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大塚勝利ブログ

議員活動をお知らせしていきます。

長男奪った飲酒運転撲滅願い、父は走った 東京マラソン

2011-02-28 07:06:11 | デイリーメッセージ


写真1 東京マラソン男子車いすで3位に入り、妻の美也子さんと握手する山本浩之さん

写真2 東京マラソン男子車いすで3位に入った山本浩之さん=27日午前10時35分、東京都江東区の東京ビッグサイト

写真3 山本浩之さんの車いすに貼られた「STOP!! 飲酒運転」のステッカー

今朝の朝刊は浩さんと美也子さんの記事ばかりです。お二人の戦いが飲酒運転撲滅の波動を起こすきっかけになると確信します。

朝日新聞(2月28日付け)を転載します。

亡くなった長男の夢見た街を走り抜けた。
 27日に開催された東京マラソンの男子車いすの部に出場した福岡県の山本浩之さん(44)は約3週間前、16歳の長男寛大(かんた)さんを交通事故で亡くした。寛大さんは9日深夜、酒気帯び運転とみられる車に、同じ博多高校に通う友人とともにはねられ、頭を強く打って間もなく死亡した。3位に入った浩之さんは「寛大と一緒に東京の街を走れた。背中を押してもらった」。タイムは1時間30分17秒。ゴールすると、目から大粒の涙がこぼれた。
 浩之さんは、20歳の時にバイクを運転中に事故に遭い、車いす生活になった。車いすマラソンでは、2008年の北京パラリンピックで6位入賞。その後も国際大会で活躍している。昨年の東京マラソンは優勝し、招待選手として2連覇を狙うレースが迫った時に事故は起きた。
 通夜や葬儀などがあり、悲しみに暮れる浩之さんにとっては、レースどころではなかった。だが、寛大さんが来年の春に予定されていた東京への修学旅行を楽しみにしていたことを思い出し、出場を決意。レース前には寛大さんが行くはずだった「渋谷109」も訪れた。
 レースには飲酒運転撲滅への思いも込めた。
 「STOP!! 飲酒運転」のステッカーを特別に作り、ヘルメットや車体に貼って走った。福岡県では06年にも、飲酒運転の車に追突され、橋から海中へ転落した車の中にいた幼児3人が亡くなる事件があった。その後も飲酒運転による事故が後を絶たない。
 ゴールで待っていた妻の美也子さん(42)は「頑張ってここに来られたら、私たちもまた一歩踏み出せるんじゃないかと思って」。家族の写真、寛大さんが亡くなった友人と撮った写真の2枚をカバンに忍ばせていた。

夢見た街 寛大と走ろう 車いす選手の父 東京マラソンへ

2011-02-23 17:35:46 | デイリーメッセージ
                            (子供たちとのスポーツ教室での山本浩之選手)

山本浩之さんが西日本新聞今日の夕刊に掲載になりました。

浩さん、東京マラソンの優勝目指してファイト!!

是非、ご一読ください。

福岡県粕屋町で高校生2人が犠牲になった飲酒運転事故で、亡くなった山本寛大(かんた)さん(16)=福岡市東区=の父浩之さん(44)が27日、東京マラソンの車いす部門に出場する。国際大会でも活躍する名高い選手だが、事故直後の出場に迷いもあった。「記録ではなく、寛大があこがれた東京を、寛大を肩に乗せて走りたい」。悲しみに耐え、父は車輪をこぐ。

 浩之さんは20歳だった1986年、バイクを運転中に車と接触して転倒、下半身にまひが残った。翌87年、車いすのバスケットチームに入り、2000年にはパラリンピックを目指して車いすマラソンを始めた。

 08年の北京パラリンピックでは6位に入賞。09年の大分国際車いすマラソンでは日本人最高の2位。昨年の東京マラソンは優勝し、今年は招待選手としての参加となる。

 「障害があっても、やり抜く姿を伝えたい」。寛大さんと弟の2人の息子に「おやじの背中」を見せてきた。寛大さんは最近でこそ、思春期の照れもあってか競技や練習について来ることは少なくなっていたが、それでもレースの日には車いす運びを手伝い「がんばれ」と声をかけてくれる優しい子だった。

