今日は震災から12年の日
土曜日で、たまたまお休みも取れたので
よし!!
友達のとこに行って手を合わせてこよう。
きっと友達は
『そんなに来なくてもいいだら』と言うような気がするんだけど
復興支援のついでに、ちょっと手を合わせるだけわ
って感じで行くのです。俺は。なんとなく。
…
でね?
俺、ずっと最近『トンカツが食べたい』って騒いでませんでした?(過去の記事参照
トンカツ食うなら今日なんじゃね???
って思ってた。
そして、見つけちゃった。
俺の食べるべきものを。
そんなに盛っていいのですかって言う感じのカツ丼を見つけちゃった。
11時開店なので、開店と同時に入りたいなと
時間を調整して向かいましたよ。ええ。
そして俺、5分前に到着です。
素晴らしい時間感覚。そういってくれても嫌な気はしません(言い方
お店は釜石市にある精肉屋さん
その2Fの食堂です
お肉屋さんがやってる、食堂ですから
美味しいに決まってるんです。
お肉屋さんのお店の扉を入って
お肉屋さんの方にはいかずに
2Fへの階段を上ります。
この食品サンプルの棚の左側にある階段を上ります。
なんか、懐かしい感じしませんか。
俺の食べようと思ってるカツ丼…真ん中の棚の右から2番目
…あれ?普通のカツ丼にしか見えないけども。
一抹の不安を感じながらも2Fへ。
なんか、良い感じの店内です。
昔ながらの食堂っていう、そういう感じ。
俺、そういうお店好き。
俺はカツ丼
カミさんはポークソテー定食を。
『ポークソテーはどちらが食べるの?』
って聞かれてカミさんが『はい』というと
『ウチはご飯が普通でも大盛りで来るんだけど、どうする?少し減らす?』
『はい。少なくしてください。』
…どんだけだよ。普通盛りで大盛りってどういうことだよ。
人気のあるお店のようで
どんどん、どんどんお客さんが入ってきます
あっという間に満席だ。
…
そして、カツ丼が運ばれてまいりました
いや、もうどうなってるん
さっきのサンプル、嘘やん。
ビジュアルまるっきり違うやん。
自称ポッチャリに会いに行ったときに
滅茶苦茶ポッチャリすぎる
って言うかポッチャリって言葉使うなみたいな人が出てきた感覚?(kwsk
…
いや、とにかくだ。
凄いんだ。カツの厚さも量も、飯の入り方も。
全てが凄い。
俺は大盛りって一言も言ってない
言ってなくてコレ。
カツ丼の上の部分が2段になって出て来るって思わないじゃない。
『先に食べるよ~』って言って
先に食べ始めた
…美味い。ヤバい。コレはヤバい。
カツをひとくち口に入れたら、飯を口に入れたくなるんだけど
飯が見えないし、どうやって飯の部分を出していいのか分からないぐらい具が乗ってる
もうさ、美味いし、ボリューム凄いし、安いし、誉め言葉で言うよ??
ばかじゃねぇの??(違う言い方にしなさい
一口食べて思った
『また来たい。』
カツをよけて、飯をほじくりだして食った
つゆがいっぱい染みてる通称『だくつゆ』でした(つゆだくな
食べているうちに到着しました
カミさんのポークソテー定食ライス少な目
いや、飯これで少ないんか~い
ルネッサ~~~ンス(チン♪
めっちゃ分厚いクロックスに旨そうなたれを掛けたらこうなるでしょ
みたいな感じよ
多少の岩場でもこの厚みのお肉さえ履いてたら怪我なんかしない。
それぐらい厚い。そして肉も大きい。
さぁ、カミさんは食えるんだろうか。
『美味しい!!すんごく美味しい!!!』
お肉ちょっと苦手のカミさんが言うのだから余程旨いのだ
…
コレは後からカミさんに聞いたんだけど
最初に脂身の所を食べて
それからお肉もいっぱい食べたと。
それなのに
全然、胃がもたれてないからすごいって。
カミさんはお肉とご飯を半分食べたところでギブアップ
俺が手伝いましたYO
うん。美味しい。確かに美味しい。
カツカレーを注文している人が多くて
次回はカツカレーにしようかなと。
大槌の友達H君は、交通事故で下半身不随になった人でした
もう30年以上も前の事ですな。
俺の幼馴染の女友達が当時、H君の先輩と飲みに行ったり遊んだりしていて
H君を紹介されたのだとか。
そして、仲良くなって、友達になった辺りにH君が交通事故に。
下半身不随で一生歩けなくなった友達がいるから、元気づけて欲しいと頼まれて
俺が大槌に連れていかれるのでした。
この一番最初にH君の家に行ったときに一緒に行った友達連中もH君と時間をかけて友達になりました。
…
でね。
もうその頃の友達とはほとんど会ってなかった。
震災の時、H君が亡くなったと知って火葬に行って以来会っていなかった
それが今日、H君が眠ってるお寺の駐車場でバッタリ会うから不思議。
きっと、H君が会わせてくれたんだと思う。
何分かズレてたら会ってなかったし、俺がカツ丼を食べる前にお寺に行こうって思ってたら
もう絶対に会えなかった。
なんか、ちょっとビックリした。
天気がよく穏やかな日だった。
H君の心みたいな優しい天気だった。
その後、ひょっこりひょうたん島のモデルになったと言われる『宝来島』を見て
H君の車椅子を押しながら来たよなぁ…なんて思い出したりして。
そして、大槌町に来ると必ず行く山田町へ向かいました
まずは道の駅『やまだ』へ
ここで買うのはカミさんの好物
あと、ソフトクリームを食べようと言うことになり
カミさんは普通にバニラのソフトクリーム
俺は、あずきばっとうソフトクリームにしました
カップの底に、あずきばっとうが入っております
…
上手く説明できないんですがあずきばっとうって
あんこの中にちょっと固いうどんみたいのが入ってるのです
コレがね、素朴で意外と美味しい。
その上にソフトを巻いて、黒蜜ときな粉ですきっと。
美味しくいただきました。
そして、我が家の醤油はこだわりがあって
山田の醤油を使ってるんです
コレを買ってきた。
スーパーマーケット『びはん』というお店で。
…
ここまでが大槌に行ったときのコースになってます
友達に手を合わせに行ったのか
飯を食いに行ったのか
買い物をしに行ったのか
何だか分かりませんが、それでいいのです。きっと。
どっぷりと悲しみに浸ってたら
友達も悲しくなるから。
俺はいつものバカでいようと思って。
そういう気持ちで大槌に行けるようになりました。
…
また、近いうちに行くと思うんだけどね
幼馴染の友達を連れて。
暗くならないように。明るく。明るく。