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空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

当初空き家問題から高齢・障がい者問題に繋がっていきました。そういう問題、皆が活躍できる社会にしていくためのブログです。

大阪、民泊税を検討

2016-10-24 07:36:21 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

今日の記事はこれです!
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161022/zuuonline_124978.html (exciteニュース 10/22付)
大阪府が民泊施設に「宿泊税」を検討、東京五輪や万博誘致見据え財源確保へ

大阪府が民泊施設に「宿泊税」を検討していることが分かった。旅館業法に基づくホテルや旅館のみを対象としている府の宿泊税について「公平性の観点から民泊施設も課税対象にしたい」と適用範囲を拡大する考えを示した。宿泊料金が1泊10000円~15000円未満で100円、15000円~20000円未満で200円、20000円以上で300円の税金がかかり10000円未満は非課税になる。宿泊施設の経営者が宿泊者から料金を徴収し、翌月に一括納入する。税収規模は10億円を想定している。とのことです。

大阪は現在、民泊登録者は4件と少なく、逆に違法民泊は10000件を超えています。7泊以上から2泊に規制緩和されることにより民泊登録者は増えると見込んでおり不公平感をなくすため民泊にも課税するということなのですが、そうすればそういった税金を払いたくない民泊運営者は余計登録しないような気がします。導入後、税金として利用者から徴収するものの府に納めるのはしない、または宿泊料10000円未満は課税対象外だが利用者はそれを知らずに宿泊税を取られるといったトラブルも今後出てくるのはないかと思います。

10000件を超える大阪の違法民泊運営者をどう大阪府が取り締まっていくか。宿泊税は東京五輪や万博誘致のために使われるとのことですが、違法民泊の調査のために使われてしまったらあまり意味のないことになるのでは・・・。

税収UPのため、とにかく取れるものは取ろうという国や自治体の考えですが、もっと違うやり方があるのではと思ってしまうのは私だけでしょうか・・・。

地震

2016-10-21 15:14:38 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

先ほど鳥取で震度6弱という地震が発生いたしました。鳥取やその周辺の皆さんは大変怖い思いをされたかと思います。今も余震が続いており、まだまだ怖い思いが続くのでしょうか。熊本の地震でも、1回目の大きな地震よりもその後の余震で被害が拡大しました。どうか精神的にも大変かと思いますが頑張っていただければと思います。

熊本では空き家が多い傾向があり、住宅の7.5%が空き家になっておりそのほとんどが所有者がわからなく、がれきなど撤去するには所有者の同意がないとできないため、なかなかがれき撤去ができず復興の足かせになっています。このまま放置しておくと、空き巣や放火、余震で倒壊するなど近隣住宅の二次被害を及ぼす可能性があります。またもし余震などで家が倒壊し、誰かをケガさせたり死亡するようなことがあれば、責任は所有者に行くことになります。そんなことになる前に所有者は、対処しなければなりません。

日本は地震大国です。日本全国で起こりうる可能性があります。いつどこで地震が起こりうるか分かりません、予測不可能なのです。地震だけではありません。台風や洪水、大雪、竜巻など自然災害も起こります。であるからこそ常日頃から空き家所有者は管理を怠らず、いつ自然災害が起こっても大丈夫(自然災害が起こって大丈夫といういい方はよくありませんが)なよう心掛ける必要があると思います。

ヤミ民泊について

2016-10-19 09:37:01 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

昨日フジテレビの「とくダネ!」という朝番組を見ていましたら「ヤミ民泊」についてやっていました。
それがこれ
https://www.youtube.com/watch?v=JYOhR1V293Q&spfreload=10  (YouTubeとくダネ!10/18より ヤミ民泊については番組開始後38分後から特集)

登録せずに民泊をしている、いわゆる「ヤミ民泊」でのご近所トラブルナンバーワンが「ごみ問題」。
どのような事例かと言うと・・・。
2か月前までは民泊のマンションの前の歩道に(そこはゴミ置き場でもないところに)ゴミが捨てられ、臭いや通行の邪魔でご近所トラブルになっていました。
その地域の自治会が英語で「ごみ置き場ではありません」という看板を設置したところ、その歩道にはゴミが捨てられなくなったが今度は部屋の前やマンションの入り口にゴミが捨てられるようになりました。
そこで、マンション側が英語でゴミ置き場の順路を看板で掲示したところ、マンションには捨てられなくなったが今度は、毎日のようにゴミ置き場にゴミが出るようになってご近所さんが迷惑をしているとのこと。
宿泊者もゴミ問題については貸主(民泊運営者)の責任だと言っていました。

