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風琴抄

ふうきんしょう…オルガンや聖歌、庭、日々の出来事

帰省+倉敷

2018-09-18 | 旅・旅先のオルガン
夫ぱうろ君の代休を利用して、急きょ帰省することになりました。
新幹線大好きの次女ろざも一緒に、総勢4人です。



新幹線さくら号。
今回は、多目的室(個室)ではなく車いすスペースを予約。



まずは教会へ。
この日は「広島教区の日」
国際ミサ、ダイヤモンド・金・銀祝パーティーです。
オルガン裏にある納骨堂に眠る父のお参りも。
懐かしい方々にもたくさん会えました。



母の見舞い(ショートステイ中)に寄ってから実家へ。
弟れおくん、長男を診察中(笑)



実家は母がショートステイに行ってるので、まるで貸別荘状態でした。
お嫁さんの手を煩わせないように、朝、寝具はすべて洗濯して、
夫ぱうろ君は、浴室をピカピカに掃除してくれました。



今回はレンタカー移動にしました。
ラクティスのスロープ車だったんで、便利でした。
新幹線の時間まで少し余裕があったので、倉敷に。



とはいえ、大原美術館に入るほどの時間はなくて、
美観地区をぶらぶら歩いただけですが、
天気も良くて、楽しかったです



じゃんのシャツと、マステを買いました。



帰りは、のぞみで。



帰宅して、岡山駅で買ったお弁当を夕食にいただきました。



津和野再発見

2018-08-31 | 旅・旅先のオルガン
8月の終わりに、3人で津和野へ行ってきました。
乙女峠まつりのときは、行ったらすぐに聖母行列、ミサに与って、遅い昼ご飯を食べて、
通りの店で源氏巻買って帰る…というあわただしさ。
まつりじゃない津和野に行ってみたいね、という思いがかなうことに。

津和野に道の駅があることさえ知らなかった~~
ということで、お昼ごはんは道の駅で。



ふわふわオムライスデミグラスソースかけ。
長男じゃんでもそのままいただけました!
津和野茶(野草茶)も美味しい!リピーターになりそうな予感。



畳にステンドグラスの光を映す聖堂。
リードオルガンが似合います。



行くたびに撮ってる、書いてるような気がしますが、
この、脇祭壇の一角がいちばんのお気に入りスポットです。

聖堂の横には小さいですが、殉教資料館があって、
潜伏キリシタンや迫害、殉教、明治期からの古い聖書などの資料が展示されています。
そこもまつりの日にはとてもじっくり見る余裕もなかったのですが、
神父様が説明してくださいました。
ここの神父様は、以前うちの教会にいらっしゃったかたです。



安野光雅美術館。
行きたいと思いながらも行けないでいた場所についに!



別館は、学校のようなしつらえになっていました。
も、もしかしてこの後ろ姿は…!



そうとう古い型のリードオルガンでした。
残念ながら乱暴に取り扱われたらしい傷が痛々しく、
修理もされていませんでした(泣)
よみがえったら、この美術館ならではの活用法がいくつもあるような気がしますが…残念です。



今回の主目的。
ゆえあって、英文での津和野乙女峠の紹介文をいただくためでした。
それと、懐かしい神父様にお会いしがてら、
「まつりじゃない津和野」を楽しむドライブでした。



津和野のおみやげ。



夫ぱうろ氏の主目的は、黒い金魚。
まつりのときに買った2匹の金魚に
この黒の金魚を買い足したかったそうです、ワケワカラナイ。。。

じゃんもずっと体調が良くて、お天気もなんとかもって、楽しかったです。
次はまた、家族で行きたいね。

倉敷教会

2018-08-05 | 旅・旅先のオルガン
学生時代に「信徒使徒職養成講座」に通っていたころは旧聖堂だったので、
この聖堂は初めてです。



現代的な聖堂だけど、落ち着くのは、ウォルナット材だというベンチが並んでいるからかも。



正面のステンドグラスと壁面のモザイク、そして聖櫃まで一体化でデザインされています、
柔らかい色合いに惹かれました。



オルガンは電子で、ヨハネスだそうです。
音色はとても良いと思いました。



備前焼陶板の十字架の道行は、現代的過ぎて?御絵が添えられているそうです。



楽廊に置かれたパイプオルガンは、残念ながら老朽化してほぼ使っていないそうです。



手作りケーキと白桃でおもてなししていただいて恐縮でした。



手作りマドレーヌのおみやげまで…ありがとうございました(๑>◡<๑)



