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平家のユーモア、男衆が披露 鹿児島の島で諸鈍シバヤ http://t.asahi.com/45xv
演目「スクテングヮ」を披露する男衆=5日午後2時10分、鹿児島県瀬戸内町の加計呂麻島諸鈍 記事「平家のユーモア、男衆が披露 鹿児島の島で諸鈍シバヤ」より
奄美群島の加計呂麻島諸鈍(しょどん)集落(瀬戸内町)で16日、紙のお面をつけた集落民が踊る「諸鈍シバヤ」があり、ユーモラスなしぐさに観衆が沸いた。
ユーモラスな踊りで観衆を沸かせた諸鈍シバヤ=加計呂麻島
シバヤは芝居の意味。踊り手は子どもからお年寄りまでの男性。独特のかけ声に重ねた三味線や太鼓、指笛の伴走に合わせ、「ククワ節」や「スクテングヮ」など11の演目を演じた。
約800年前に源平の戦いに敗れて逃れた平資盛一族が、島の人々に教えたとの言い伝えがある。島内外から大勢の観光客が訪れ、国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統文化を堪能した。
約800年前、壇ノ浦の戦いに敗れ、喜界島などを経て加計呂麻島に逃れた平資盛(すけもり)一行が、島民と交流しようと踊りを広めたとの言い伝えがある。毎年旧暦の9月9日で、今年も三味線や指笛、チヂン太鼓に合わせて棒踊りや鎌踊り、人形劇など11演目が披露された・・そうだ。是非一度見たいものだ。
全国に、平家の落人伝説は存在している。それだけ平家の武人としての勢力は、絶大だったのだろう。