一時停車で車が停車する位置は（停止線）？

一時停車で車が停車する位置は（停止線）？

どうも近頃は体調がよくない。

今朝も水泳に行くのに朝

「おい！オレは少し体調がよくない。きょうはお前の車に乗るよ、いいか？」

「いいよ・・」と言うことでカミさんの車でプールに行った。

家を出て坂を下った曲がったところに信号がある。

大型バスが来るので一時停止線は相当控えていて信号からかなり後方の坂の途中にある。

助手席で前を見ると、信号機のシグナルがよく見える。

我輩が運転して居る時とは、かなり様子と感じが違う？

はて？停止線から随分と前に車は出ているな～と、窓から停止線を見ると停止線は車の真下にある。

ここで文句を言うのもなんだから？と思って黙っていた。

それからは、その後の信号で車が停車するたびに車の止まった位置をさりげなくチェックした。

すると車が停車した時は全てが車が止まった位置は停止線の真上である。
（車の中心に停止線が横たわっている）

おい・おい　カミさんはこんな運転をしているのか？怖いな～～

１０分ばかり走ったとこで久里浜駅のそばの引き込み線の停止線で止まった。

停車位置を見ると、また、停止線の真上に車は止まっている。

これはよくないと車の前を見て確かめる。

如何に小さな車とは言え、若しも列車がくると、フロントの先が列車に当たるのでは？と思うとぞ～とした。

この引き込み線に列車が通ったことは見たことがないが・・・。

一応　鉄道線路なので停止線は引いてある。

その踏み切りを渡ると後は久里浜の大通りを一直線だ。

ここは桜並木で春の桜は見事に咲く。

パーク・ゴルフ場の先を右に曲がり「花の国」プールに着く。

車を降りた時に

「おい　お前の運転は怖いぞ！一時停止線はいつも乗り越えて車の真下だ！」

「あれはよくない・・・」

「そう、別に気にしてないが、いけなかったかしら」ケロリとしている。

確かに停止線では停まっているから違反にはならないだろう？

「自動車学校では停止線は車のフロント・バンバーのところで停まると習わなかったか？」

「さア～どうだったかしらね～」何しろ４０年以上経っている。

「兎に角　停止線は乗り越えるな！」と言ってプールに向かう。

帰りも気をつけたが、相変わらずだ！

もう　言ってもしかたないか？

スッカリ身に付いているようだ。

ひや・ひやしながらなんとか家にたどり着いた。

もう　カミさんの車に乗るのは止めよう。

怖くて右足が突っ張った。

（我輩もブレーキを力一杯踏んでいた＝実際は足を突っぱららせていたに過ぎない）

何しろ助手席に乗っていても一時停車の所では無意識のうちに右足でブレーキを踏んだ気に成り右足を押さえ込む。

カミさんの車から無事に降りた時はほっとした。

よくこれまで事故を起こさなかったものだとカミさんの運が強いことに驚く。

この車の２台前にはカミさんは「サイノス」に乗っていたが交差点で横から普通乗用車にぶっつけられてフロントのエンジン部分をペシャンコにされたことがあった。

どちらが悪いか？知らないが？あれは、この停止線を越えていたのかも？

「サイノス」は非常に高性能で出足がよくてスピードが出た。

小型でスポーツ・カータイプだった。

エンジンは１５００ｃｃでもタイヤの幅は広くキイ・キイと喚きながら走る。
まるで暴走おばさんのようだった。

見ていても、とても危なくコリャ・イカンと思った。

そこでカミさんが交差点での衝突事故を起こした時にエンジンを潰したのだ。

不思議と怪我は全くしなかったのだ。然しエンジンはお釈迦になった。

我輩は見なかったのでよく分からないが修理には購入代金の半分が必要と言われたのだ。

それを機会に今の小さな車に我輩が無理やり変えたのだ。

カミさんは文句は言わないが、時々サイノスを懐かしがる。

それも仕方ないがね！なにしろ

今の車は１０００ＣＣだ。

我家に帰る坂道を８０ｋｇの我輩が助手席に同乗した時は小さなエンジンがガン・ガンと音を立てて喘ぎながらのぼっている。

気の毒になるくらいだ。

カミさんはそれでも文句は言わない。

先日も「絵の先生から○○さんの車は可愛いね！」と言われたと笑っていたが、まァ当分はこの小さな車で我慢をしてもらう。

車を降りたときに

「おい　停止線ではその線の手前で止まれ！これは命令だ！」といいたかった・・・。

と言ってもカミさんのことだ。

「そうするよ・・・」で終わりだろう。

我輩も、もう乗ることは余りないから判らないが？

事故だけはしないでくれと祈るだけだ。

同じことをカミさんも我輩に言っている・・・・。

ことによると我々は　今　話題の「認々夫婦」？かも？

きょうは驚くほど暖かい日で２０度近くあった。

数時間　屋外で日向ぼっこをしていた車内は暑いほどだった。

水泳の後は身体が火照る。

久し振りに窓を開けて走った。