いっときだけの「愚痴ノート」

去年から、むしゃくしゃした時に 愚痴や文句を書く小さいノートを作ってました。

ひとに愚痴をこぼしたり文句を言うと
すっきりするどころか自己嫌悪に陥りやすい性分なので
ノート相手なら大丈夫か、と思って始めました。

１年かかって５枚くらい書いたでしょうか
書けば書くほど 心の中に澱みが出来てくるのを感じました。


結局、ひとに話すのと大差なく自己嫌悪に陥るという事がわかり
更に そのノートを本人に見られたら困る、
という思いで気持ちの負担にもなりました。
ほとんど職場の同じ部署の
人間に対する嫌悪感や苛立ちだから
うっかり仕事場に置き忘れたら、エラい事になります。

更に、ひょっとしたら 何かのミスで見られたら…と考えると
あまり歯に衣着せぬ言い方は出来ずに
ついついオブラートでくるんでしまう。

これでは、あまり効用も無いな、と痛感し
本日 今まで書いた分を 景気よく粉々に破りました。

うん、これでかえって少しはすっきりした感じ。

今まで個人的に日記を書いた事のある方々、
私と同じ事を考えませんでした？
誰かに見られるかもしれない可能性を考えたら、
本心なんてそうそう書けるもんじゃない。

今回の「愚痴ノート」は通勤鞄の内部チャック部分に入れていましたが、
それでも「何かの弾み」や「ついうっかり」を考えると恐い。

あえてノートに書くなら、書いた物は書いた直後に破り捨てる、が
ベストなのかもしれませんね。