海なし県の栃木県に住んでいるので、
海に行くのはたいへん。
北関東自動車道が開通したおかげで、
一番早く行ける海は、
大洗海岸になった。
大洗港には、
フェリーの発着場があるが、
写真はまさに入港しようとしているところ。
あんな大きな船が海岸から見られるのは、
何とも不思議。
この海は、
浅いのか?深いのか?
手前に写っている人たちは、
潮干狩りをしている人たちで、
まさに浅い海。
そのちょっっと向こう側に大きな船が入ってくる、
深い海があることになる。
さて、
その海岸に行く前に、
越えねばならない、
建造物がある。
それが、大震災後にあちこちで工事されている、
防潮堤だ。
船の写真は、
防潮堤を乗り越えて中に入って、
スマホで撮影したもの。
車を駐車場に止めたら、
以前なら大きな海が見えたが、
これからはそうはいかない。
海にきて、海が見られず、
防潮堤が見えるのである。
さびしい。つまらん!こんな海に誰がした。
海洋民族である我々日本人は、
海とともに生きてきたのではなかったのか?
それが、
防潮堤とともに生きることになるとは。
なんとも・・・、
言葉が出ない。
優しい海が不気味な海に変わった気がした。
母なる海が知らないオバサンの海に。
防潮堤、
スケルトンでできないかなぁ。
走すれば、
こんなに違和感も持たないのに。
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