goo blog サービス終了のお知らせ 

田沢湖 湖畔の杜通信

湖畔の杜レストランORAE《番猫『ミミ』のわがまま雑記考》

被災地 大船渡市綾里地区の方から2

2011年05月10日 | 東日本大震災 被災地へ。

こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです

前回に引き続き、綾里の方から現地の声をお届け致します。

以下、その方のお言葉です。

お疲れ様です! 昨日は百姓仕事してたら漂が降って来ました。 異常気象でしょうか…参りました。瓦礫撤去は綾里地区はだいぶ進みましたが、一時的な仮置きですから、すべてなくなるまでには、やはりかなりの時間がかかると思います。 大船渡市の方もそれなりにやっていますが~果てしないです!瓦礫の一時かりおきするところが少ないので今後どうなるのか~。  えーと瓦礫撤去の作業は建設会社総出でやってますし、ボランティアだと怪我した場合の保証とかいろいろあるでしょうから、難しいと思います。市役所の許可が必要ではないでしょうか?   たぶん。皆さんお元気ですか。皆さんにも宜しくお伝えください。消防の方もまずは、一段落ですが、夜警は交代で6月いっぱい行う予定です!

いくらかでも確実に進んでいる様子がわかります。

日々、戦い・・・・そんな雰囲気ですね。

それにしても夜警もおやりなのですね。

消防団の方たちのお役の多さをびっくりすると共に、地域に根ざして確実に頼りにされている存在である事がわかります。

広い意味での防衛というお役を果たされているのですね。

今回の事で、さぞコミュニティーの団結が深くなっていらっしゃる事でしょう。

若い方たちもきっと消防団を引き継ぎ、地域の方の為に事を成すのが自然に出来る、素晴らしいエリアになられる事と思います。

引き続き、私たちは応援をして参ります!!


被災地大船渡市綾里の方から 1

2011年04月25日 | 東日本大震災 被災地へ。

こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです

2度程こちらから大船渡市綾里地区に炊き出しに伺って以来、有り難い事に交流が続いている方がおります。

その方から度々メールを頂きます。

現地の方の貴重な声をそのまま皆さんにお届けいたします。

以下、その方のお言葉です。

「遅い時間にすみません…  綾里小学校脇の川沿いの桜がほぼ満開になりました!津波の被害に会ったにも変わらず…  綾里もまだまだ瓦礫撤去に時間がかかりますが大船渡市の至るところではまだまだ瓦礫撤去の手付かずのところもあります。先日も遺体が発見されたようです…  建設会社に勤めいますので毎日瓦礫撤去作業してますが…みるたびにがっかりしてます。いつ終わるかわからないですから…  大船渡市だけでなく、沿岸地域すべてですから、 先日、軽トラに建設資材の鉄骨を積んでたひとがいて、警察官に職質されて、下ろしてました  鉄骨泥棒みたいでした…  あと他県ナンバーの車がやたら多く写真撮ったりビデオ録りしたり、目的がわかりません止めて欲しいです」

正しく生の声ですね。

高速道路も平常通りの利用が出来るようになっておりますので、ご親戚の方とか知り合いを尋ねてとか、他県の方も大分現地にお入りになっているのではないかと思いますが、そのような方か興味本位でいらしている方なのか・・・。

いずれにしても、現地の方からするとこのように見えるという事を私たちは心に置いておかなければならないかもしれません。

「ここは被災地。観光地ではない」

現地の方にこんな想いを抱かせてしまうのは、あまりにも申し訳ないです。

また永遠に続くと錯覚をおこしそうな程の瓦礫の撤去。

そこにはまだご遺体も依然あるという現実。

この現実と日々向き合う現地の方の気持ちは遥かに想像を超えます。

そのような方たちを目の前にして、非常識な行為をする人たちがいます。

ここで何がおきたのか、全く無視したような行為に呆れてしまう・・・というのが現地の方の本音だと思います。

「心をひとつに」とか「力を合わせて」とかという言葉が現地の方に虚しく響く瞬間があると言う事。これも現実です。

2011042413120000

メールを下さった方が撮影した綾里の桜です。

大船渡にも桜が咲きました。


被災地へ・・・Vol.17

2011年04月18日 | 東日本大震災 被災地へ。

こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです

足湯を提供させて頂いた帰りの山田町と釜石の様子です。

津波の様子をYouチューブなどで見ると、地形によるものなのでしょうか、津波の浸食の仕方が全く異なることがわかります。

ジワジワと寄ってくるようにきたかと思うと、まるで下からグングンと上昇してくるように押し寄せるものと、本当に高波のように激しくもの凄いスピードで建物をなぎ倒していくような津波と二つあるように思います。

