松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇懐石系女子

2022-07-17 | ゼミや大学のようすなど
 金曜日の夜は、ラインがにぎやかになる。

 ゼミ生たちの悩みや関心事は、仕事と恋である。

 草食系と肉食系の区別は、有名であるが、最近は、さらに細分化され、断食系や絶食系というのもあるようだ。ゼミ生たちを見ても、いろいろで、女子大なので、絶食系がやや目立つといった感じである。

 結婚政策も若者政策の一つなので、関心を持っているが、私たちのころと違って、若者たちを取り巻く環境は厳しくなっている。結婚までのハードルも高い。

 私たちのころは、大量に採用されたので、同期がいて、又、組合の青年部など、さまざまな行事があり、その中で、ゆっくりとふさわしい人を見つめることができた。

 しかし、今は、採用人数が少ないから、同期が少なく、職場は、おじさんばかりである。そこにコロナ禍で、飲み会がないから、少ない同期との親しくなる機会も少なく、同期から相手を見つけることも困難なようだ。しかも転職率が高いから、ますます、つきあう相手を見つけることがむずかしいらしい。

 2,3年たつと、仕事もどんどん責任が重くなって、気分も重苦しくなるのだろう。アドバイスを求められるが、私は気の利いたアドバイスもできず、「食事にでも行って気分転換すれば」と言うが、「好きピもいないので」とのこと。

 私は、「ちょっとした機会があれば彼ピもすぐにできるよ」と慰めるが、「センセイ、ちょっとした機会をください。ぴえんです」。「アセアセです」とますます訳が分からない。

 あらためて思ったが、ゼミ生の多くは、懐石系女子だと思う。ネットで調べても「懐石系女子」という言葉はなく、私の造語になるが、なんとなくイメージが伝わるのではないか。。

 私は、ほとんど役に立たないことから、学生たちが、私に気を使ってくれているのだろう。私の方が、元気づけられているのかもしれない。

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