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松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働の職員研修(防府市)

2011-10-24 | 2.講演会・研修会
 山口県防府市で、職員を対象に協働研修を行った。
 午前と午後の入れ替え制で、対象は、課長補佐クラスの職員とのことである。
 内容を3つに分け、第1部は、協働の基礎について、話をした。私の協働体験という点から話し始め、1992年から説き起こすことになった。ここでも、協働は、一緒に汗をかくことに限らず、その本意は、行政とコミュニティが両輪で公共を担うという話である。
 第2部は、協働提案事業を具体例で考えてみた。一緒のやる協働の意義と限界であるが、課題を乗り越える方法も一緒に考えてもらった。グループごとに違いが出て、面白かった。
 第3部は、行政の仕事を協働という視点から見直すものである。事前に宿題を出しておいたが、みなきちんとやってきたようだ。
 私の研修は、講義だけではなく、ワークショップが中心であるが、今回も大いに声が出て、いい研修になったと思う。最後には、優秀作を表彰するというハプニングもあった。市民活動課の方々には、いろいろとご配慮いただいた上に、午後は私の流儀にも慣れ、ワークショップの指導、協力もやっていただいてしまった。
 防府市は、もともとは周防の国府があったところで、それで防府という。歴史のあるまちである。防府天満宮で有名であるが、私にとっては、幕末の三田尻のまちというほうが興味深い。ただ、海のほうは埋め立てで工場地帯となり、あまり歴史的遺産は残っていないようだ。残念である。
 いつもは、すぐに帰るが、今回は、もう一泊、防府に泊まった。まっさきにアーケードの銀座通りをゆっくりと歩いたが、閉まっている店が多く、ここでも商店街は厳しいようだ。パンフレットによると、防府の名物はハモということであるが、いまは季節外れである。デザインセンターというお土産屋さんによって、いつものように醤油と、この土地の名物である外郎を買った。どちらも重たいが、値段が張るものではないので、残念ながら、今回の経済効果はわずかであった。
 
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