四季・花だより

花は友達!季節感あふれる、三浦半島の花便りなどを中心にお届けしています。

有難う御座いました。

2009年12月31日 | ご挨拶
・今年も残すところ今日のみとなりました。
この一年間「四季・花だより」をお訪ね頂き有難う御座いました。
また大変多くの方からコメントをいただき感謝申し上げます。
しかし、後半はコメントのご返事も出来ないことが多く、心苦しい結果となりました。

・来年もお付き合いいただけますようお願い申し上げ、皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
有難う御座いました、良いお年を。

ロウバイ二景その一

2009年12月30日 | 樹木
・我が家のロウバイが早くも咲き出しました。香りが高く全体が黄色の花をつける
ソシンロウバイではないかと思われます。
触れば壊れそうなロウ細工(↓の画面)の様な花をつけます。別名にカラウメの名があります。
分類上はロウバイ科で、萼と花弁が連続し、ウメとは全く違う種類です。
中国原産で日本へは江戸初期に渡来した様で、観賞用に庭木や盆栽として栽培されています。

タンキリマメ

2009年12月29日 | つる植物
・野山を歩けば嬉しい出会いがあります。タンキリマメもその出会いの一つです。
本ブログ初登場ではないでしょうか。マメ科のつる性多年草です。

・黒光りする豆が二個、行儀良く顔を出しています。変わった名ですが、豆を煎じて飲むと痰の切れがよくなるという俗説からの名。
盛夏の時期、花が咲いても気がつかなかったのですが、今の時期、サヤの存在で知ることが出来ます。

星の瞳

2009年12月28日 | 草花
・オオイヌノフグリでは余りにも可愛そう、ということで相応しい名前を幾つかつける試みをしたそうですが、中々定着しなかったようです。
「星の瞳」もその試みのひとつのようです。

・昨日久しぶりに野山を歩きました。嬉しいことに「星の瞳」が数輪咲いているのに出会いました。
本来は春一番で咲く花。日本の春にお馴染みの花ですが、明治時代、ヨーロッパからやってきた帰化植物です。
もともと日本にはイヌノフグリという花がありますが、すっかりオオイヌノフグリに押されて、見かけなくなりました。

スズメウリ

2009年12月27日 | つる植物
・ウリ科スズメウリ属のつる性一年草です。水辺や湿地に成育しています。
緑色の未熟果も美しいのですが、白く熟した姿のほうが鑑賞価値が高いような気もします。
和名の由来は、果実が小型であることからスズメといったもの、またスズメの卵に見立てたことによるようです。

何想う(イソヒヨドリ?)

2009年12月26日 | 野鳥たち
・スズメ目ヒタキ科スズメ亜科のイソヒヨドリの雄ではないかと思われます。雄は上面が青、下面が赤褐色で美しい鳥です。
人を余り恐れないようで、比較的近くで撮影させてもらえました。

・海岸の岩場や崖などに住んでいるようです。主食は昆虫のようで、今の時期、虫も少ないのでお腹一杯食べるには大変であろうと思います。
フナムシなども食べてしのいでいるのでしょうか。
ほぼ全国の海岸に留鳥として分布しているようです。

クリスマス・イブ

2009年12月24日 | 徒然想うこと
・残すところ今年の暦もあと8日。今日は日本で年中行事化し、すっかり定着したクリスマス・イブです。

・岩村暢子著「普通の家族がいちばん怖い」(新潮社)によれば、年中行事は今、引き継ぐものではなく、主婦が自分の好みを選び、自由に取り込むものに変わった」とあります。
いまや普通の家庭でも、ツリーとイルミネーションで飾られ華やかだ。

・ワインの少しばかり残った空瓶と、まだ少しばかり残っている瓶を見つめながら、今宵は日本的にタクワンでもつまみに、自分なりのイブを楽しもうとしますか。

サネカズラ(美男葛)

2009年12月23日 | つる植物
・赤い小さな房状の実が目を引きます。房全体で一つの果実です。多数の雌しべがむき出しで熟し、色づく姿は美しいです。
和名の由来はサネは実、カズラはつるの意で、実の目立つつるの意味。

・別名美男葛は、昔、武士が枝の皮の粘液を水で抽出して、びんつけ油の代わりとして使い、頭髪を整えたことからの名のようです。
その他各地で別称・方言が数多くあるようです。

・三条右大臣藤原実方の有名な和歌に『何にし負はば逢坂山のさねかずら人に知られて来るよしもなが』があります。
花言葉は「再会」だそうですね。