新緑の中気分良く車を走らせる、向かうは「厳美温泉・いつくし園」
第37回岩手県飲食業総代会が開催されるのでした。
約束の時間には間に合わなさそうだったので安全運転でいくことにしたのだ
着慣れないスーツと履きなれない革靴での運転ということもあったし。
眩しいくらいの新緑の自然美良い季節です、北上川を越えるともうすぐだ
高速に繋がるバイパスに乗ると腹が減っているのに気付く「390円ラーメン」と
書かれた店に入ることにした、最初の計画は早めに到着後「生ビ・ゴクゴク」作戦
だったのだがあえなく断念、カウンターに通されて「ご注文は?」と訊かれる
店内は女の人達が忙しく働いている何か流れるように大きな声で叫んでいたのだ
冷たいい水を持ってきてくれた綺麗なお姉さんだった、ラーメンだけのつもりだったが
「チャーハン・餃子セット」も頼んでしまったのでした。
5分で平らげた、ラーメンはまずまずだったがチャーハンは「う~む」なのだった。
開会ギリギリになんとか滑り込みセーフ!真面目に会議に参加するのだ
無事滞りなく総会は終了して、この後優良従業員表彰が開催される
こっちのほうがメーンイベントだったのでした、当店スタッフが表彰されることに
なっていたのだ。
涙と感動のうちにお祝い表彰を終えると平泉観光に誘われたのだが低調にお断り
して部屋でくつろぐことにした、風呂にでも入り昼寝でも思っていたのだが
小宴会が始まってしまったのでした冷蔵庫の中は空になっていた夕暮れでした。
夕方5時30分の懇親会前に宿自慢「檜風呂」にはいる、「ふっ~」と一息
至福の時間、やっぱり温泉最高!!しかし窓付き露天風呂は窓が開かない
露天風露天なのでした。
賑やかなうちに懇親会は進行していく、踊りや太鼓が鳴り響く。
万歳三唱でお開きとなった、20分後に街に行く大型バスが出るというので
みんな乗り込むことにしたのだ、街に着くと一人居酒屋散策と勉強に行く為
みんなと別れた。
最初の有名海鮮居酒屋は誰も居らずカウンターでまんじりと冷酒を呑むのだが
店の皆さんの目線がグサグサ突き刺さり「誰かこね~かな~」とお祈りする。
当然ながら誰も来なかったのでした、意を決して立ちあがるとみなさん悲しい
顔になっていたが心を鬼にして店を出たのだ。
フラフラ歩いていくと蔵を改装したようなこじんまりとしたお店に出会った。
「いいですか!」と引き戸を開けると「どうぞ!」と返事が返ってきた。
靴を脱いで上がる、その店も誰もお客さんが居なかった「う~む・・・」
始めてはいるお店なので店の奥さんも用心している感じなのだ。
「梅酒ソーダ!」とオーダーする、「どうぞ!」と出てきたドリンクを呑むも
ハードドリンカーの僕ちゃんにはジュースな感じだったのでした、一気に空けて
「カンパリソーダ!」を頼んだ、懐かしい味に感動して、やっぱりイッキして
店を出た、通りの向こうにラーメン屋さんの暖簾が見えたので最後に行ったの
でした、カウンターのみのお店でした、此処も誰も居なかったのだ
「ミソラーメン!」と注文したら「券売機」で買ってくださいと言われたのでした
「う~む」連発、俺しか居ないのに1mも離れてないのに店の方針なのか
「まっいいか」と券購入。すると「味噌一丁~」と店主言っていたのでした。
味はかなり酔っていたので覚えてません。
宿に帰り熟睡と行きたかったのだが相部屋の親父のイビキで眠れない夜だった。
早朝目覚めて近くの渓流に行ってきたが生命感なく数度ロッドふり止めたのだ。
道路脇の温度計は7℃寒い朝だった、6時半に宿に戻り顎までズッポリ風呂に
浸かったのでした。
気持ち良い朝、腹が減っていたので朝食会場へ!
広島から中学生が修学旅行に来ていて朝から賑やかゴハンだったのだ
2膳おかわりして満腹満腹!
荷物片付けて帰り支度する、玄関出ると顔はめがあったのだ。
義経のようにはヒラりヒラリと飛び跳ねることは出来ないが!
やっぱり弁慶にしたほうが良かったか?
従業員のみなさんが並んで手を振ってくれていた快適宿でした。
家路を急ぐ朝だったのでした。