卒業おめでとう

2018-03-26 | 旅・旅先のオルガン
卒業式、残念ながら保護者は別室でした。
この大学に行くことを後押ししてくれたおじいちゃんも、きっと天国で見てくれてるね。



朝の通勤ラッシュも、キャンパスの雑踏もなんのその。



着付けの練習した甲斐がありました。


桜満開・母と娘の休日

2018-03-25 | 旅・旅先のオルガン
京都駅を出て東京駅に着いたのは18時半ごろ。
待ち合わせ場所では、満開の夜桜が迎えてくれました。




翌日、枝の主日のミサはこちらの教会へ。



桜の下での枝の行列は初めてかも。



カリスマ神父さんのミサでした。
先日の、叙階式の話題が出てビックリ(笑)


ミサの後は、NHK「ハルさんの古カフェ系」で紹介された古カフェへ・・・
今回の東京、唯一の観光?かも。



テレビで見たまんま(当たり前)



金魚が泳ぐ水槽も…



ランチと、



お茶しておなか一杯。

それから、カトリック吉祥寺教会へご聖体訪問。
ついでにパウロ書院で教材探し。



オルガンは、聖堂の大きさにしては少し小さいかもしれません。一段鍵盤の楽器でした。



回数の多さに驚きます。




行列のできる和菓子屋さん、
ほんとに並んでました~~~



衣装の材料を購入、
今回の、上京の目的のひとつでした。




京都5時間スピード巡礼6番勝負

2018-03-24 | 旅・旅先のオルガン
なんてタイトル(笑)
何しろ、東京に行きがけに京都で途中下車して滞在時間は約5時間、
大学時代の友人てれじあさんに連れて行ってもらっての、早送り京都市内巡礼でした。
ちなみに京都だけど神社仏閣はナシ、カトリック教会と修道院だけ(笑)



この大荷物は何でしょう?
楽器でも武器でもありません。袴と着物一式が入っています。
宅配で手違いがあっては困るので、着がえを送って袴と着物は自分の手で運ぶことにしたわけです。
なんでも袴に無駄なしわがよらなくていいというケースでしたが、かさばるし、重かったです!!!
・・・もう1度言います。重かったです!!!!!

てれじあさんが運転する車で、まずは京都のカテドラル(司教座聖堂)であるカトリック河原町教会へ。



カテドラルとしてはあまり大きくない聖堂です。
神の幕屋をイメージしてるのかな?
ステンドグラスが素晴らしいです。



内陣はこんなふう。



特に、十字架の道行がステンドグラスで表現されているのに驚きました。
色合いが、緑系と紫系で、何とも美しい・・・



2階楽廊にオルガンが見えました。
ここのオルガンは、わたしたちの教会と同じボッシュ社の楽器で、22ストップとのこと。


お昼前だったので気になりましたが、午後から黙想会をされるとのことだったので、
急いで望洋庵におじゃましました。
望洋庵は、ずっと訪れたかった場所でした。



望洋庵は、故溝部司教様が青年たちのために開いた庵です。
もう青年とは言えないトシですし、溝部司教様に直接お会いしてお話を聞いたのはたった1度でしたが、
ずっと尊敬して、とても影響を受けていた司教様でした。



「わたしの生涯を若者たちに捧げたい」溝部司教様の、生涯のモットーです。
できることなら我が家の娘たちも、ここで司教様の指導を受けてもらいたかったのです・・・
感謝を込めて、司教様の永遠の安息をお祈りさせていただきました。



「お昼いっしょにいただきましょうよ」と気さくなシスター方のお誘いに甘えて、
しっかりお昼ご飯をいただいてしまいました(笑)



ネットでよく見る、青年たちが勉強会や分かち合いをしている部屋。



庭にはルルドが。
京都御所の近く、市街地の真ん中とは思えないほど静かな場所です。



お庭の夏みかんで作られたマーマレードをおみやげにいただきました♪



溝部司教様の説教集を買おうとしたら、友人てれじあさんがプレゼントしてくれました。


同じ敷地内にある、カトリック西陣教会へ。
ここは、日本二十六聖人殉教者が捕縛され、長崎へ向かう道の近くにあったと言われ
長崎への道の「一番札所(教会)」だそうです。



