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風琴抄

ふうきんしょう…オルガンや聖歌、庭、日々の出来事

インターナショナルな夏でした

2015-08-16 | ヨセフのオルガン
オルガン祝別のミサ、ビルダーさんへの感謝の集い(感謝状とプレゼント贈呈)を終えて、送別ランチ会へ。
片言ではありますが毎日、外国の方とお話ししてた日々もこれでおしまい。

年明けに、ドイツ語会話の本を買いましたが…
初対面の挨拶と自己紹介まではがんばったものの、
その後使ったのは専ら「Guten Tag」と「Bis morgen」だったような。
結局、ドイツ語単語混じりの限りなく怪しい英会話で乗り切りました(笑)
そう考えると、やっぱり英語ってありがたいですね。
ドイツ語は大学で第二外国語で取っただけで、あとはドイツリートや第九を歌うときの発音だけ。
ビルダーさんのファーストネームにはウムラウトの発音があって、
考えながらだと発音できるのですが(学生時代、声楽の時間にはウムラウトほめられてたんですが)、
タイミングを逃してしまうので、結局はカタカナ発音で呼びかけてました(苦笑)

そういえば、ポルトガルのスカウトご一行にいらした神父様に、
長男じゃんの様子(病気や障がいのこと)や名前の意味を聞かれ、
英語とラテン語(単語)の片言をひっかき集めて必死で説明したことも…
これが一番大変だったかな~脳内エンジン全開、身振り手振り、笑顔を駆使してなんとかクリア(汗)

人生最大?の、インターナショナルな夏は、こうして過ぎていきました~.+:。(*´v`*)゜.+:。




AD MAJOREM DEI GLORIAM

2015-08-16 | ヨセフのオルガン
AD MAJOREM DEI GLORIAM
より大いなる神の栄光のために

神様の時が満ち、たくさんの皆様のお祈りと支援、そして職人さんの技が集まって、
私たちの教会にオルガンが設置され、祝別ミサが行われました。神に感謝。




聖母被昇天の祭日に

2015-08-15 | ヨセフのオルガン
「納骨堂に眠る家族が、いつもオルガンを聴けるように」
切なる願いからのオルガン指定献金をいただいたことで、私たちの教会のオルガン建造計画は一気に前に進みました。

あれから1年近くたちました。
8月15日、聖母被昇天の大祭日であり、墓参式(納骨堂参り)が行われるこの日、
納骨堂に眠るすべての方々の為に、ミサに先立ってフォーレのレクイエムより「ピエ・イエス」を弾き、
新しいオルガンでの典礼奉仕がはじまりました。

その日の夕方、福島から保養プログラムにご招待したご家族とともに、教会主催の納涼パーティー。
歓迎の気持ちを込めてオープニングでミニコンサート、そしてオルガン見学・体験の時間を持ちました。
子どもたちに囲まれたオルガン、その幸せな風景です。

マリア様が天にあげられた日、
遠い昔、フランシスコ・サビエルが日本に上陸した日、
そして終戦記念日でもありお盆でもある、この日。
この地に生きる者、永遠の眠りについた者をつなぐ、
特別な役割を果たすこの楽器にとって、ふさわしい日に用いられ始めたことに感謝。


オルガンの昼

2015-08-12 | ヨセフのオルガン
毎日、ビルダーさんたちのお昼休憩の時間を狙って?
練習させてもらっています。
他にも、チラシを刷ったり楽譜棚の整理をしたり、
いろいろな用事があるので、毎日何時間も教会に居ます、日によっては弁当持ちで(笑)
夏休みで、本当に良かったです。

神々しい音

2015-08-09 | ヨセフのオルガン
ミサの後、オルガン奉仕者5名での試奏、聖歌隊との合わせをしました。
今日が初めての試奏3名、心なしかウキウキ、ドキドキ、
代わりばんこに前の方に立って、どんなふうに聞こえるか、歌声とのバランスはどうか等をチェック。

ある聖歌奉仕者のつぶやき「音が神々しい…」

・・・典礼憲章にも書かれてあるように、
「パイプオルガンは、その音色が、教会の祭式にすばらしい輝きを添え、
 心を神と天上のものへ高く揚げる伝統的楽器として、
 ラテン教会において大いに尊重されなければならない。」 ・・・なのですね。

いつも、祈りの歌声を支える楽器でありたいし、オルガン奉仕者でありたいです。

至福の試奏タイム

2015-08-08 | ヨセフのオルガン
ビルダーさんがお昼休憩に出る時間に(電子オルガンで)練習しようと教会へ行くと、
「これとこれと(←整音が終わったストップ名)…弾いてていいよ」と言われ、

え、いいのいいの?弾いちゃっていいの?~~~わくわく(^v^)

思いがけなく訪れた初めての試奏の機会。
最初はタッチを確かめながらおそるおそる…
おそらく1時間近く弾いてたと思います。
Montre8'の元気な響きも、木管Bourdonの愛らしい音も鳴ってるよ、
Salicionalつけてもらってほんとに良かった、
うわ~~~嬉しすぎてもうどうしましょって、舞い上がってるし(爆)(爆)
アタマを冷やしつつ、当面弾く曲をさらい…

そうこうしてるうちにもう一人のオルガン奉仕者も練習に現れたので、
彼女にも試奏してもらいました。
弾きやすい楽器だねと彼女。私も同感です。

工期や祝別ミサや記念コンサートその他もろもろ、考えなければけないこと山積みなのですが、
しばし忘れて、お昼ご飯も食べずにオルガンと至福の時を過ごしたのでありました。





