杏歌の独白

主にゲーム音楽の耳コピー話中心の予定ですが、美味しかった物や日頃思いついた事もつらつらと。

耳コピーに関するたわごと

2015-03-02 | DTM(ゲーム音楽)
25年位前のお話。
以前のブログで書いた様に、レンタルサーバーでの容量制限、
そして通信帯域の関係でmp3よりmidi の方が便利でした。
第一、mp3が置けるサーバーはホント少なかった。

1995年にやっと出来たテレホーダイも23~8時適用だったので、昼間に通信するのは料金に怯えながら、でした。

そのうち回線も次第に快適となり、2001年には24時間定額にもなり、レンタルサーバーも大容量、
mp3も置ける…となると再生するだけで専用の機材が必要なGS、XGを筆頭に、
標準仕様である筈なのにPC付属の音源で鳴らすと笑える楽曲になってしまうGMmidi も次第に陰を潜めましたね。

こうして廃れていったmidiですが、
私個人は頂き物のローランドの音源があまりに嬉しかったのと、
初めて自分一人だけでまともにオーケストラルな演奏が出来た感動を忘れたくない為
ずっと固執してます。

電子オルガン(昔の機種)やバンドでも出せなかったリアルに近い音を使い、自分が好きなだけこだわって時間をかけ、
作り上げる幸せは今でも格別。

ただ、今申し上げた様にもはやmidi自体には、多分需要が無い。

ゲーム音楽に関しても、ニコニ○動画やYou○ubeで
大抵の原曲は聞けるでしょう。
よほどマニアックで、ゲーム自体極度にマイナーでない限り。

それでも、アマチュアながらmidiを作る側としては
自分の手元でいちから音色を選び、
c.c.でエフェクトをかけ、エディターでひとつずつ組みあわせる地味なプログラミング作業が
大好きで楽しくて仕方がない。

オリジナル曲の様に、自分の味が出せるわけでも無いんですが、
雰囲気だけでも出せて、そのゲームを懐かしく思い出して貰えたら
「よっしゃ!」と言いたい。

まあ聞いて下さった方が実際に思い出して懐かしく思って下さったかなんて
全然わからないわけですけどね。

耳コピーをするなら、どんなジャンルでも良い様な感じてすが
一番好きなジャンルがやはり「ゲーム音楽」。

「かまいたちの夜」プレイ中に聞いた
「俊夫の怒り」「闘い」「混乱」の衝撃は格別でした。
あとFF5のタイトル曲があれほど素晴らしくなかったら
本編プレイそっちのけでバッツとチョコボの疾走シーンを
延々と見なかったと思うw

基本、楽譜が出回ってなかったり、
あまり他の人がやってなさそうな曲を耳コピーするのが
楽しいのよね。
コピーしたい曲は、まだまだいーっぱいある。

ただ、時には自分なりのテイストも入れたいので、
他の畑にも首を突っ込んでいきたい。

原曲重視の耳コピー曲の需要、と言えば
もうひとつ思うのが どれだけ原曲に近いか、という事。

スイーツとか、本物そっくりのフェイクを見るのが好きな方が多いように
耳コピーmidi 曲も「どれだけ寄せられてるか」を
ただ楽しんでいる人もあるかもしれない。

思えば私もmidiを作る前はそういう楽しみ方を
してました。

あ、でもこれはコピーしている人が少ない曲、あまり話題にならなかったゲームの曲を選ぶ傾向の私には
当てはまらないというか
明らかに不利ですなw

なにはともあれ、少なくとも原曲やゲームを知ってる方に、
そういう楽しみ方もして貰えるレベルに到達出来るよう頑張っていきたい。

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