「ジジジ・・・」ドッラグが逆転をはじめる。ドラッグを少し閉めて竿を立てると竿が前に引かれる、「おおこれはデカイわ」誰かの声がする。夢中で魚とのやり取りに我を忘れスプールに糸が巻き取られていく。何時間にも感じる数分間である。このひと時の為に釣り師は釣りを止められないのである。そして10mほどまで来たとき海中より空母か宇宙船のような大きな魚体が見えてくる。「おお~平目ちがうか??」誰かの声がする。
近づいた平目にギャフを打つと魚に掛らないすると最後の力を振り絞り・・・沖へ向かって夢中で逃げようとする。竿が煽られ糸がきしむ、少し近づいたところで今度はえらに掛ける、上手く掛った「おお~ええ型やな~」と声を掛けられる。
そして新しい餌を付けて海の中に「ポチャン」と音を出して投げられる。
釣り師はタイムマシーンに乗ったようにそこに腰を下ろすと遥か過ぎ去りし昔に帰って行く・・・・
近づいた平目にギャフを打つと魚に掛らないすると最後の力を振り絞り・・・沖へ向かって夢中で逃げようとする。竿が煽られ糸がきしむ、少し近づいたところで今度はえらに掛ける、上手く掛った「おお~ええ型やな~」と声を掛けられる。
そして新しい餌を付けて海の中に「ポチャン」と音を出して投げられる。
釣り師はタイムマシーンに乗ったようにそこに腰を下ろすと遥か過ぎ去りし昔に帰って行く・・・・