整音始まる

2015-08-06 | ヨセフのオルガン
暑さと慌ただしさでなかなかupできませんが、
オルガンの組み立て作業は順調に進んでいるようです。
今日、夕方寄ってみたら、整音作業が始まっていました。

Bourdon

2015-08-01 | ヨセフのオルガン
木製パイプです。

なかなかupする余裕がなくて…
今日は司教様方はじめカトリックスカウトの皆様をお迎えするレセプション。
お手伝い、行ってきます~~~

オルガニストのたまご

2015-07-25 | ヨセフのオルガン
近隣地区の教会に通う子どもたち(小~大学生)を対象とした、オルガン体験会の第1回目。
参加者の皆さんは、パイプオルガンとはどんな楽器か、
到着したばかりのオルガン部材を見学しながら、レクチャーを受けました。



未来のオルガン奉仕者養成への種蒔きとなれば…
そしてこういう動きが、よその地区へ、日本中へと広がって欲しいと切に願います。



オルガンの三要素は…ふいご、鍵盤、パイプ…です。

到着

2015-07-24 | ヨセフのオルガン
台風等で当初の予定より遅れ、どうなるかと思いましたが、
遠くドイツから、私たちのオルガンが届きました。
朝早くから、オルガン委員、オルガン奉仕者、典礼部員、有志の信者や神父様がたと、
コンテナ一杯に積み込まれた部材を、2時間かけて下ろしました。
誰か怪我してしまわないか、本気で心配でしたが、作業は無事に終了、
荷物の半端ない重さとは反対に、皆さんのはじけるような笑顔が印象的でした。
(大きな部材を運ぶ姿が十字架の道行に似てるとか似てないとか…教会ならではのジョークも^^)
その後すぐに、工事を始める前のお祈り(起工式みたいなものです)、
皆さんでいただいた作業後のアイスクリームの美味しかったこと。
出勤前に手伝ってくださったかたも何人もいらっしゃいました。
神様と皆様にただただ感謝です。


Es freut mich sehr

2015-07-20 | ヨセフのオルガン
怒涛の1週間が過ぎました。
まだオルガンは届いていません。
そして、ビルダーさんが先にいらっしゃいました。
内輪の歓迎会で、怪しい英語の片言と、もっと怪しいドイツ語の単語を並べ立て、
英語の堪能な神父様とドイツ語が堪能な日本人ビルダーさんの通訳でなんとか会話が成立?
楽しいひとときでした。

お料理の写真さえ撮るのを忘れておりました。
写真は日本人ビルダーさんにいただいた美味しいパンです。
すごく美味しくて好きなの~いつもありがとうございます♪

今週中にはオルガンが到着して組み立てが始まると思います。たぶん(~_~;)


オルガンの夏がはじまる

2015-07-13 | ヨセフのオルガン
本日、勤務終了~一足お先に夏休みに入りました。
ウキウキしてて?傘忘れて帰っちゃった…(^^ゞ

そして、台風の影響で少し遅れましたが、オルガンは無事、入港したようです。
遠くドイツの港からの長旅、お疲れ様でした。


鬼編(笑)

2015-07-07 | ヨセフのオルガン
そろそろ原稿集めを考えないといけない時期なので、
オルガンだより(オルガン完成特集号)と演奏会プログラムとオルガン紹介パンフレット、
どこに何を載せるか、考えて絵コンテ(=紙になぐり書き)を作る作業中。
完成したら教会HPにもオルガンのページを作ってもらうのでそちらのプランも。
仕事を皆でうまく分担できるように、その段取りです。
演奏会チラシと整理券、CDのジャケットについては、別のかたがすでに取りかかってくれてます。
聖歌・オルガン奉仕者用のステキな名札も…♪

今日、補強工事や電気工事、十字架の道行移設等、各種工事の見積もりが来ました。
オルガンの到着も、もうすぐ。
練習も、必死(苦笑)



勉強になります

2015-07-04 | ヨセフのオルガン
来週、日本に到着する予定のオルガン関連で、通関代行業者と連絡を取ったり、
税関を通す準備の書類を作ったりと、生まれて初めてのこと尽くしで今週は終わりそうです。
輸入代理店(楽器会社)を通せば、こういう仕事は全て代行してもらえるのでしょうが、
私たちは現地のオルガン製作会社と直接取引しているので、こういう交渉も自分たちで。
おかげで、いろいろ勉強させてもらってます。
それにしても、オルガンの輸入関税ってどのくらいするのか…見当もつきません(@_@;)


ご心配なく

2015-06-27 | ヨセフのオルガン
工務店との打ち合わせが入ったとのことで、急きょ呼び出されて教会へ。
壁面の補強工事、電気工事、十字架の道行(木彫プレート)の移設、聖歌表示板、洗礼盤移設…
ひとつひとつ、説明して、写真や図面をお渡しして。
先週発行したオルガン便り「プネウマ2号」もどうぞ♪

オルガンがくるということは、ただオルガンが作られて聖堂に置かれる、ということではなくて、
それに付随して、ハード面ソフト面で、考え、計画し、実行していくべき、見当もつかないような事柄がいかに多いか。
日々、痛感しております…(´・_・`)

「いや~こんな仕事は初めてです」と当惑顔の、工務店の社長さん。
ご心配なく、私たちだってパイプオルガン建造に立ち会うのは初めてで~す(^▽^笑)