咲き始めた桜がよく似合う、少し古びた風情のある聖堂です。



懐かしくなるような、落ち着いてあたたかみのある聖堂でした。


京都市街地を西に向かい、カトリック衣笠教会へ。



こちらはいわゆる扇型と呼ばれる、第2バチカン公会議後に作られたと思われる聖堂です。



ここもまた素晴らしいステンドグラスが・・・



シンプルな絵画で表現された十字架の道行にも心惹かれました。



教会敷地から見える、左大文字。
今から、あの大文字を目指していきます・・・




京都女子カルメル会。
ここは、禁域で祈りと労働の日々を送る観想修道会です。
和風建築の修道院でした。



ちょうど、九時課(聖務日課)が行われていて、
木の引き戸で仕切られた向こう側から、シスター方の歌声が聞こえてきました。
何十回となく聴いてきた「教会の祈り」「やまとのささげうた(歌ミサ)」のCD、
あのシスター方が、いま歌っていらっしゃる~~~!
折しも、わたしたちの聖歌隊では復活祭後から教会の祈りに取り組もうとしていたところです。
背中押してもらえたようで、かなり感激(;_;)



受付係のシスター(外務修道女)がいらして、玄関横の応接室へ案内されました。
シスター手づくりのカードを購入させていただきました。




修道院のすぐ近くにあるカトリック墓地へ。
京都市内を一望できる場所にあり、桜をはじめ、1年じゅう花が咲くそうです。



なんていいお天気!
ここに、てれじあさんのお義父さんが眠っていらっしゃって、一緒にお墓参り。


最後に、カトリック高野教会へ。



ここも少し古びた情緒のある聖堂です。



中は梁が見えるような構造、木のぬくもりに包まれるような聖堂でした。
スポットライトで十字架が浮き上がって見えるのが、いいアイデアですね。
高齢の女性が祈っていた後姿が、印象的でした。




午後4時の新幹線で東京へ・・・重そうな荷物!(笑)

2年前は、京都駅で停車した新幹線の中から、30年ぶり2分間の再会、
去年は列福式でまた再会できて、
3度目の再会は5時間、6か所でご聖体訪問できました。
もっともっと話していたかったけど、濃すぎるほど濃い5時間に感謝です。



そして、東京滞在を終えて帰宅したら、京都のおみやげが届いていました。
カルメル会の焼菓子、京都らしいがま口(てれじあさんとおそろいだって^^)、
「聖週間で忙しいときにすぐにご飯のしたくができるように」と混ぜご飯の素も。

またいつかどこかで、再会できることを願っています。
それまでは、それぞれの場所で、家族のために、教会のために、
何より神様のために、ささやかに誠実に、そして元気に生きていこうね。
ありがとう!






一泊で実家

2018-01-22 | 旅・旅先のオルガン
2か月半ぶりに実家に帰省。
認知症を伴う難病とその影響で度重なってしまった転倒事故、そして不整脈、
秋から入退院を繰り返していろいろ心配な母の様子を見に、帰省してきました。



在来線と



新幹線を乗り継いで・・・今回は大好きな「さくら」です。



妹が迎えに来てくれてて、まずは教会へ。
納骨堂の父に会いに行ってきました。



お昼ご飯は岡山名物「えびめし」
よそのかたには「えびめし」って通じないのです。
これはオムえびめしなのでよくわかりませんが…



「えびめし」辛そうに見えて、辛くありません。
昔は「いんでいら」という名前の洋食屋さんが作ってたのだけど、
今は「えびめしや」というチェーン店になってるみたいです。
ポトフつきだったのでおなかいっぱいになりました。



父が遺した「カトリック教会の教え」(要理書)と「教会の祈り」(聖務日課)、
弟と相談して、これらはわたしが受け継ぐことにしました。



妹からまた「豆餅」もらいました~(笑)

