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近江湖西会家族会へようこそ!

精神障がい者の家族と支援者の集まりです。

ある精神疾患者の詩

2018-02-04 20:22:24 | いろんな想い
     
     精神疾患者たちの「世の中との相性」


   時代さ迷う私達は
   常に身の回りの
   全てを汲み取ってくれる
   理解者や仲間が周囲にいないと
   自制心も安心も生まれず
   自分自身の精神疾患のことで
   上の空になることは抑制できず
   そんな理解者に頼りすぎるあまり
   エスカレートして中毒化して
   タフな体験や経験も
   人間関係のストレスまで
   すべて取り持って
   取り払ってもらわなければいられなくなり
   その理解者なしでは
   一人では立って歩けなくなる
   リスクもありつつ
   私達にとっては
   生き甲斐が見つかりにくく
   苦手意識が見つかりやすいご時世です。

   私達はそんな道理に反した
   支援だけを求めていると
   思われて当然ですが
   対等に真面目に先頭を切って
   わたしたちの身の回りの環境作りを
   熱心にサポートして引っ張って
   いってくださる方たちを
   心から求め必要としています。

   そんな熱い支援が当たり前のように
   XX市に存在して
   ごく自然に分別された社会を目指すために
   全ての皆さんに
   私たちのXX市の課題の
   精神疾患者たちの「世の中との相性」の
   改善の大本となることから
   勉強理解して
   マスターしていただきたいと
   願って望んで活動しています。



これを書いた方は感性がするどく自分の理論を持っておられます。

叙述文として書かれたのですが

こうして詩の形式に行を変えると見事な叙述詩になります。

市の固有名だけをXXに変えましたが、あとは一言一句同じです。



この詩人は音楽家でもあります。

この方の詩や音楽がもっと世の中に広く知ららればどんなにいいでしょう。

でもきっとそんなことはこの人は望んでいらっしゃらないでしょう。

こうしてこの小さなブログに勝手に載せたのも無断です。

もしこれがバレて叱られてしまったらすぐに削除します。



でもたいていの人はこれを読んで共感を覚えるのではないでしょうか。

そして気持ちが熱くなるのではありませんか。

   「生き甲斐が見つかりにくく

   苦手意識が見つかりやすいご時世」

というのは今 すべての人にとってもそうだと思います。

この世の中が、XX市の人たちが、精神疾患の人だけでなく

みんなが少しでも生きやすいようになることを

願わずにはいられません。



この詩を書いた方の活動しているグループだけではなく

そのほかの人たちも皆で一緒に少しずつ少しずつ

蟻の歩みのように目立たなくても

亀の歩くようにのっそりとでも

一歩一歩進めていきたいと思っています。











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