ヒャ～食った！食った！

ヒャ～食った！食った！

きょうは曇っていて少々肌寒い日だ。

部屋にいても暖房は入れている。外はかなり寒そうである。

庭の寒暖計は１８度を示していた。

「おい！昼飯どうする？」

「何がいい？」

「そうだな～蕎麦がいいな～」

「蕎麦ね～～」なんだか、めんどくさそうだ？

「おい！　たまには、あそこの蕎麦屋に行くか？」

「それがいいね～」と言うわけで急遽　我家から歩いて３分の近所にある蕎麦屋に行くことになった。

外は少し風があるが、冷たい風だ！こりゃ～もう冬だな～と思う。

そういえば四季の月はどうなのだろう？

四季

秋は確か９月～１１月までだったと思うが？今はそれさえ直ぐに出てこない。

早速　辞書でしらべると秋は立秋から冬至の前日までとなっていた。

つまり９月～１１月迄をさしている。それから言えば現在は未だ晩秋だ。

冬は陰暦で１０月～１２月となっていた。

でも今年はなんと寒いことだ。

短い距離だが、ぶらぶらと歩きながらお店に行く。

途中　何処だったか？車庫に駐車している車のナンバーを見て思わず噴出した。

「どうしたの？」と言うカミさんの問いかけに我輩は黙って、そこの車のナンバーを指差した。

カミさんもそれを見てニッコリと笑った。

車のナンバーは「○○―○○」だった。

例えば８３―２９（ＣＭでお馴染みの“はみ肉”）のような感じ・・・。

そうこうしているうちに直ぐにお店に着く。

お店の前にあるウインドウを一応　覗く。これは何時も通りの習慣である。

既に食べるものは、ここに来るまでに決まっているからだ。

お店で注文したのは、何時ものように我輩は“天ザル”の大盛りでカミさんは普通の天ザルであった。

暫く待って注文の蕎麦がくる。

ここで食べるのは何ヶ月ぶりか？きょうの蕎麦は少々かためだった。

これでは歯の弱いカミさんは無理かな？と思ったが我輩は　まぁ　まぁ　だった。

食べるのが早い我輩が全て食べ終わっても未だカミさんは蕎麦に手を付けていなかった。

我輩は文庫本を出して読み始める。

かなり、経って・・・

「もう　いいわ」とカミさんが箸を置いた。

見ると蕎麦には殆ど手をつけていない。

「おい　その蕎麦食べないのか？」

「少し硬い・・・」どうも歯が立たないようだ。

「こっちに寄越せ・・俺が食べる！」

「未だ食べるの？」既に我輩は１．５人前は食っている。しかも天婦羅つきだ。

「うん　そんなに残してはお店に悪いよ・・・」変な理屈を言ってカミさんの蕎麦のセイロ（蒸篭）を引き寄せた。

カミさんの蕎麦を食べ終わった時は　流石にお腹は一杯になった。

よくも食ったものだ。少々苦しい！！！

「そんなに食べて大丈夫？」そう言われれば、些か食べ過ぎた感じだ。

お店を出て家路に付く。と言っても非常にユックリ歩いて５分と掛からない。

家の居間に入るとカミさんは目の前に花を置き早速　水彩画のスケッチを始めた。

我輩はこうしてパソコンのブログを書き始めた。

こんなに蕎麦を腹一杯くったのも久し振り！

「余は満足じゃ！」



今　読んでいる時代ものです。

”くそ爺”はそう言って、先ほどの文庫本の続きを読み始めたのだ。

PS:またしても肝心なことを忘れていた。

我輩が「久し振りに蕎麦を腹一杯食った」と言った時にカミさんが、

「今晩の食事は抜きね！」とぬかしたのだ。

手抜き？？食事抜き？　よく”手間抜き”を思いつくものだ。