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ザスパクサツ群馬の話題を中心に書いています。

ふたつの失態

2009-11-05 23:03:00 | Weblog
弊クラブ所属選手の行為について(お詫び) [ 川崎F ](09.11.04)


ナビスコカップ、準優勝の表彰に臨む川崎の選手達の失態が批判を浴び、社長がお詫びのコメントを出す事態になっている。
まあ、あの態度は褒められたもんではない。批判は当然だろう。

たしかに3度目のナビスコ決勝、今度こそ優勝を!という思いは強かっただろう。
にもかかわらず、超攻撃的な川崎が、手負いの東京に一矢報いることも無く敗れた。
その無念、当事者でない私などに図り知ることも出来ないだろう。
しかし、それはそれ。

優勝出来なかったことは悔しかろうが、それでも準優勝だ。
メダルはピッチで戦った選手達の首にかけられた。しかし、そのメダルは選手だけのものではない。
ピッチに立たせてくれたチーム、支えたクラブ、声援を送り続けたサポーター。
みんなのものであるはずだ。
彼らが居らずして、ピッチに立つことが出来たか?
そして大会を支えるスポンサー、運営するスタッフ、協会、観衆、視聴者。
そういった存在があって初めて、試合が成り立っているのだ。

ピッチに立てること。
サッカーが出来ること。
そのこと自体を、一度見つめなおしてもらいたいものだ。



ただ、それ以上に残念なのは、協会の長の失態だ。
組織の長であるならば、選手達の非礼を詫びなければならない立場にあるはずだ。
こういった事態において、最初に詫びることで、組織全体の襟を正し、イメージの失墜を免れるのがトップの役割ではないか?
怒りに任せ、処分だ制裁だと、権力を振り回している様は、みっともなくて他所様にお見せできるものではない。
一度、我が身を省みられてはどうか。
もしも、本当に川崎に制裁を科すのであれば、組織の長であるご自身にも何らかの罰があってしかるべきと思うのだが。

三菱水島FC JFL脱退

2009-11-05 22:52:06 | Weblog
お知らせ「三菱水島FCのJFLからの脱退について」

寂しいニュース。
しかし、非常に堅実な現実路線を選択したということかな、と想像する。
社会人チームが廃部を余儀なくされる昨今、チームを残した三菱水島の判断は、いちサッカーファンとして敬意を表したい。

カテゴリーは下がってしまうが、選手はサッカーを続けられる。
それもチームがあればこそだ。