 浩之さんにとって生きる喜びだった寛大さんは9日夜、同級生の皆越(みなこし)隼人さん(16)とともに、飲酒運転の車によって命を絶たれた。

 「あまりに突然で、理不尽な死としか言えません」。レースに向けて調整を始める矢先だった浩之さんは、何も考えられなくなった。悲しみに浸る間もなく通夜や葬儀、警察の事情聴取に追われた。

 そんなとき浩之さんは、寛大さんが来春の東京への修学旅行を楽しみにしていたことを思い出したという。「修学旅行に行くことができなくなった寛大と、東京の街を走ろう」と思い至った。

 気を振り絞って海の中道海浜公園へと練習に向かう途中、06年に幼いきょうだい3人が飲酒運転で犠牲になった橋を渡った。「飲酒運転は殺人に等しい」。あらためて、そう思ったという。

 浩之さんは、いつも歯を食いしばり、うつむき加減で車輪をこぐ。でも東京マラソンは顔を上げて走るつもりだ。「寛大と一緒に、東京を散歩するのだから…」


=2011/02/23付 西日本新聞夕刊=


2高校生犠牲飲酒事故“撲滅メール”商議所会頭に 1万6000社へ呼びかけ

2011-02-19 18:34:33 | デイリーメッセージ
読売新聞朝刊に素晴らしい感動の記事が掲載されていましたので転載します。子どもたちの思いが大きな波動を起こしています。
私の周りでも多くの方からメールをいただいたとの声が上がっています。


◆福岡の2高校生犠牲 飲酒事故 共感し1万6000社へ呼びかけ
 福岡県粕屋町で飲酒運転の車にはねられて山本寛大さん(16)ら博多高1年の2人が死亡した事故で、中学時代の同級生が「寛大の死を決して無駄にしない」と飲酒運転撲滅を訴えたメールが共感を広げている。メールは次々と転送され、福岡商工会議所の河部浩幸会頭(71)の元にも届いた。河部会頭は18日、中学校に手紙を書き、会員企業にも飲酒運転を絶対にしないよう呼びかけている。
 河部会頭は、2006年に福岡市東区で起きた3児死亡事故を受け、「飲酒運転を撲滅する市民の会」を発足させて会長に就任。今回のメールは14日に届き、涙がとまらなかったという。
 メールの発信元は「多々良中央中学校第35期生」と山本さんの同級生であることが記されており、河部会頭は「あらためて飲酒運転の悲惨さ、残酷さを目の当たりにした。みなさんの思いをしっかり受け止め、飲酒運転撲滅運動の先頭に立って取り組みたい」と書いた手紙を同校に送った。
 知念透教頭(50)は「子どもたちの純粋な思いを、多くの人に受け止めてもらえれば」と話した。
 このほか、メールの内容は会員企業約1万6000社に配布する商議所ニュース3月号に掲載。記事中で「またも悲惨な事故が発生」「飲酒運転絶対ダメ」などと強調している。

読売新聞 2011.02.19 朝刊

一般質問 飲酒運転撲滅、地デジ、高齢者の交通安全対策

2011-02-15 15:33:59 | デイリーメッセージ
(本会議場で飲酒運転撲滅を訴える大塚勝利議員)

本日、2月定例県議会一般質問が行われ、登壇しました。
冒頭、飲酒運転撲滅について触れさせていただきました。

(粕屋町の事故は質問通告締め切り後でしたので、答弁はありません。なお、知事、県警本部長の答弁は要旨。後日掲載いたします。)

○地上デジタル放送移行への対応について
○高齢者の交通事故防止対策について

大塚:皆さん、こんにちは。公明党の大塚勝利です。
はじめに、2月9日夜、粕屋町で飲酒運転の車にはねられ、尊いお二人の高校生がお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り致します。

亡くなった山本寛大君は、私の友人の御長男です。ご家族、特にわが子を突然失ったお母様の深い悲しみを真近で感じ、亡くなった前途あるお二人の無念さを思うと、悔しさと怒りがこみ上げ、何か行動を起こさずにはおれません。

葬儀の後、地元中学時代の同窓生達は、「今、私たちができることは飲酒運転撲滅を呼び掛けることだ。」と立ち上がり、その声が大きな波動となっています。
しかし粕屋の事故があったにもかかわらず、その後も飲酒運転事故が後を絶たず、非常事態です。もう二度と生命を奪う悲しい事故を起こしてはなりません。