釜石は後者の方で、かなりの方が避難できない状況ではなかったかと思われます。

Img_614449w

焼けた建物のところに沢山の車が・・・。

所有者の意志を確認しないと勝手に処分できない

ようです。大変な作業です。

Img_614550w

建物の原型が残っている事が不思議なくらいです

Img_614651w

なんと電柱が瓦屋根に折れて突き刺さっています

Img_614952w

鉄製の扉が虚しく閉められたままです。

この防波堤が役に立たないと思われた方が

いらしたでしょうか。閉めても閉めなくても変わりない

程の津波に街は飲み込まれてしまったのです。

Img_615053w

無残に傾く防波堤

Img_615354w

今の山田の海はこんなに穏やかで美しいのに・・・。

Img_615755w

松を津波がなぎ倒していった中、1本だけ逞しく

根を張る松をみつけました。

塩害による処置をして、津波にも負けなかった

根性松として残して頂ければ皆さんの力になる

のではないかと思います。

Img_615856w

こちらは群生で残っていましたが、よく観ると

かなりの松が折れているのがわかります。

Img_616257w

防波堤の上にぶら下がる様々なもの。

防波堤をあざ笑うかのように津波はここを

乗り越えていったのです。

Img_616358w

防波堤の上に家が乗っています

Img_616559w

釜石の様子。本当に無残です。

Img_616760w

店舗は壊滅的でまだ手付かずの様子です

Img_617561w

こんなに簡単に折れ曲がってしまうものなのですね

Img_617763w

上の道路は救われたのですね。

阪神淡路大震災の時は高速道路が崩れていましたが、

直下型の地震被害と津波被害の違いがわかります。

Img_618065w

まだまだ手付かずです

Img_618166w

ようやく生活道が確保されたという状態でしょうか

Img_618267w

釜石の街を見て大変な状況に涙が出ました。

被害がなかった訳ではないと思われる

「新日鉄釜石」は、それでも逞しく、そして力強かった。

釜石の象徴とも言える建物を目にして、

「釜石は間違いなく復興する」

そんな意志を感じました。


被災地へ・・・・Vol.16

2011年04月17日 | 東日本大震災 被災地へ。

こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです

私たちが何故、今回岩手県山田町にお伺いしたか・・・・。

Img_611522w

ドラム缶にガス・・・。これで何を作ろうとしているのか・・・。

焼き芋か!?

Img_611724w

着火。ガス台2台・・・。そんなに火力が必要なのか!!

Img_611825w

何に火を入れるというのか?!

Img_611926w

おっと、何ややら水のようなものが投入されて

おります!

Img_612229w

ここに鎮座ますのは・・・・得体の知れない箱。

上には穴のようなものが。

Img_611623w

タオルの集団???

Img_612532w

温泉タオルではありませんか!!

Img_612431w

温泉に入る?いえ、この箱には入れませんね。

この2個の穴がポイント。

優れもののフットバスです!!

なんと底には足裏を刺激するものまでついています。

そうです、1人に1個の足湯です。

Img_612128w

という事で先ほど、このドラム缶に投入したのは

田沢湖の温泉「駒ケ岳温泉」の湯(鶴の湯温泉

さん経営)であります。

皆さんにあったまって頂きたくて、今回は田沢湖の

温泉を運んで参りました!