それから、ひたすら冷蔵庫と流し台周りの掃除をしました。
夜は街宣車のような大音響でテレビをつけてるので、こちらがなかなか寝られません(泣)
朝も4時半から起きて、飴を食べたり、テレビをつけたり、気ままな母(泣)
結局、寝た気がしなかったよ…(泣)



お昼は、妹がお寿司買ってきてくれて3人でいただきました。
母は好物の鯖寿司にご満悦の様子。
食べることに相当執着している母は、
「ごはんはまだ?ごはんはまだ?」とずっと繰り返しています。



駅に行く前に、妹とコメダでお茶しました。
定番のシロノワールではなく、期間限定のショコラノワールでした。

う~む、前の夜に、弟とこれからのことをいろいろ語り合ったとき、
健康診断でもらった血液検査の結果と血圧記録を見せて(こちらはOKでした)
糖質制限の重要性についてもレクチャーされたのですが、なかなか実践に移せないわたくし(苦笑)



今回の旅のお供はこれ。
ちょっと難しすぎました~@@
ただし、世界史で習ったときの印象と中身はまるで違います。
エラスムスなくしてルターなし。

今回は、出かける前日まで長男じゃんの調子が今一つだったので(発作の後が)、
日帰りにしようかとも思ったのですが、
わたくしが留守の間、おりこうさんで発作もなく落ち着いて過ごしたとのこと、
ほっとしました。
家族の予定や典礼暦・教会行事との兼ね合い、自分の体調などでなかなか日程が難しいけれど、
できるだけ母の顔を見に帰らなきゃ、でないと顔を忘れられそうです。。。


派遣されて・列福式の旅最終日

2017-04-08 | 旅・旅先のオルガン
和洋室のスイートルームも5人だといっぱいいっぱい、3日目の朝(笑)



朝のニュースで列福式の映像が・・・こんなふうだったのねん。



ぱうろくんとじゃんとわたくしはカテドラルで行われた列福感謝ミサに参加。
ちなみに、まぐ&ろざ姉妹には午前中自由時間をあげました。
グリコの看板のあたりに行ったそうです。大阪に来たって実感がしたことでしょう(笑)



感謝ミサには、所属教会からツアーできた巡礼団も参加、うちの主任神父様も共同司式に加わっておられました。
じゃんはせっかく車いす席に案内してもらったのに、最初っからハイテンションで大声が出てしまい、
ぱうろ君が外へ連れ出し、聖体拝領までは聖堂出口付近にいました。
わたくしだけヘルパー席にいました(キミは典礼をしっかり見ておきなさいと、ぱうろ君が言ってくれたので)、ゴメンナサイ。



そして、またまたう~こんどのと記念撮影。
どう見ても、じゃんよりわたくしのほうが嬉しそう~(๑>◡<๑)



新大阪駅に戻って、まぐ&ろざと合流。
お昼にたこ焼き食べて、やっと大阪に来たって感じがしました(笑)

あっという間に時間は過ぎ、上りと下り、ほぼ同時に出る新幹線に乗ってお別れです。
上りのホームに行くまぐを見送るときは、やはりさびしくて、母は心の中でうるうる。
ろざもつらそうにしていましたが、おそらく一番さびしいのはまぐでしょう。
でも、家族みんなで大阪に集まれて最高だったね!
大きな喜びと感動を持って、ここからそれぞれの生活の場に派遣されていくんだよ(╹◡╹)



私たちが乗ったのはさくら号。
新大阪発なので乗車時間が多少余裕があるのと、普通席もゆったり座れるのでさくらにしましたが、
実は…新大阪駅のさくら号発車ホームに行く表示がわかりにくくて、一度、のぞみ号のホームに行ってしまいました。
時間に余裕があったから良かったものの、新大阪駅の要注意ポイントです。

新幹線を降りてから、車でろざを下宿まで送り、家に帰ってきたのは夕方6時半を回ったころでした。
列福式家族旅行は、こうして無事に終わりました。
平日に3日間年休をとってくれたぱうろ君、(休みが取れやすい時期、立場だったのでラッキーでした)ありがとう。
まぐもろざもレポート提出や試験の日程がぎりぎりで調整できて良かった!
あの寒さの中でがんばったのはじゃん、何度か発作も起きましたが発作止めを使うほど群発しなくて、助かりました。
(前回の東京旅行では発作がなかなか止まらず、ほんとに大変だったので…内心ヒヤヒヤしてました)
寒いので痰は多く吸引器も使いながらでしたが、体調を大きく崩すこともなくて何よりでした。