そこで、議員の皆様、今、地元で報告会などさまざまな会合が開催されていると思いますが、あらゆる機会に飲酒運転撲滅を訴えてはどうでしょうか。私は事故の日以来、訴えを始めました。麻生知事をはじめ、県職員の皆様、杉光教育長はじめ教育委員会職員の皆様、田中警察本部長はじめ警察本部職員の皆様もあらゆる機会に訴えていただきたい。
我々議員そして、県政に携わる皆様が行動を起こすことが、県民の意識を変えることにつながると確信するものです。

それでは通告に従い、質問に入ります。

我が国は、本格的な高齢社会を迎え、2025年には65歳以上の高齢者が全人口の30%に達すると予測されています。高齢者が安心して生活を送りながら、社会・経済活動にも積極的に参加できる社会の構築が益々求められています。本日は、地域の皆様からの声をもとに、高齢化に伴う新たな課題について2点質問します。

まず、地上デジタル放送移行への対応について質問です。
私は平成20年度決算特別委員会で地上デジタル放送移行に伴う課題について質問しました。当時は移行の2年前でしたが、いよいよ完全移行まであと半年を切りました。総務省によると、家電エコポイント制度の利用などで、デジタル対応テレビに切り替えた世帯数は順調に伸び、全国5000万世帯の90%以上に達したようです。
総務省や放送事業者は世帯普及率を理由に、7月24日正午にアナログ放送を終了し、地上デジタル化する方針を固めました。
報道を聞く限りでは、完全実施へ順調のように聞こえます。しかし、500万近い世帯が未だ対応できておらず、もれなく完全移行できるかが課題です。実際に地域の方から地デジ化についてご相談を多数いただいており、難しい現状があるようです。

福岡市東区のある町内約170世帯は、近くに公営団地が建設されて以来、団地が原因の受信障害によりアナログが受信できず、共聴施設から供給を受けてきました。今回地デジへの移行により、受信障害が解消し個別にデジタル放送を受信できるようになりました。しかし、町内は大変高齢者が多く、町内会のお話では、地域ごとに行われた総務省デジサポ主催の説明会に参加された方は少なく、地デジへ切り替えた世帯の割合は低くなっています。
その理由は今まで共聴施設から受信をしてきたため、UHFアンテナが設置されていない住宅が大半で、地デジ対応テレビの購入の他にUHFアンテナを購入、設置しなければならず、高齢者世帯、低所得者世帯には大きな負担となっています。町内会では高齢者世帯が多く、経済的負担により未対応の世帯が多いことから、地域から地デジ難民を出さないために、既存の共聴施設を地デジ対応に改修するか、ケーブルビジョンを契約するか、町内会で戸別訪問のよる聞き取りを検討されましたが、個人情報保護の問題で訪問は難しく、どう対処すべきか、結論は出ていません。
この町内のように、ビル陰の地域に住んでいる世帯、デジタル機器の知識に乏しい高齢者や低所得者世帯では、未だ地デジ化が進んでいないと推察されます。

総務省は完全移行が半年後に迫ったことから、未対応の高齢者や低所得者への支援を強化する為、民生委員など20万人規模のボランティアによる戸別訪問を行い、声かけ運動を行うようです。

知事に伺います。まず本県の地上デジタル放送への移行の進捗状況について伺います。あわせて未対応の世帯についてどのような原因があると分析しているのか、伺います。

2点目に地上デジタル放送への移行は国策として進められている事業ですが、特に未対応の高齢者に対して本県としてどう対応するのか。地デジ難民を出さないよう、きめの細かな対応を取るべきと思いますが知事の御所見を伺います。

3点目に7月の完全移行に便乗した詐欺が横行しています。身に覚えのない工事や、代金請求など許してはならない事案が既に発生していると聞いております。県民、特に高齢者が被害にあわないよう、徹底した注意喚起を促す必要があると考えますがどのように対応するのか。お聞きします。

次に高齢者の交通事故防止対策について質問します。
先日、あるご高齢の方からご相談をいただきました。福岡市東区箱崎に在住の方で、買い物に行くのに国道3号線を渡ろうと思っても、途中で信号機が赤に変わり、横断歩道上に取り残されてしまう。横断時間を長くできないか、との相談でした。

