忍山 諦の

写真で綴る趣味のブログ

余呉湖を歩く~2012晩秋

2012年11月27日 | 余呉湖を歩く

      2012晩秋

琵琶湖が現在よりも数倍の広がりをもっていた太古の時代
余呉湖は琵琶湖の一部だったと言われる。

  

今は賤ヶ岳が中に割って入り、水位も琵琶湖より49メートル高い。

  

晩秋の今、湖岸は秋の衣を少しづつ脱ぎ、冬の装いへと変わり
つつある。

  

鏡湖と呼ばれた、かつての名残を今も留め、湖面は湖岸の秋を
浮かべる。
鳰か小雁か、水鳥が水面に点々と群れ憩う。

  

賤ヶ岳の山頂に立って見下ろす余呉湖は、ただただ静か。

  

振り向くと、淡江の海が、葛籠尾崎の南へと無限に広がる。

  


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