杏歌の独白

主にゲーム音楽の耳コピー話中心の予定ですが、美味しかった物や日頃思いついた事もつらつらと。

(雑記)叱ったり、誉めたりとか

2013-03-24 | 日記・エッセイ・コラム
叱られたり、批判的なことを言われた事は
結構あとになっても何度も思い出してしまう。
誉められた事よりも はるかに何度も
脳内再生し、自分を恥ずかしく思い
別の自分に責めさいなまれる。

でも、きちんと叱ったり注意してくれる人は大切ですよね。
年齢が上がるほど、周囲には年下が多くなり
批判的なことも口に出しにくくなってしまうのが現実。


第一「叱る」ってめちゃくちゃ難しいじゃないですか。
感情にまかせて八つ当たりしているかたは
よく見かけますが
純粋に仕事の諸状況や相手の気持ち・立場
叱った後の先々の状況まで考えて
最後まで冷静に叱れる人はなかなか居ないと思う。

かくいう私もひとを「叱る」事が非常に不得意で嫌い。
やむを得ず、職場でミスを注意した場合も
つい感情が入ったり、相手が気の毒に思えて
尻すぼみになったり
自分のこれまでの失敗を思い出したりして
逆に「自分がこんな偉そうな事を言っていて
いいんだろうか」と
後々 相手より(多分)凹んだりします。

うちの同僚は、2人とも私より年下の異性でして
私に対しては、きっと、絶対 要望を言いにくい。

なので、打ち合わせ・引き継ぎの際 特に相手の
言動に注意し、ひょっとしたらと思うことは
「こうしましょうか?」と極力こちらから持ちかけるパターン。

きちんと「叱る」行為は、いつになっても
出来ないままなのかも しれませんねぇ。
反省。

でも、「誉める」ことに関しては別。
相手の中で、自分が「あ、この人のこういう所 好きだな~」と
思える所を見つけたら躊躇なく誉めます。

ただ、誰にでも「躊躇なく」と言うわけではなく
好感を持っている人でなければ
誉められないのが 私の不徳のいたすところ。
「誉める」なら心から「誉める」が信条なもので。

正直いって、生理的にダメとか 顔見るだけで
不愉快になる、というケースは
残念ながら実際にある、と思います。

(面と向かって言われたことは無いけれど
きっと私もこの世のだれかにとっては
そういう存在)

この先、そういう相手に対しても心から
褒められるほど人間ができたら、そうなりたいとは思いますが
とりあえずは、心から言える方々に対しては
賞賛の思いを形にして、相手に渡したいと思う。
(好きだと思えない人に対して
あえて誉める必要があるのかどうかは置いといて)

あーこんな事を書いていると「いい子ちゃん」ぶってると
思われるでしょうが、仕方ない。

人を褒めると、相手からは
「コビを売ってる」とか「何か下心があるのか」とか
勘ぐられる危険性がつきまとう。
「八方美人」キャラだと思われるのも腹立たしい。

(現実世界では「好きな人以外からは石を投げられない程度に
嫌われていても構わない」という姿勢の、
付き合いの狭い人間なんですよ。)

でも、自分が褒められるちょっとした事は
嬉しいじゃないですか。
今までどんな事を言われたか、なんて
クソ恥ずかしくて書けませんが
言って貰えた事は 何度も何度も
牛のように反すうして喜んでます。
midiに関して書いて下さったコメントも同じですね。
凹んだ時とか何度も読んで救って貰ってます。

だから、私も自分が思った正直な賞賛は
おそれず相手に渡していきたい。
信じて貰えなくても、自分がお調子者だと思われても
心に閉じこめてしまうよりは
有効活用じゃないですか。

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