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ザスパクサツ群馬の話題を中心に書いています。

長崎での試合を見られなかった長崎の人たち

2009-11-12 23:50:40 | Weblog
本来ならば先週末行われるはずだった、天皇杯3回戦。
ナビスコ決勝の都合上、水曜開催となった。
試合間隔が短いチーム関係者はもちろんだが、この日程を一番恨めしく思っているのは、長崎の観客ではないだろうか?
厳密に言えば、観客になれなかった人。
週末ならば見に行けたのに、平日だったためにあきらめざるを得なかった、長崎の人たちだ。
地元にJのチームが無い地域としては、日本のトップリーグの試合を地元で見られる機会は、年に1度、天皇杯くらいしかないはずだ。
しかも、東京はナビスコ覇者。
怪我人や代表召集でフルメンバーではないにしても、サッカー好きならば「見たい!!」試合だろうに。

問題は、やっぱり日程なのだと思う。
リーグ戦、天皇杯、ナビスコ、ACL、代表。
いくらなんでも日程が重なりすぎではないだろうか?
選手の健康面、クラブの運営面を考えても、過密日程や大会の重複は緩和すべきだと思うが、今回の試合を通じて、観客のためにもそれが必要ではないかと感じた。

サッカーを地域密着の競技に育てるのは、協会が標榜している道のはず。
ならば、プロクラブが無い地域での試合は、サッカーと地域の未来にとって大切にしなければならない機会のはずだ。