家族皆で、こんなにも素晴らしい体験を共有できたことに、感謝です。
日々の悩みも困難も、祈りと共にお捧げしながら、喜びを持って生活していけますように。






主こそわが光・列福式の旅第2日

2017-04-08 | 旅・旅先のオルガン
400年余前、この世の権力を掌握した天下人、秀吉と家康。
有能な戦国大名でもあったユスト高山右近は、信仰を捨てなかったという理由で、彼らに追放され異国の土となりました。
けれど・・・
人の思いををはるかに超えて現わされる神の御業はこの日、かつての大阪城の傍らに。



聖歌奉仕者は、朝8時半集合でした。
所属教会からは、オルガン奉仕者Rさん、長女まぐ、わたくしの3人。
まぐは、スマホのキーボードアプリで音取りをして練習してきたそうです、こういうところが生真面目なまぐ。

ちなみに、夫ぱうろ君と長男じゃんは、フロアー前の左端あたりの車いす席です。
当初参加できない予定だった次女ろざは、所属教会に割り当てられた一般席。
11時開場なので、少しゆっくりホテルで過ごしていましたが、ろざがいてくれたので、なにかと安心でした!



開始前、聖歌隊席から見えた風景。場内はまだスタッフだけです。



リハーサル中。聖歌隊は阪神地区のカトリック学校の児童生徒、一般公募と合わせて約950人とのことでした。



休憩時間に、祭壇すぐそばまで下りて行くことができました。



オルガンも調整中。



いくつか設置されていたモニター画面は、聖歌隊席からはまったく見えませんでした(泣)



聖歌隊席の前は司祭席。
司教様以上が中心の入祭行列には加わらない、多くの神父様方は始まる前に司祭席に着席されていました。
おそろいの赤いカズラがまぶしいです~。



フロアー前方にも司祭席。
こちらはおそらく列福運動にかかわった関係者や各修道会の管区長等の神父様方と思われます。

開始前に1度、じゃんの「ファ~ン」というゴキゲンな声が聖歌隊席まで聞こえてきて、
まぐとふたり、顔を見合わせて焦りました・・・
いつものような大はしゃぎではなかったのが、せめてもの救いでした(´・_・`)

この後、入祭行列で列福式が始まりましたが、式典中は撮影していません。
遺影の父を、そっと膝の上に忍ばせて。



司教団が退堂された後、神父様方が退場されているところ。
会場はまだまだ熱気に包まれていました。



列福式が終わったら、しばらくの間、友人たちとの再会を喜び合いました。
学生時代、教会の学生会で一緒に活動したお友だち、
長島愛生園に訪問したり、黙想会やフォークミサ、クリスマス会も。
今もそれぞれの小教区で活動してる、信仰を持ち続けている頼もしい仲間です。
オルガン奉仕をしてる友だちもいてビックリ。
またいつかの再会を夢見て、お互い、置かれた場所で咲いていましょうね。



10時過ぎにおにぎりを食べたっきりだったので、おなかペコペコ。(心は満たされていましたけどね!)
岡山から参加した姉と一緒に、京橋駅近くのお蕎麦屋さんに入りました。



カフェでキャラメルマキアートも^^。
娘のいない姉は、まぐろざとの会話が楽しそうでした。


夜はホテルで家族の時間。
娘たちと一緒に大浴場へいくなんてことは、子どもたちが幼稚園のころの家族旅行以来かも。
まぐろざ姉妹の他愛のない会話、じゃんの嬉しそうな様子は、見ているだけで楽しくて。
まさか列福式で家族旅行ができるなんて、あきらめていただけに、本当に不思議。
神様は、望んだ以上のことを実現してくださいました。

お互いの両親がいて、信仰に出会って、わたしたちが生まれて、出会って、また新しく家族ができて、
両親の信仰や想いもいっしょに持って列福式にきたのだと、しみじみ。
ユスト高山右近に現わされたのと同じ神様の恵みのなかに、わたしたち家族もまた生きていることを実感できた1日でした。