早速、現地へ行くと、東保健所入口交差点は大型スーパーが近くにあり、多くの歩行者が青になるのを待っていました。この交差点は片側3車線、さらに香椎方面には右折レーンもあり、全部で7車線の道路で、東区内の国道3号線はほぼ同じ道幅です。青になり、初めから渡る方、途中から渡り始める方とまちまちですが、途中から渡り始めると信号の点滅が始まり、渡りきれない高齢者が多く、横断の途中で赤になってしまいました。実際に私も高齢者と一緒に同じ速度で渡ってみましたが、青の初めから渡っても渡りきる手前で赤に変わりました。地元の東警察署に尋ねたところ、国道3号線はこの区間、交通管制が敷かれており、歩行時間は青の時間21秒、点滅10秒、計31秒で設定されているとのことでした。
最近、今回のように横断時間を長くしてほしいとの要望がたびたび寄せられ、その度に東警察署に、時間調整をお願いしてきたところです。管制が敷かれていない信号機は、ある程度調整できるようですが、国道3号線のように管制が敷かれている場合は、調整は難しいようです。超高齢社会に突入した今、高齢者の立場に立ったやさしい交通体系に見直しをする時が来ているのを、高齢者が横断歩道を渡りきれないのを間の当たりにし実感しました。
警視庁は、横断歩道を信号が赤に変わる前に渡りきれない高齢者や障害者をカメラで感知し、青の時間を自動的に長くする「歩行者感応式信号機」を本年から本格的に導入を開始しています。渡りきれない横断歩道上の人影を感知すると自動的に5-15秒、青の時間が延長し、また赤で横断歩道を渡ろうとすると音声で警告を発するものです。このシステムの導入によって、警視庁の調査では、導入前と比べ、途中で赤に変わり横断歩道に取り残される割合が半減しました。

警察本部長に2点伺います。
現在、政府は交通基本法の法案化について準備を進めているようです。その原案によると法案の目的は、生活に必要な道路や交通網を整備する必要性を規定し、高齢者や障害者など交通弱者の足を確保するもので、時代に対応したものとなっています。県警本部として、高齢社会に突入した今、高齢者が安心して生活できるよう、交通事故防止対策にどのような考え方で取り組まれるのか、県警本部長の御所見を伺います。

2点目に高齢者にやさしい信号制御についてお聞きします。管制が敷かれていない信号機はある程度の調整はできると聞いておりますが、管制の敷かれている信号機で、横断歩道を渡りきれない高齢者がいるという状況について、どのように対処されるのか。伺います。



麻生知事答弁(要旨)
(地上デジタル放送移行への対応について)
(問い)地上デジタル放送移行の進捗状況と未対応世帯の原因について
(答え)国の調査によりますど、本県のデジタル放送受信機の世帯普及率は92%であり、
国の目標である91%を上回っているところであります。
未対応となっている世帯の主な原因は、高齢者世帯に地上デジタル放送に関する情報が行き届きにくいことや、経済的困窮世帯に対する国の簡易チューナーの給付制度において、まだ多くの世帯が申込手続を終えていないことにあると考えております。

(問い)未対応の高齢者への対応について
(答え)高齢者の世帯に対しては、地上デジタル放送への移行について丁寧に伝える必要があるため、これまで県独自の取組として、全戸配布の広報紙や広報番組によるお知らせのほか、日常よく利用する薬局等へのポスター掲示による周知に取り組んできました。
今後さらに、高齢者の方々に地上デジタル放送への移行を進めていただくため、県内全域において、食料品宅配事業者の協力による周知や、身近な住民による声かけ活動を市町村と連携して推進してまいる考えであります。
(問い)詐欺に対する注意喚起について
(答え)地上デジタル放送への移行に伴い、公的機関を装い、加入料や受信料の名目で金銭をだまし取るなどの詐欺事件が発生しております。このため、本県では、高齢者の被害を防止するため、福祉団体を通して、啓発チラシの配布等による周知に努めているところです。また、詐欺事件が発生した場合は、消費生活センター、警察、放送事業者等からなる緊急連絡網により.速やかに報道することで、被害拡大を防止することとしております。
今後とも、高齢者をはじめ県民が被害にあわないよう、注意喚起を徹底してまいります。

田中警察本部長答弁(要旨)
まず、高齢者の交通事故防止対策についてであります。高齢者が安全に道路を利用できることは高齢化社会において重要でありますが、残念なことに高齢者の交通事故は、三年連続して増加し、特に死者数は全体の約半数を占めている現状に
あります。
このため、県警察では、
○横断時間延長機能の付いた信号機の整備
○高齢者が利用する施設を訪問して行う交通安全教育.
などを重点として、高齢者の交通安全を確保することに努めてまいります。

