前から気になっていた記録映画とでも言うのか、ドキュメントというのか判らないが
自然を愛する団体「めぐみの会」主催の「タイマグラばあちゃん」の上映が陸前高田
中央公民館で開催された。
40人ほど入るスペース、13時15分から受付だったが13時に来場、閑散とした室
内、5~6名しか居ない、この手の映画は、みんな興味無いのかと。
すると隣に突然座った男性、受付で渡された書き物を真剣に読んでいる。
「こ~いうの、好きなんだよな~」と独り言を・・・、「前の人の頭で見えずらい」とも。
この物語は、早池峰山麓・タイマグラに入墾した「向田久米蔵・マサヨ夫妻」の生活
をレンズで追いかけた物語なのだった。
年に一度は、タイマグラ、薬師川釣行へ赴く、人間らしさを取り戻すべく!
凡人の俺には、少ししか感じられないが、何かがある、いや「いる」が正しいか。
昭和29年に開墾のため、数十人と入墾も、過酷な季節の移り変わりに戸惑い村を皆
出て行った、残ったのは2人だけ、農作業に追われ時の経つのも忘れるほどよく働く
老人の一言一言が身に沁みる、画面は淡々と進む、自然美や景色の豊かさなどは無く
生きる様を克明に捉えていた、死を恐れず生かされている事に感謝していた。
2時間の上映は「あっ」という間だった、生きていれば会いたかった「じいばあちゃん
ん」、二人とも、もう天国だ。いや、ばあちゃんは「ここは、極楽だ」と言っていた
どんなに過酷でも極楽だと。
全照明が点き会場を後にした、心は晴れやかである、生きてることは素晴らしい!
外に出ると、風は強いが太陽がいっぱいだった、見上げると眩しい。
何故か嬉しくなり、俺は、「ぐっ」と背伸びをした!!
「安らかに、お眠り下さい」じいちゃん・ばあちゃん! ありがとう。
今年も、また「タイマグラ」に行く理由が出来てしまった午後だった。
自然を愛する団体「めぐみの会」主催の「タイマグラばあちゃん」の上映が陸前高田
中央公民館で開催された。
40人ほど入るスペース、13時15分から受付だったが13時に来場、閑散とした室
内、5~6名しか居ない、この手の映画は、みんな興味無いのかと。
すると隣に突然座った男性、受付で渡された書き物を真剣に読んでいる。
「こ~いうの、好きなんだよな~」と独り言を・・・、「前の人の頭で見えずらい」とも。
この物語は、早池峰山麓・タイマグラに入墾した「向田久米蔵・マサヨ夫妻」の生活
をレンズで追いかけた物語なのだった。
年に一度は、タイマグラ、薬師川釣行へ赴く、人間らしさを取り戻すべく!
凡人の俺には、少ししか感じられないが、何かがある、いや「いる」が正しいか。
昭和29年に開墾のため、数十人と入墾も、過酷な季節の移り変わりに戸惑い村を皆
出て行った、残ったのは2人だけ、農作業に追われ時の経つのも忘れるほどよく働く
老人の一言一言が身に沁みる、画面は淡々と進む、自然美や景色の豊かさなどは無く
生きる様を克明に捉えていた、死を恐れず生かされている事に感謝していた。
2時間の上映は「あっ」という間だった、生きていれば会いたかった「じいばあちゃん
ん」、二人とも、もう天国だ。いや、ばあちゃんは「ここは、極楽だ」と言っていた
どんなに過酷でも極楽だと。
全照明が点き会場を後にした、心は晴れやかである、生きてることは素晴らしい!
外に出ると、風は強いが太陽がいっぱいだった、見上げると眩しい。
何故か嬉しくなり、俺は、「ぐっ」と背伸びをした!!
「安らかに、お眠り下さい」じいちゃん・ばあちゃん! ありがとう。
今年も、また「タイマグラ」に行く理由が出来てしまった午後だった。