たとえ闇が行く手をおおい 道が見えなくとも
主こそわが光                       (ユスト高山右近公式賛歌「主こそわが光」より)



大阪へ・列福式の旅第1日

2017-04-08 | 旅・旅先のオルガン
2か月遅れでの、列福式ツアー日記です。



2月6日の朝。
大荷物を持って新幹線に乗り込みました。
今回は人手が一人少ない(次女ろざは別行動)なので、去年の東京旅以上に荷物が多く感じられました~。
JRさん、いつも細やかな対応ありがとうございます。



いつもの多目的室を予約できました。
この部屋があるので、遠出できます~感謝。



山陽新幹線車内限定販売のマステです。
マステ好き長女と自分用に2つ買いました。
大阪着く前からお土産買ってるワタシっていったい…



新大阪駅で長女まぐと再会。
大学に提出するレポート必死で仕上げて、私たちとほぼ同じ時刻に到着するのぞみで東京からやってきたまぐです。
見つめあう父と娘、まるで冬ソナの一場面みたい~「ユジンさん」「ミニョンさん」(笑)

「顔つきがちがってるね、良かった」とはまぐの弁。
年末年始の私の様子を、まぐなりに心配していたのでしょう。
年が明けてから五十肩の痛みが少し峠を越えいたのは、幸いでした。



女性専用列車!本物初めて見ました~お上りさんビックリ!
そのままJR京都線に乗り換えて高槻へ。



高槻駅前は、高山右近列福祝賀ムードが高まってるようで?



まずは駅前のデパートでお昼ご飯。
長男じゃんは、仲良しまぐと会えてうれしそう♪

腹ごなしを兼ねて、歩いてカトリック高槻教会へ・・・



ときどきお天気雨もありましたが、こんな青空!
高槻教会、右近記念聖堂です。



ドーム型の天井を持つ内陣、
右近が帰天したマニラの大聖堂を模しているとのことでした。



楽廊。
こじんまりした聖堂ですが、祈りに満ちた美しい空間です。
各地からの列福式観光客(信徒)がひっきりなしにやってきます。



何かの冊子の表紙に載っていたレリーフ。



歩いてすぐのところにある高槻城跡に、有名な右近の立像がありました。



周囲はちょっとした公園として整備されています。
歴史館は休館日で残念でしたが、



右近が治めた高槻の街には、キリシタン時代の記憶があちこちにありました。



駅に迎おうと、もう1度教会の前を通ったら、広島教区巡礼団のバスが横付けされて・・・
前々主任司祭O神父様の姿が見えて…ビックリ!



高槻教会でいただいてきた右近関係の資料。
地元の喜びが伝わってきますね。
遠来の巡礼者をあたたかく迎えてくださってありがとうございます。

午後の陽はあっという間に西に傾きはじめたので、
高槻からはJRと私鉄を乗り継いで(すべての駅にエレベーターが設置されているので助かりました!)ホテルに向かい、
夫ぱうろ君と長男じゃんは明日に備えて一休み。
まぐと私は、ホテルからタクシーに乗ってカテドラルへ急ぎました。



右近列福前晩の祈りに参加するためです。



この右近像も何かの表紙で見たことある~百合の花が飾られて祝賀ムードいっぱい!



そして、う~こんどの(ユスト高山右近ゆるキャラ)にも会えました!
う~こんどのは、すらっとしてて、気品がありました。
私たちも記念撮影してもらっちゃった~(๑>◡<๑)



正面の祭壇画は、ジャパネスクな聖母子像でした。
下のほうに、右近とガラシャ夫人がいます。



聖堂内はほぼ満席でしたが、運よく所属教会のオルガン奉仕者Rさんと合流。列福式も3人で聖歌奉仕します。
前晩の祈りは、聖務日課にのっとったもので、すべて歌唱による詩編交唱で進められました。
式次第は歌詞のみ記載だったのですが、遠い記憶のなかの旋律を思い出しながらなんとかついて歌いました。
まぐも、以前夏休みに大叔母シスターの修道院で過ごしたときに歌ったそうで、けっこう歌ってました。



小聖堂にはリードオルガンが置かれていました。

外に出るとすっかり夜、寒さが身に沁みる中をまぐと環状線の駅まで歩き、夕食と明日朝の食料を買ってホテルへ。
夕食を済ませたら、今度は私とじゃんがお留守番、
ぱうろ君とまぐと2人で、遅れて着く次女ろざを迎えに新大阪駅へ。