次に、高齢者にやさしい信号制御についてです。
歩行者用信号の青時間は、交通量、横断歩行者の数、態様などに応じて設定したうえで、必要に応じて見直しております。平成22年中には、高齢者等の安全確保のため、九カ所の交差点で信号機の横断秒数を延長しました。交通管制センターで制御している信号機についても青時間の延長は可能ですので、ご指摘の交差点については今後、現地調査を行
いたいと考えております。


県議会代表質問で知事 飲酒運転事故 新たな対策着手へ

2011-02-15 08:11:49 | デイリーメッセージ
県議会代表質問で知事
飲酒運転事故後絶たず
新たな対策着手へ

麻生知事は14日の県議会代表質問で、飲酒運転による事故が後を絶たないことに触れ、「若者やアルコール依存症の方への積極的な取り組みをしていく」と、飲酒運転撲滅に向けた対策に新たに着手することを明らかにした。野田栄市県議(公明)の質問に答えた。  

県によると、10年の県内の飲酒運転事故のうち、20代による事故75件は前年比50%の増加。また、県警が実施したアンケートによると、飲酒運転検挙者の5割以上が再検挙だったことも判明、県は若者と常習飲酒者の対策が急務と判断した。

今後、若者向けに飲酒運転の危険性などを知らせるパンフレットを3月末までに作成し、カラオケ店などに設置する予定。周知徹底を図るためにクーポン券付きのパンフレットも検討している。
(2月15日毎日新聞 朝刊より)

県議会改革ようやく本腰 PT発足

2011-02-15 08:00:15 | デイリーメッセージ
本日の西日本新聞を転載します。

■非公式代表者会議を廃止 質問時間制限見直し検討

 福岡県議会主要4会派(自民党県議団、民主・県政クラブ、公明党、緑友会)は14日、「密室協議」と批判が根強かった非公式の代表者会議を原則廃止することを申し合わせた。議会改革プロジェクトチーム(PT)を15日に発足させ、代表質問の時間制限見直しや、定例会の閉会期間をなくす「通年議会」の導入も検討する。高まる批判を受け、ようやく改革に本腰を入れ始めた格好だ。

 代表者会議は、議長と副議長、所属議員が5人以上いる「交渉会派」の4会派代表者の計6人で構成。議会運営などについて意見を調整しているが、実際に協議するのは公開されない非公式会議で、県幹部が説明に入ることもある。公開される公式会議は合意した内容を議長が読み上げるだけとあって、批判が高まっていた。

 14日の代表者会議で民主・県政クラブが「執行部との関係をスムーズにしようと応じてきたが密室と言われるのは本意ではない」と非公式会議の廃止を提案。ほかの3会派も賛同した。交渉会派が各45分間実施する代表質問も「時間制限なしで納得いくまで議論すべきだ」との意見や、定例会の会期を1年とする「通年議会」導入を求める声も上がった。会派代表者の1人は「今後、執行部とは根回しなしでガチンコでやる」と述べた。

 県知事選で麻生渡知事が後継指名に動いたことに対し、自民、民主などは批判を強めており、共産党県議は「今回の見直しも知事をけん制する思惑があるのでは」と指摘した。

=2011/02/15付 西日本新聞朝刊より=


飲酒運転撲滅へ 麻生知事に要望

2011-02-14 17:58:39 | デイリーメッセージ
公明党福岡県議団は、14日、今月9日に福岡軒粕屋町で高校生2人が飲酒運転の車にはねられ死亡した事故を受け、県庁内で、麻生知事に対して、飲酒運転撲滅を求める要望書を手渡しました。
席上、森下団長らは、「飲酒運転による死亡事故を二度と起こしてはならない」と訴え、市町村との連携強化をはじめ、ハンドルキーパー運動の徹底など5項目を要望しました。
麻生知事は、「飲酒運転すれば物理的に車が動かなくなるなどの対策を図らねば」と答えました。そのあと、杉光教育長、田中県警本部長にも手渡ししました。

