ちょっと前の残念な出来事・・・
環境省幹部「いい懇談会できたと…」 水俣病マイク切り、大臣への報告は6日後「影響拡大を認識できず」 立民ヒアリングに説明 南日本新聞
小沢一郎氏「これはひどすぎる」水俣病被害者団体に対する環境省の“マイク音絞り”報道に怒り
そもそも懇談会設定の目的が違うのではないか。
話を聴いて今後の政策に役立てるのではなく、話を聴いたという事実だけを欲しがっている。
政治家が腐っているから選挙民が目を覚まさなければいけないと思っていたが、それだけではなく官僚も腐っているのだろうか。
それとも、人事権を握られていて、腐った上司に逆らえないだけなのだろうか。
第一、『3分』がおかしい。
大臣のスケジュールと被害者の意見を聞くのとどちらが大切か解りそうなものだが・・・。
一日、いや半日、被害者の現状に向き合うことが出来ないほど、大臣は忙しいのか。
謝罪に水俣市を訪れるくらいなら、端から時間設定などしなければ良いのに。
だって時間は作れたのでしょう。霞ヶ関から九州まで特殊乗車券(航空券?)で出向けたのだから。
発言中にマイク音切り 環境相が水俣病患者団体などに直接謝罪
ということは、この直接謝罪も「謝罪という事実」が欲しいだけ・・・とも考えられる。
・・・政治不信は恐ろしい。
どちらに重きを置くのか。被害者か国か。庶民か権力側か。
内容よりも、会が設定されたという事実が優先されている。
そういえば、ジャニーズの記者会見でも時間設定がされていて、指名される質問者も内々に決まっていたとか。
音は同じですね。
伊藤環境大臣は「私はマイク切ったことについて認識していません」と発言しました。
これも、裏金問題の安倍派幹部たちと同じですね。
『私は知らない・・・』
政治家も官僚も骨のある人が出てきて欲しい。
人の気持ちがわかる・・・そんな人が複数居れば、悪しき慣習も変わるんじゃないかな。