忍山 諦の

写真で綴る趣味のブログ

湖畔に春のたより

2017年02月05日 | 琵琶湖の旅
太古、琵琶湖は現在の場所よりずっと南東に位置する三重県の伊賀市のあたりにあった古琵琶湖が、地殻変動により長い時間をかけて徐々に西北へと移動し、約500万年前に比良山系の山々に押し止められるよいにして現在の位置に落ち着いたといわれている。





滋賀県の約5/1の面積を占める琵琶湖は南北に長く、春のおとづれは北陸性の気候が入り込む北湖と太平洋性の気候が支配する南湖周辺とではかなりのづれがある。





南湖一帯で草木が芽吹きはじめても北湖周辺ではかなりの地域はまだ雪に閉ざされ、峰々は雪をかぶったままである。





北湖の巾着部にかかる琵琶湖大橋の東詰に近いここ滋賀県守山市のなぎさ公園も、その渚に立つと対岸の湖西地方はまだ所々雪に閉ざされ、雪をかぶった比良山系の山々が屏風のように連なっており、沖島の背後には遠く厚い雪を纏った伊吹山を望むことができる。





でも、琵琶湖の東岸にあるここなぎさ公園はもう春といわんばかりに菜の花が満開している。





ベンチにかけるとあちらこちらから菜の花独特の春の香りが漂っている。





ここのところ寒気がたびたび居座って雪や寒風に悩まされる日本列島も、合間合間に春を感じさせる暖か日がやってくる。





立春を迎え、このあたり一帯には春の便りが日々届きつつある。





1 コメント

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Unknown (琵琶湖のK子)
2017-02-12 09:31:21
なぎさ公園の菜の花の黄色と雪の比良山系と蒼の琵琶湖にブルーの空きれいですね 
滋賀に住み心の癒される瞬間です。先週の暖かい日には私も湖岸を散歩しました。
もう1ケ月余りもすれば桜の蕾も膨らんできます早いですね
今年も桜の咲くのが見れそうです
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