
廃止決定で「豚めし」人気急上昇 「やめないで」「なぜだ」と大騒ぎ
牛丼チェーン大手の松屋フーズがメニューの「豚めし」を2012年1月9日で廃止すると発表したところ、ネットで「松屋に駆け込んで豚めし食べる!」「やめないでー!」「なぜ、無くなるんだ?」などと大騒ぎになった。
発表があった翌日の6日にネットでは、「牛より豚好きだったのに、なぜだあああああああああ!!」「やめないでー!」などと大騒ぎになった。
事情は良く知らないが、牛めし値下げで手間と時間が掛けられなくなるということらしい。過当競争のしからしむところだろう。「すき家」は2009年4月23日で豚丼を廃止。
一方、「吉野家」も11年12月にやめるにはやめたが、焼いた豚肉を使った新メニュー「焼味豚丼 十勝仕立て」(豚焼丼・豚焼定食)を投入、本格展開する構えだ。まさに牛丼チェーン戦国時代だ。
【吉野家ホールディングス(9861)】は2011年12月7日、同社の子会社である牛丼チェーン店吉野家において、新商品「焼味豚丼十勝仕立て」を同年12月8日午前10時から、全国の吉野家で販売を開始すると発表した。価格は並盛380円・大盛480円。豚焼定食十勝仕立て(490円)も同時に登場する(【発表リリース、PDF】)。 豚豚焼定食 十勝仕立て(490円)を食べてみた。ボリュームは、若い人にも十分だろう。また添えられているコールスローの分量も多く満足できる。 問題は味。ネットには、「焼」と称しているが実際は焼いておらず、焼いたタレを絡めただけだという意見もあった。しかし筆者の食感では、一度焼いた豚肉をタレに絡めながら煮ているのだと思う。そうでないと、あの香ばしさは出ない。味もまずまずではないだろうかという気がした。
|