この後、クローラー(キャタピラ)を新品に交換を始めましたが、悲劇が・・・
何が悲劇であったのかと言うと、
クローラーの取付部の、アジャスター(油圧シリンダーとスプリングで動輪スプロケットとアジャスター輪の間を伸び縮みさせる機構)を、油圧をかけているグリスを抜くニップルボルトを抜いて、グリスを排出して縮めて、古いクローラーを外して、新しいクローラーをセットした。
ここまでは良かったのですが、ニップルボルトをセットして、今度はアジャスターを伸ばそうとしても、1ミリも伸びない(ToT)
つまり、クローラーを動輪に押し付けられないので、ユンボを動かせない。
ユンボが1ミリも動かせないなら、そのユンボは、タダの粗大ごみ。
そして、その原因を調べてみたところ、裏側から大量のグリスが裏側に漏れており、油圧シリンダーの破損か、クラック(ひび割れ)か、良くてもシリンダーのシール(パッキン)が破れたか・・・
シリンダーの破損かクラックなら、ほぼ修理不可能。
終わった!!!!
とにかく修理方法を見つけるべく、このユンボPC20-6のサービスマニュアルを探すが、メーカー自体も経年のため在庫が無く、ヤフオク等でも見つけられない。
そして、遂に海外サイトで、PDFファイルの有料ダウンロードサイトを見つけて、3千数百円は痛かったけど、ダウンロード。
そして、これを元に整備方法を探した所、もしかしたら、ニップルを抜いたことが原因かもと思えました。
何故なら、普通はニップルを抜いてグリスを排出するのですが、こいつは特殊で、下図の様に
ボルトを数周緩めるだけで、ドレンからグリスが排出される仕組みになっており、一度抜いたことにより、間にグリスと砂が混ざったのもが噛み込んで、シリンダーに届いていないのでは無いか疑惑が浮上してきたのです。
この仮説に基づけば、ボルト自体をきつく締め込んだ状態で、裏側のドレンから、どんどんグリスが排出されていた説明が付きます。
と言う事で、もう一度ボルトを抜いて、グリス混じりの砂を排除して、しっかり置くまで差し込んで、再度グリスを圧入。
やりました。!!!
アジャスターが伸びて、クローラーが張りました。\(^o^)/
これで、粗大ごみにならずに済みました。
まぁ、マニュアルの購入に費用は掛かりましたが、値打ちがありました。
と言う、お話で、悲惨な状態から、見事に生還したと言う事です。
これで新型ユンボ君もフル稼動できそうだから、ミニレース場の設置に向けて、ガバ~~っと廃材を寄せ、谷間に奇麗にすれば、あとの廃釘などを奇麗に磁石で取りのぞくと、簡単なトライアル場にはなりそうだと思うけど、そうは簡単に怒んないか(笑)
まあ、先は長いし、頑張ってください!
一本ずつ、トタンと分離して薪サイズに切断して、薪として使ったりするので、凄く時間がかかります。(^_^;)