平成23年2月14日
福岡県知事 麻生渡様
福岡県教育長 杉光誠様
福岡県警察本部長 田中法昌様
公明党福岡県議団
団長 森下博司

               
飲酒運転の撲滅を求める要望
 

去る2月9日、粕屋郡内において飲酒運転による交通死亡事故が発生、高校1年生2人の尊い命が無残にも奪われた。
平成18年8月25日、福岡市東区で起きた飲酒運転による幼い子ども3人が犠牲になった痛ましい事件をきっかけに、福岡県は、県を挙げて飲酒運転撲滅を図ってきた。しかし、本県の飲酒運転による事故発生件数は全国ワースト1位という不名誉な状況である。しかも、全国的に飲酒運転事故件数が減少傾向にあるなか、本県は平成21年から連続して増加。22年は前年比41件の増加となった。
こうした状況を打開するため、県および県警察本部、教育委員会にあっては下記の項目に早急に取り組まれることを強く要望するものである。

                     


1 平成22年に大幅に飲酒運転事故件数を減少させた大阪府、愛知県などの取り組みを調査し、本県の取り組みに生かすこと

2 県、県警、教育委員会の連携で中学校、高校で飲酒運転撲滅のための教育、啓発に取り組むこと

3 運転者の呼気にアルコールを感知するとエンジンがかからない自動車の開発、販売、普及を県内の自動車メーカー等とともに推進すること

4 常習飲酒者に対する啓発やアルコール依存症治療、飲酒運転は絶対にしないという県民への意識啓発について、市町村とも連携しながら徹底的に取り組むこと

5 アルコールの提供者(飲食店等)に対し、運転者に対するアルコール提供を絶対にしないことや、ハンドルキーパー運動などの徹底をさらに図ること
                                      
以上


飲酒運転、撲滅へ

2011-02-14 07:47:34 | デイリーメッセージ
2月9日夜粕屋町で飲酒運転の事故で、尊いお二人の高校生がお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り致します。

亡くなった山本寛大君は、私の友人のご長男です。ご家族の、特にわが子を突然亡くしたお母様の深い悲しみを真近で感じ、亡くなった前途あるお二人の無念さを思うと、何か行動を起こさずにはおれません。

葬儀の後、同級生たちは、「今、私たちができることは飲酒運転撲滅を呼び掛けることだ。」と、立ち上がり、大きな波動を起こしています。
しかし、粕屋の事故の後も飲酒運転事故が後を絶たず、本県は非常事態です。もう二度と命を奪う悲しい事故を起こしてはなりません。



私は事故の日以来、会合などあらゆる機会で飲酒運転撲滅を訴えています。我々議員が行動を起こせば県民の意識を変えることができると確信します。


高島福岡市長へ署名を提出!

2011-01-25 13:08:59 | デイリーメッセージ
「子宮頸がん予防ワクチンの公費助成を求める署名」など5つの署名(11,327名分) を高島福岡市長に提出

福岡市東区の公明党東第2支部は、平成23年1月24日、福岡市役所を訪れ、高島宗一郎市長に対し、「子宮頸がん予防ワクチンの公費助成を求める署名」4,593名分・「一人暮らし高齢世帯への緊急通報システムの普及促進と安否確認システムの導入を求める署名」3,553名分・「須恵川にパラペット(簡易堤防)設置と須恵川流域の抜本的な治水・水害対策を求める署名」1,591名分・「スクールカウンセラーの増員と東区内にこども相談センターの設置を求める署名」1,467名分・「JR臨港線沿いの歩道の緑地化・遊歩道化を求める署名」352名分・合計11,327名分の署名を提出しました。あわせて、福岡県県土整備事務所を訪問し、麻生渡知事に対し「須恵川にパラペット(簡易堤防)設置と須恵川流域の抜本的な治水・水害対策を求める署名」を提出しました。これには、大塚勝利県議と山口つよし市議が同席しました。

これから各市町村で2月議会が始まります。公明党議員が質問に立ち、県内全ての市町村で3ワクチンが実施されるよう、期待するものです。




雁の巣レク前信号機の改良(右折矢印信号)、来春設置が決定! 

2011-01-16 11:59:12 | デイリーメッセージ
東区雁の巣レクリエーションセンター前は朝晩特に土日は観光客やセンターの利用者などで交通量が大変多く、特に交差点で福岡市内からの車が、奈多、和白方面に右折ができず渋滞することから、これまで多くの方から右折矢印信号設置の要望が寄せられていました。
皆様の声を訴える中、この度、海の中道大橋の4車線化、雁の巣レクリエーションセンター出入口の改良とともにセンター前の交差点が改良され、交差点には右折矢印信号を設置することがこのほど正式に決定しました。平成24年春の完成が待たれます。