当初は大学の試験と重なって列福式には行けないはずだった(申し込みもしてなかった)ろざでしたが、
1月の終わりごろ、2月は7日8日と休講になることがわかって、
「(6日の試験が終わったら)大阪行けるよ~!一緒に行きたい~!」と連絡してきたのでした。
教会に問い合わせたら、怪我のため行かれなくなったかたの入場券が余っているとのことで、
まさかの列福式家族旅行が実現することに。
ちょうどインフルエンザが大流行してたり、じゃんが発作で倒れてあごを切ったり、
ほんとに大阪行けるのかなぁと不安な毎日を過ごしていたので、
ろざが行けることになったとき、これは神様がお望みなのだから実現するという確信に変わりました。

ホテルの和洋室に5人、ぎゅうぎゅう詰め家族の夜は更けていきました。。。










姉オルガン

2017-01-22 | 旅・旅先のオルガン
カトリック観音町教会(広島市)



ボッシュ社製オルガン(1992年設置)
うちの教会と同じオルガン製作所、同じく15ストップですが、
こちらはいかにも「ドイツのオルガン」というような音色で構成されています。
デザインも鋭角的で、印象がずいぶん異なっています。



スウェルシャッター(開閉式の遮音版)のすき間からパイプが見えます。
聖歌伴奏に使われていましたが、残念ながら試奏はできませんでした。


聖堂とオルガン

2016-10-24 | 旅・旅先のオルガン
美しいステンドグラスで有名な、カトリック防府教会に行ってきました。



内陣・祭壇




ステンドグラスだけでなく、内装も、十字架の道行きも、照明も、美しい聖堂です。




バラ窓とオルガン。
スペイン製の古いオルガンは、残念ながら今は使用不能です。
(内陣近くにチャーチオルガンが置かれています)




楽廊に上がってみました。
音が出ないの、惜しいです。。。

この日のミッションは、別のこと。
お師匠といっしょに、別棟の屋根裏に上がりました・・・肩いたいのに何やってんだろ(笑)
オルガンのためなら、オルガニストは忍者にもなります・・・?これについてはまたあらためて。


安芸の国は、赤の国

2016-09-20 | 旅・旅先のオルガン
帰りは次女ろざといっしょです。
途中下車して向かったのはもちろん・・・



広島のカテドラル(世界平和記念聖堂)・・・と言いたいところですが、
聖堂はいっぱいで、隣のエリザベト音大セシリアホールへ。
新司教様の叙階式ミサです。




スクリーンに映し出される、入祭行列。
私たちも立って、入祭の歌を歌います。
司教、司祭だけで300人近かったそうです。参列者総数は2000人とききました。




オルガンビルダーさんに再会。
で、いただいたお土産は・・・真っ赤!




カープ仕様のメリーチョコレートは、中まで真っ赤でした!




はじめ、長男じゃん&夫と広島で落ち合おうことにしていましたが、
じゃんの体調と天気を考えてとりやめに。
叙階記念のTシャツをふたりへのお土産に買いました。
Tシャツの胸には、平和の象徴である鳩が、背中には、新司教様の紋章がデザインされています。

前回の前田司教(現・大阪大司教)様の叙階式には、
岡山からの巡礼団で両親が、私たちは家族そろって山口からの巡礼バスで、
広島で出会って、一緒に祝賀パーティーで過ごしたっけ。
「離れて暮らす親御さんと叙階式で会えるなんて、幸せね」って、いろんな人に声かけられて。
たった5年前のことなのに・・・思い出すとちょっと悲しくなりましたが(:_;)
ろざとふたり、ごちそうを少しいただいてから、小雨の中、急いで駅に向かいました。

帰省と合唱コンクールと叙階式と、密度の濃い、お恵みいっぱいの連休でした。

晴れの国も雨でした

2016-09-20 | 旅・旅先のオルガン
先日、連休を利用して帰省してきましたが、
秋雨前線と台風が近づいていて、晴れの国には珍しく、ずっと傘が手放せませんでした。