またオートロックの付いたマンションでは、民泊の貸主からオートロックの暗証番号と解除の仕方がメールで送られ簡単にマンション内に入室でき、住民は防犯面で不安を覚えています。

民泊の取り締まりは各自治体の保健所が管理しており、もし住民から通報があれば現場に行って確認して所有者に連絡を取ってヤミ民泊をやめてもらうよう指導するが、行くときには宿泊者は観光などで外出しているケースが多く、張り込んでまで確認しないためなかなか取り締まるケースが難しいとのことでした。

近年問題視されている「ヤミ民泊」。だいたい「ヤミ民泊」でしている人はその民泊のマンションに住んでいないケースが多く、近所迷惑を気にすることなく「うちさえよければ(近所が迷惑しようが)関係ない」というのがほとんどです。賃貸マンションではほとんどが転貸できないことになっていますので民泊がバレれば即退去になるのでリスクがあり難しい(それでもやっている人も多い)でしょうが、分譲やマンション1棟丸ごと借りる人にとっては民泊しやすく、いい副業になります。そのためご近所さんが迷惑し、ご近所の各自治会が対策に乗り出しています。番組でやってたように看板を出せばそのルールに従っているというのは、宿泊者もゴミを違法に捨てるのは良くないと理解していると思います。これは貸主に大きな責任があると思いますので、例えば「燃えるごみは〇曜日と〇曜日でそれ以外は捨てないでください」や、ゴミ袋や大きなふたの付いたゴミケースをベランダに用意し「指定日以外のごみはここに保管し指定日にこの場所に捨ててください」といった案内をしっかり出して、少しでも近所迷惑にならないよう配慮すべきかと思います。

これから政府も民泊を推進していくので、ルールやマナーをしっかり守り、外国人とご近所が仲良く過ごし、日本文化のいい思い出もお土産に持って帰ってもらいたいです。

業界初!民泊保険を発売

2016-10-18 12:09:47 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

今日の記事はこれです!
http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000085742.html (テレビ朝日ニュース10/17付)
業界初「民泊」保険を発売 損保ジャパン日本興亜

損保ジャパン日本興亜は業界で初めて民泊の保険を発売すると発表しました。これは民泊の提供者が加入をし、民泊利用者は火災や部屋の破損の場合に補償を受けることができるものです。その他にも利用者が急病になった場合も英語・韓国語・中国語での24時間対応サービスや、飼い犬が家事代行サービスにケガをさせた場合も補償の対象になります。

民泊利用者が誤って火災など起こった場合や、私が利用者が帰った後に清掃に行った時でも家具が一部破損しているときがあり、その時利用者に弁済してくれるかというと、ほとんどしてもらえないのが実情です。確かにAirbnb側が最大1億円の補償をすると言ってますが手続き上大変で、少額でできるのならこっちで直そうと思い請求しないのが多数ですが、今回こういう保険に加入することによって請求しやすくなるというメリットがあると思います。また急病があった時でも、その人にあった言語で24時間対応してもらえれば利用者も助かります。こういう保険がほかの保険会社も今後、発売するのではないでしょうか。

迷惑空き家

2016-10-17 09:19:01 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。

今日の参考記事はこれです!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161014-00000547-san-soci (産経新聞10/15付)

和歌山で空き家めぐり相次ぐ苦情 「スズメバチが危険」「トタン屋根が飛んだ」

和歌山県ではこの手の苦情が多く頭を悩ませているとのこと。迷惑空き家になればこういった「害虫の被害」や「危険を及ぼす」といった被害が予測されます。行政も迷惑空き家をなくすため、空き家条例を全国で作って迷惑空き家を行政の力で減らすよう努力されていますが、それでも限界があり空き家所有者を特定したり、その方が亡くなっていれば相続人まで割り出し聞いていくなど大変な苦労をされています。

空き家も早い段階で活用や管理をしていれば長持ちしますが、それを怠っていれば劣化のスピードが速く、それを見て見ぬふりをすればあっという間に迷惑空き家になりどうしたらいいかわからなくなるのです。しっかりと現実を見据えてどう対処すればいいかなどをみんなで話し合うことが解決の第一歩になります。空き家をお持ちの方は是非一度家族のみなさんで話し合い、売却or活用or管理の選択を早めに決めて、ご近所様の迷惑空き家にならないよう心掛けてください。