四季・花だより

花は友達!季節感あふれる、三浦半島の花便りなどを中心にお届けしています。

サネカズラ(別名:美男葛)

2012年12月31日 | つる植物

・今年も残すところあと数時間になりました。一年間「四季・花だより」にお付き合い頂き、ありがとうございました。

・今年、締めくくりの更新は、サネカズラ(別名・美男葛)です。
サネカズラは、蔦の絡まることから、「逢う」「来る」の枕詞とされていることから、花言葉は『再会』だそうです。来年も皆様にとりまして、良いお年になることをお祈り申し上げます。有難うございました。


スイセン

2012年12月30日 | 草花

・今年のスイセンの咲き具合は例年に比べて遅いようです。例年ならお正月用の切り花に使えるのですが、今年は叶わないようです。寒さの影響でしょうか?
原産は地中海地方で、日本には中国を経て渡来したようです。

・園芸店では色々な園芸品種のスイセンを求めることが出来ます。私の家でもラッパスイセンやら小さなミニスイセンなどが既に芽を出しています。花の時期が異なるため長いあいだ楽しむことが出来ます。

・「俳句の花図鑑(盛美堂出版)」から、好きな俳句をお借りしました。
 『水仙や母の好みし黄八丈』  青柳志解樹
 『其のにほひ桃より白し水仙花』芭蕉
 


菜の花

2012年12月29日 | 街の話題

・横須賀市立鴨居小学校のボランティア(緑化環境整備・Green Life)に携わり二年が過ぎる。多くのボランティアさんに支えられ着実に前進していることを実感している。
鴨居小学校は1873年(明治6年)設立され、来年7月に140周年を迎える。横須賀市の中でもトップクラスの広大な敷地を誇り、沢山の樹木や野草、小動物が生育している。

・今年も色々な支援、活動をしてきましたが、その一つが教材園の余剰地を活用してのお花畑などを作ったことです。一年を通じていつでもお花がある学校を目指している一環の取り組みです。そんな中、秋口に撒いた菜の花がいま満開を迎えています。早過ぎる春がそこにあります。
そして校門付近に植えたニホンスイセン約2000球もポツポツと咲きだしています。40年ぶりに手入れした白梅18本やソメイヨシノも花芽を確認できます。
約30株貰いうけて移植したツツジやサツキも根付き之も花芽を立派につけています。また土留めに活用したリュウノヒゲやヤブランもしっかり根付きその役目をしてくれています。

・そんなこんなを想いめぐらせながら、今年もあと三日。本格的な春が待ち遠しいです。


ヤルデの花

2012年12月28日 | 樹木

・「花八手」とか「天狗の羽団扇」などの別名があります。ぴったりの表現だと感心します。

・葉の形から、手のひら状に切れ込みがあるのが特徴です。末広がりで縁起が良いこと、常緑で葉が丈夫であることから、邪悪のものの侵入を防ぐことからご家庭の庭木に良く見かけます。ナンテンなどと同様、庭木にはなくてはならない木です。

・特に目立つ花ではありませんが、花のコントラストが、今の時期に見飽きないものと感じます。

・花言葉は「分別」。この花言葉を「広辞苑」で紐解くと、何と奥深い意味があることを知りました。


「フォト花虫舎」写真展・キノコ

2012年12月23日 | 小松藤夫 作品集

・11月29日~12月4日まで開催した第一回「フォト花虫舎」写真展に10枚出展した私の写真紹介、最後の1枚です。

・キノコの正式名称は判らないため、キノコとしました。背の高さは大きいのでも5㌢ほどでした。芝生に腹んばっての撮影でした。
しっかりとしたピントと露出で可愛い三姉妹のキノコを芝生から浮き上がらせて表現してみました。キノコをどのくらいの大きさで画面に入れるかによって雰囲気が大きく左右すると考えての画面構成です。カメラの位置も三本が重ならないように考えました。キノコを浮き上がらせ絞りを開放にして写したことが、この作品になったと考えます。一眼レフカメラの良いところであるボケを充分に出すことが出来ました。

・ただ、画面下がやや多いかなとも感じます。もう少し上を開け、キノコが成長し伸びていく感じを出したほうが良かったかなとも思います。それと、光りがやや不足でした。


「フォト花虫舎」写真展・オンブバッタとオオフサモ

2012年12月22日 | 小松藤夫 作品集

・オオフサモから顔をチョコンと出して、こちらの様子を見ているような仕草がなんとも可愛らしい。オンブバッタの雄ではないかと思われます。
雄の体長は22㍉前後で、雌の40㍉前後の約半分。雌の上に雄が乗っかっている姿を良く見かけるためオンブバッタと名付けたのでしょうか?このバッタは殆ど飛べないようで、草むらなどを住処としているようだ。

 


「フォト花虫舎」写真展・ヒメウズ

2012年12月20日 | 小松藤夫 作品集

・花弁は2.5ミリ程度と極めて小さく、花は下向きにつける。葉も花もオダマキを超小型にしたようである。高さは10~30㌢のため、撮影姿勢は苦しくなる。そして、少しの風で花弁は揺れ動くので、息を殺しシャッターチャンスを待つ。

・花期は4~5月頃。日だまりでも、人目につくことはなく、ひっそりと咲く。そんなヒメウズが好きで、なんとも愛らしい。キンポウゲ科の多年草です。


「フォト花虫舎」写真展・アカマルオオノミハムシ

2012年12月19日 | 小松藤夫 作品集

・鮮やかな赤色のハムシ類を初めて撮影しました。体長は僅か4~5㍉と小さい。昆虫の撮影は、眼にピントをあわせるのが基本。体調が優れない時にはピント合わせは難儀します。

・食草は、センニンソウの葉やボタンズルといいます。
この虫の情報収集不足のため、これ以上の事はありません。何方か情報をお持ちの方は、コメントにて教えて下さい。宜しくお願い致します。