
「イカの塩辛」手造り本格バージョン
以前に blog 「手作り・烏賊の塩辛で一杯」 で即席の「イカの塩辛」の作り方をご紹介したことがある。
これはこれで簡便に作れてしかもウマイ。ただこの即席塩辛は、本格的な烏賊の塩辛ではない。あえていえば、その実態はイカの刺身である。
言い替えると、烏賊の刺身に醤油を付けて食べるかわりに、イカのワタ(ミソ)を付けて食べているに過ぎない。
だから作ったら熟成させずに、直ぐ食べきった方がよいのだ。
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やはりコクがあって味の深い本格的な「烏賊の塩辛」をどうしても食べてみたかった。
そこで 本格的な 烏賊の塩辛 に挑戦してみた。
即席との違いは、烏賊のワタと身を塩漬けにして一晩寝かせることだ。
ほかの手順は同じなので、前稿 blog 「手作り・烏賊の塩辛で一杯」 をご参照下さい(下記 添付)。
写真㊤の左上にあるのは、白子。甘辛く炊くと珍味だ。
①切り分けたワタは塩漬けにして一晩冷蔵庫で寝かせると、大量の水分と臭みが出てしまう。
↓
②身も同様に、塩を振って保存する。 それを切り分ける。 身も塩蔵することにより、大量の水分と臭みが出てしまう。
↓
③②に①のワタを混ぜて冷蔵庫で保存、熟成する。出来上がりは、㊦の写真の通りだ。
今回の本格的塩辛
前回の簡便法の塩辛
以前、簡便法で作った即席の塩辛と比べて、水分が少なく、コッテリとしていることがわかる。
正月用にトライしてみてはいかが?