日曜日 街は寂しく 静まり返って

夕方に…ちょこっと買い物に出掛けます。
皆さんも…ピリピリして買い物をしてます。
マーケットの閉店が…いつもより早いのです。

街中を…少し覗いてみます。
どの店も…お客さんがいません。
居ても…後ろめたそうに飲んでます。

或る老舗っぽい…お蕎麦屋さんがあります。
ドアやマドがちょっと開け…風通し良くします。
何気なく覗くと…お客さんは一人もいないのです。

白頭巾に割烹着姿の…おばあさんだけがいます。
余りにも暇なのか…退屈そうにヤンキー座りです。
床の一点を見つめて…この上ない寂しそうな顔です。

お店に入ろかと思いますが…僕は偽善者ではないです。
入ったとしても…掛け蕎麦では助けにならないかもです。
店を後にしますが…おばあさんの顔が目に焼き付いてます。

こんな時は…お休みした方が無難かもしれませんね。