JR岡山駅にて。
車両のデザインにもビックリでしたが、
いつの間にか「吉備線」が「桃太郎線」という愛称?で呼ばれていました。軽くショック・・・




そして実家の目の前の田んぼだったところには、アパートが建っており、




たまたま母校(県立高校)の前を通ったら、中高一貫の「中等教育学校」に衣替えしてました。




妹とランチ。
おしゃれなカフェがあちこちできてます。




食後の、マスカットとピオーネのタルト。ご当地っぽい。




そのまま、次女ろざが出場してる合唱コンクール会場に送ってもらいました。
県大会はともかくさすが中国大会、
ろざたちの大学は、予想通りの結果。来年に向けてがんばろう。




この音楽ホールは私が嫁いでから完成したので、中に入ったのは初めてです。
残響が良くて、私たちが学生のころにあったらきっと定演はここだっただろうな、と。
当初の予定ではパイプオルガン設置の計画もあったようですが、結局実現せず、
このチャーチオルガンが置かれていました。




ホールの下の階には大きなYAMAHAショップがあって、
旧番品ということで処分価格だった鍵盤ハーモニカをつい買ってしまいました・・・(笑)




翌日は、姉と主日ミサに与り、納骨堂の父にご挨拶。




信徒ホールで売っていた、ご受難修道会製のクッキー買いました。
帰るたびに見たことのないお菓子があるのでつい買ってしまいます。
どうも、いろいろな修道会のお菓子を売っているようです。




教会のおうどんでお昼を済ませ、雨だったけど、お墓参りに行きました。
姉とお茶してから、コンクールを終えた次女ろざと合流。




そのあとは、きょうだい4人で母の住む実家の大掃除。
母は足が不自由になって認知症もあり、父の遺品整理もままならないのですが、
駄々をこねて、なかなか掃除させてくれないそうです。
きょうだいが全員集合して母を喜ばせた勢いで?
どさくさに紛れて、賞味期限切れの保存食品や調味料、古い食器などいろいろ処分しました。
昔話に花を咲かせながらの大掃除は盛り上がり、見てた次女ろざがあきれるくらい(笑)
でもまだ減った実感が持てないくらい、モノがあります。
「また来てね」と弟に言われてしまいました(苦笑)




やっぱり新幹線・2016東京旅最終日

2016-08-02 | 旅・旅先のオルガン
最終日は、ホテルを引き上げて、まずは長女まぐが住む寮へご挨拶。
夫も在学中に1度はご挨拶にと願っていたので、寄ることができてひと安心。
じゃんも兄としてご挨拶できて良かったね。
まぐ&ろざはもう一泊してから帰るとのことで、寮からは3人で東京駅へ。



途中、京都駅に停車した短い時間、
学生時代の共通の友人がホームまで会いに来てくれました!
教会の学生会で、一緒に活動した大切な仲間です。
万感迫る2分間でした。



車窓から見える、ふるさとの駅。
私が生まれ育った家は、今は都市計画で立ち退きになってしまいましたが、
「プルルル・・・」という新幹線の発車音や「おかやま~、おかやまです」という
アナウンスが聞こえてくるくらい駅に近いところにありました。

友だちに会えた、ふるさとを見ることができた、
だんだん近づく、通り過ぎる、だんだん遠ざかる、
その思いを味わえるのは、列車の旅ならではですね。
やっぱり新幹線が好きだ~。



車いすの後ろに載せたポータブル吸引器。
これのおかげで、長旅ができました。



ちょうど上京中だった(ミュージカル観劇の旅だったみたい)信州、福岡の友だちが
ホテルに会いに来てくれたのも嬉しかったです。
京都の友だちからは阿闍梨餅いただきました。



上野動物園で買った、じゃん用のバンダナ。
それとイグナチオの売店で買ったグッズ。
鋳物の十字架(ドイツ製だそうです)、ぱうろ君も私もとても気に入って、
家族旅行の記念に買い求めました。
卵のガーランドと一緒に、ご復活に飾りました。

親戚の結婚式の喜びはもちろんですが、
無事に入試を終えた次女ろざにとってはごほうび&卒業旅行、
私たちにとっては、じゃんと一緒の遠出という大冒険旅行、
たくさんの皆様に支えられて、無事に家に帰りつきました。
神に感謝。