当地にもない田沢湖温泉足湯です^_^

1

以前のブログで感激のうちにご紹介させて頂いた

この1枚。

この箱の中身は以下のものでございました。

Img_612330w

このフットバスは趣旨にご賛同頂きました

「東急ハンズ」さんの中島社長様からご提供頂いた

ものです。感謝の気持ち一杯に「東急ハンズ」さん

のマークをつけさせて頂きました。

「東急ハンズ」の中島社長様、皆々様ご迅速な

ご対応、誠にありがとうございます。

心から感謝申し上げます。

Img_612734w

活動シンボル「力を合わせて」

色々な力が集結して、今回のサービスが叶いました。

Img_613036w

手書きの看板  温泉マークでお迎えです

Img_611320w

提供会場は「ちびっこ公園」

Img_613138w

現地入りして支援活動の窓口として滞在している

仙北市役所の方たちが、足湯をご利用頂けると

この防災車でおふれを出して下さいました。

Img_612937w

持ち込んだ椅子も設置し、準備万端です

Img_613743w

次々におこし頂きました。

「んあ~!気持ちいい」

のお言葉が私たちの心にしみます。

Img_613642w

こんな様子です。

足を入れたら蓋つきですので、暖気が逃げません。

ドラム缶で温めた温泉のさし湯サービスをして、

ゆっくりされた方でお一人30分位のご利用となりました。

Img_613945w

一人に一つだからできます。

「どうぞ最後は足を洗ってください。お気遣いなく

ご自分のお湯としてお使い下さい」

という声かけに、「遠慮なく、そうさせて頂きます」と。

埃だらけの瓦礫の山を歩いていらっしゃる方もおられるでしょう。

足も洗いたいはずです。

Img_613239w

会場となったちびっこ公園に、春の香り よもぎの

若芽が・・・。

Img_613440w

公園の桜の蕾もこんなに膨らんでいました。

この日はポカポカ陽気。

こんな春の空のもとで足湯を提供させて頂きました。

Img_614147w_2

これは熱々のタオルです。

Img_614046w

熱々のタオルをビニール袋に入れて、痛いところに

あてて下さいとおすすめ致しました。

足湯との兼用で効果も高まります。

皆様からはこんなに温まると思わなかったとのお声が・・・。

固くて寒い床に寝ていらっしゃるのですから、身体の

節々も痛いはずです。

ご利用頂いた方のお言葉です。

「懐は冷たいけど、体と心は温まりました」

そうお声をかけて頂き、私たちに思わず笑いが。

体がぬくだまる(秋田弁で温まるの意)って、

心の凝りまでほぐしてくれるのですよね。

ウイットなお礼の言葉を頂戴して、温まる事で被災された方の心に芽生えた余裕に触れ、私たちの心に嬉しさがこみ上げて参りました。

活動を支えて下さった全ての方に、改めて心からお礼を申し上げます。


被災地へ・・・Vol.15

2011年04月16日 | 東日本大震災 被災地へ。

こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです

今回は何の支援で岩手県山田町に伺ったのかは次回のブログでご報告を致しますが、山田の今の状態をおわかり頂きたく写真をアップいたします。

本当に街が黒いというのが恐ろしかったです。

激しく揺れ、そしてあらゆるものが驚異的な力で粉々に壊れ、そして焼けた。

これが岩手県山田町です。

Img_60833w

このあたりには火災はなかったようですが、山の

中腹に程近いところまで津波が押し寄せた事が

わかります。

Img_60874w

道路脇の則面まで流された車

Img_60895w

本来は見えていなかった海が見渡せます

Img_60906w

魂も何もかも抜け殻になってしまったかのような

建物に、まるで更に生気を吸い取るようにからみつく

浮き。海ぶどうのようです。

Img_60957w

この橋を超えて津波がきたのです。

Img_60989w

燃えた建物

Img_608415w

一面、街が黒いのです。

山田町には思い出のものを探し求める

事さえ叶わなかったエリアがある事に、深い悲しみ

をおぼえます。

Img_610010w_2

何ものも制御不可能な津波の力を知る1枚です

Img_610416w

右はし上部に見えているのが電柱です。

この防波堤の高さがおわかりになるでしょう。

津波はこの防波堤をなんなく乗り越えてきたのです。

Img_610811w

もぎ取られてしまったような家

Img_611012w

山田町の駅と思われます。

街の象徴は真っ黒です。

Img_611113w

ここはどこの国だろう・・・そんな思いにとらわれます

Img_611214w

鉄骨だけになった建物が、まるで着せ替えて

もらうのを待っているかのようです