ってるから)映りにくそうだけど、大丈夫だから。』
『はい。ああ、こういう感じでハッキリわかるんですねぇ』
画面は俺からは見えないんだけど
きっと右心房とか左心室とか丸見えなんだろう…恥ずかしいわ(うるせぇよデブ
…
俺はね
こういうお勉強の場として協力してあげられてよかったなぁって思いました。
人によっては嫌だとか、ダメだとか言う人もいるんでしょうけど
俺の仕事もなかなか練習って事もなく
やるとなったら本番…みたいな感じだったんです。慣れるまでは。
だから、こうして練習の場があったら勉強になるんだろうし
未来のお医者さんが育ってゆく事に俺の心臓が役に立ったと思えば
なんか嬉しいじゃない。
心臓だけに、ハートフルな話題じゃないですか…(ドヤ顔すんな
教材になった気持ちはとても清々しい感じでしたが
二人が見てる前でまたTシャツを着てゆくのは
これまた恥ずかしいものがありました
だらしない太り方で
昭和のプロレスラーみたいな感じに思われちゃったんじゃないのかしら
まさかアイツら俺に変なあだ名とかつけてんじゃねぇだろうな
来週の検査入院の時とか陰でコソコソさ
『あ、来ましたよ。こないだの、くり大将!!』(それだけはやめろぉぉぉぉ!!