大阪芸大ジャーナリズム研究会

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放送局内定者が座談会 先輩に就活のヒント得る

2024-01-28 11:54:55 | ニュース

 1月27日、就職座談会『放送局内定者と語る会』(主催=ジャーナリズム研究会)が開催されました。地上波放送局に合格・内定した放送学科の3人の4年生が、面接やエントリーシートのコツや、メンタルをどう保ちながら就活を乗り越えたかを、エピソードを交えながら語りました。<森下菜穂>


(写真:自身の体験を話す放送局に合格・内定者)

 エントリーシートは何を書いたの?面接って実際どんな感じなの?そんな疑問や、就職活動の進め方などを直接聞くことができるこの座談会には、就職活動を控えた3年生だけでなく、1年生や教員など10人が参加しました。


(写真:話を真剣に聞く来場者)

 登壇したのは、関西の独立テレビ局の総合職に内定した飯田舞さん、西日本の日本テレビ系テレビ局総合職に内定した大坪千成さん、東北地方のJFN系FМ局アナウンス職に内定した菅原涼介さんの3人。
(写真:左から飯田舞さん、大坪千成さん、菅原涼介さん)

 自身の経験を書いたパワーポイントをスクリーンに映しながら、参加した学生たちにアルバイトやサークル活動・部活動が就活にどう活きたかや、面接や筆記試験を受けるうえでやっておけばよかったことなどを話しました。

 身近な先輩の話に、参加した学生は熱心に耳を傾け、メモをとるなどしながら話を聞いていました。

 面接でうまくいったのに結果に結びつかなかったり、志望を変えながら挑戦を続けたりと、体験は三者三様。

 就職活動を控える学生から「面接の手応えは各社で違ったのか」や、「自己PRを上手にする方法は」という質問がありました。

 「(面接の)手応えはあてにならない。ここまで努力して無理ならご縁が無かったという思いで臨もう」、「サークルも、アルバイトも、就活にどう生かすかを考えて組み立てた」など、肉体的、精神的、それに金銭的にもハードな就活をどう乗り越えたかのヒントを語りました。

 会場には、就職活動を控えた3年生だけでなく、1年生や教員、就職課員など10人が参加し、エピソードたっぷりの中身の濃いセミナーとなりました。

 参加した学生からは、「準備しておくべきことを心得ただけでなく、(テーマによっては)準備しすぎることが落とし穴になることもあるのだということを知った」(3年・女子)、「いつからエントリーシートを書き始めたのかや、どのくらいの数の放送局を受けたのかなど、ここでしか聞けない話があった」(3年・女子)という声が聞かれました。

 企画した担当者は、「放送局内定者が毎年いるとは限らないので、次回はいつ企画できるかはわからないという、貴重なセミナーでした。お三方のスケジュールがあうのがこの日しかなく、参加できた学生はラッキーだったと思います」と話していました。



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