まだ日本に住んでいた頃の話。初めてのオーストラリア旅行でメルボルンから千歳へ帰る途中、飛行機の乗り継ぎでケアンズに一泊しました。ベランダからケアンズのビーチが見渡せるリゾートホテル。見下ろすと屋外プールがありました。翌朝10時に出なければいけないけどせっかくの施設は有効利用すべしと早く起きて朝食前にプールに行きました。よしゃっ、プール独り占めだ!ベランダで朝食をとっている人達の視線を意識しながら優雅に泳ぎだしました。でも、私、実は泳げません、というか、息継ぎが下手なので15メートルに一度は立って心臓を休ませないといけません。で、いつものように立ってはぁっ、はぁっ、はぁっ、とやろうとしたら、あれっ? 足がつかない、そっ底がない~っっっ。
そう、オーストラリアのプールは片側が深いという事実を知らなかったのです。
リゾートホテルの小さいプールで溺れかけ必死の犬かきの醜態をさらしたあげく、なんとか背泳ぎの体勢に持ちこんで息を切らしている私の目に飛び込んできたものはベランダからこちらを見ている人達の視線・・・一往復でプールからあがると上を見ずにそそくさとその場を後にしました。
そう、オーストラリアのプールは片側が深いという事実を知らなかったのです。
リゾートホテルの小さいプールで溺れかけ必死の犬かきの醜態をさらしたあげく、なんとか背泳ぎの体勢に持ちこんで息を切らしている私の目に飛び込んできたものはベランダからこちらを見ている人達の視線・・・一往復でプールからあがると上を見ずにそそくさとその場を後にしました。
だから、ビーチでは波も襲ってくるから遠浅ビーチでないと泳がないんです。だってパニッくりますからねー。