今年最後のNPO論は、茅ヶ崎市からゲストが来てくれた。茅ヶ崎市の市民自治推進課のMさんである。Mさんとは、本郷台で一緒に共同研究をやって以来のお付き合いで、今回も、出前授業のお願いを快く引き受けてくれた。
学生たちとやったのは、協働提案事業の評価。学生たちの目から見て、協働する意味があるかどうかを考えてもらった。4事業があったが、評価が高かったのは、具体的に目に見える事業、これに対して、抽象度の高い授業は、そもそもの理解が難しく、戸惑ったようだ。
柄にもなく緊張気味でスタートした授業も、途中から,Mさんらしい、穏やかな授業になり、本来の持ち味が出たようだ。さりげなく茅ヶ崎市のPRにもなったようで、授業終了後、茅ヶ崎市に興味をもって、受けてみようという学生もいた。そういえば、今年の春にも、茅ヶ崎市から来てもらったが、それがきっかけで、私のゼミに入りたいという学生が急増した。
シティセールスは、市民や職員一人ひとりの口コミが大事と考えているが、これも有力シティセールスなのだろう。