もっと!なんかすいてた

岩手発グダグダ日記

コイバナ

2014年02月11日 21時35分14秒 | 日記
会社の33歳君は俺と同じ誕生日

今度のバレンタインデーで彼は34歳になり

俺は44歳になる

世間一般で言うオッサンという年齢である

同じ誕生日という事が影響しているのか知らないけれど

とても彼とは気が合うと思っている

仕事に対する考え方や姿勢は彼の方が大先輩でもあるし

当然、俺の遥かに上を行っている

憧れと言うか尊敬と言うか

そういう気持ちを俺は持っている

何も仕事の無い暇な時の過ごし方も彼の行動は桁外れであり

ムードメーカーとしてもピカイチで

深く落ち込んだ気持ちを救い上げて

何とか呼吸の出来そうな水面近くまで掬い上げてくれる

そこまで掬い上げたんだから後は自分で水面までもがいて呼吸しろ

って具合のベストな場所まで引き上げてくれる

年下の先輩ではあるが尊敬をしているし、近づけるものなら近づきたいと思うし

彼と出会った事は俺の人生の中で大きな意味があると感じている

何度も俺は感謝の気持ちを伝えたのだけれど

『俺もぱぱさん入って来てくれて良かったですよ』と言ってくれたりして

何だかお互い褒め合って気色が悪い
 
どのタイミングで書いたらいいのかちょっと悩んだけれど

勿論31歳クンにも感謝している

このトリオは最強だなって思えるし

そう思わせてくれるのは、やはり33歳クンの存在が大きいのだと思っている 

 

 

 
5時で仕事が終わると

31歳クンは速攻で帰る

パチンコに行くのか家で休みたいのか

彼女もいないのにスグ帰る

俺と33歳クンは事務所に移動して

社長や専務の死角になる席に座り

二人でずっと携帯をいじったり

お菓子を食べたりしながら会話をする

その会話がコイバナである



もう一度おさらいとして書いておくのだけれど

33歳と43歳のオッサンが二人でコソコソと恋の話をしているのである

仕事では彼の方が大先輩であるけれど

こと恋愛に関しては俺の方が大先輩である

ここで立場が逆転するので、行って来いの結果になっている気がする

 
 
 

 
いつか俺が通過してきた道を彼も歩んでいるのだと思うと

何と言うか、感慨深い

女の人って男を試すみたいに振る舞う事があるけれど

アレはどういう物なのか

という議題を熱く語ったりする

恋愛の終わり方とか

その時の心の置き場とか

ここぞとばかりに俺は彼に話して聞かせる

だからと言って俺が恋愛のプロでもカウンセラーでもないのだけれど。

結局どんなに相手の出方を探ってみても

こちらがどんなにアプローチしても

相手なんて変えられない

それはおこがましい事だ

変えられるのって自分自身だけだ…みたいなことを言っちゃったりする

じゃお前は自分を変えて今まで生きて来たのか?って心の中で自問自答して

…あ、できてないじゃん

って思って、可笑しくなる

『真剣に語ってんのに何にやにやしてんすか~』って言われるけど

俺だって本当は

好きだと言う感情や苦い思いをを一瞬で消せる魔法を知りたいと思ってんだ

結果最後に行きつく答えは

俺たちはいつまでもウジウジしていて情けない

女性は気持ちを切り替えたらもう戻ってこない

って事になり

そんな事は昔っから言われてることだよって思いながらも

一応は決着させて帰る

…翌日も同じような話をしているからバカだ

こんな話を1時間も1時間半もしてから帰る

その間も残業手当としてカウントされているウチの会社ってスゴイ

 
 
 

 
そして今回あまり登場しなかった31歳クンだけれど

こういう我らを見て

『気色の悪いジジイたちだなぁ』と言っている

このスタンスというかバランス

本当に最高の三人だと思う

元気を貰えているのだと実感している
 
しかし互いで褒め合うと気持ち悪くなるのだけれど。 

 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする