こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです。
今日は角館の「雛めぐり」のご案内です。
ちらしには、
「みちのく小京都として知られる角館は、町造りした芦名氏の後、佐竹北家によって治められた城下町です。町の北側を武士が住む内町、南側を町民が住む外町とした藩政時代からの町割りが今なお残り、現存する、武家屋敷や古い建物が歴史の町ならではの雰囲気を醸し出しています。
その角館では、江戸・明治・大正・昭和と、代々大切に受け継がれてきた享保雛、古今雛、次郎佐衛門雛といった古雛をはじめ、押し絵雛、土人形など郷土に根ざしたお雛様も多数あります。この雛人形を桃の節句にちなんで全町的に特別公開し、また、この地方に伝わる雛菓子もご用意いたします。」
とございます。
角館城下町の中でも最も古いとされる五井家の古今雛は一見の価値ありです。雅な古き京都を思わせるお雛様や商家の押し絵雛など、多彩なお雛様をお愉しみ頂けるものと思います。
●角館 雛めぐり
展示期間 平成22年2月15日~3月22日
歴史案内人のガイド付き案内期間 平成22年2月20日~3月7日 (ご予約制)
1回目 午前10時、 2回目 午前11時 (各所要 2時間) お一人1200円 ご案内7箇所
お申し込み 仙北市商工会角館本所 電話 0187-54-2304
人形には興味があって、時代雛もそうですが、土人形に興味があります。
白岩焼きの土人形というのを本で見たことがありますが、それとは別にもっと時代の古い角館の土人形というのを人から見せてもらったことがあるのですが、花巻人形そっくりで若干違うといった、描彩のていねいな土人形でした。角館の人形だと言われて見たのですが、ご当地には詳しい由来など残っているのでしょうか?秋田県内だと、やはり八橋の人形や横手の中山人形が圧倒的に多くのこっていて、山形庄内の人形、そして花巻人形、北前舟で運ばれたのではないかと思われる京都伏見の人形や中国地方の人形などもあるという印象があるのですが、、、。
土人形にご興味がおありだなんて、素敵ですね。
あくまでも推測で、資料を提示できないのが申し訳ないですが、やはり伏見の影響はあるのではないでしょうか。東北などで伏見人形が発掘されている事からも、伏見人形の影響が想像できます角館は京都からお腰入れがあったようですが、お姫様が庶民の土人形を持ち込んだとは考えにくく、むしろ藩の陶職を京都から呼び寄せたという背景の中で、伏見の流れをくむ独自の土人形が浸透していったのではないでしょうか。
勉強不足でこのような返答しかできなく、誠に申し訳ありません。
角館観光協会でしたらもっと確定的なご返答ができるかもしれません。
2月に行われた「雛めぐり」の様子を伝える角館観光協会のブログです。
http://kakunodate-kanko.jp/blog/2010/02/