大阪芸大ジャーナリズム研究会

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大森一樹監督のトークショー 宝塚と横浜で「追悼企画」に変更

2022-11-18 22:26:40 | ニュース

 11月12日亡くなった、大阪芸大映像学科の大森一樹学科長。映画監督として登壇するはずだった11月20日(日)の「宝塚映画祭」、11月27日(日)の横浜市西区のシネマノヴェチェントの「大阪芸大映像学科特集」の各ゲストトークは、いずれも追悼企画に切り替えて実施されます。

(画像:「宝塚映画祭」の公式サイトに掲載された追悼コメント)

 11月20日(日)、22日(火)、23日(水・祝)に行われる「宝塚映画祭」(会場=「シネ・ピピア」宝塚市売布2丁目)では、映画監督歴45年、70歳を記念して監督作品3本を上映する予定だった「大森一樹スペシャル」を、「追悼特集」として実施することになりました。
 11月20日(日)12時からは、『「さよなら」の女たち』(1987年、東宝、主演:斉藤由貴)の上映に合わせて、大森監督の舞台あいさつとトークが行われるはずでしたが、自主製作映画『暗くなるまで待てない』の撮影を担当し、その後は映画評論家として大森監督と同時代を過ごしてきた高橋聰さんのトークが行われます。
 公式サイトには、「11月には退院するという大森監督からの言葉で、今年の宝塚映画祭は大森監督の70歳を祝うとともに、ご来館いただきお話を伺う予定でした。悲しみでいっぱいです」という、主催者のコメントが掲載されています。

 このほか、11月20日(日)10時からは『風の歌を聴け』(1981年)、14時20分から『女優時代』(1988年)。また、22日(火)17時10分から『「さよなら」の女たち』、19時から『風の歌を聴け』、23日(水・祝)10時から『女優時代』上映の予定。

 「宝塚映画祭」公式サイト =https://www.takarazukaeigasai.com/2022/

(画像:「宝塚映画祭」公式サイから)

 また、11月12日(土)から27日(日)は、横浜市西区のシネマノヴェチェントで「大阪芸大映像学科特集」が行われています。
 最終日の11月27日(日)13時30分から『女優時代』(1988年、近代映画協会・よみうりテレビ、主演:斉藤由貴)の上映に合わせ大森監督がゲストとして登壇するはずでしたが、これも追悼上映会となりました。
 西岡琢也教授の代表作の1つ『人魚伝説』(1984年)、特殊映像美術を指導しているスクリーミング・マッド・ジョージ客員教授の初監督作品『ガイバー』(1991年)、卒業制作『鬼畜大宴会』で知られる熊切和嘉監督の秀作『ノン子36歳(家事手伝い)』(2008年)、大阪芸大を中退した22歳の新鋭、坂田敦哉監督の話題作『帰ってきた宮田バスターズ(株)』(2022年)なども上映されます。

 「シネマノヴェチェント」タイムスケジュール= https://cinema1900.wixsite.com/home

 「宝塚映画祭」について詳しくは、シネ・ピピア 電話0797-87-3565。「大阪芸大映像学科特集」については、シネマノヴェチェント電話045-548-8712まで。

(画像下:シネマノヴェチェントの公式サイトから)


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