僕は…慌てて夜のエレベーター乗ります。
そこには先客の…女性が一人だけ乗っていました。
その彼女は若く軽装な姿で…iPodを聞いています。
そして扉が閉まると…彼女は奥に行きます。
やがてブッツンと奇妙な音が…僕に聞こえてきます。
僕は彼女のiPodの漏れる音楽かと思い…無視しています。
しかし…その音が段々言葉になって聞こえてきます。
僕は…彼女が聞こえてくる歌に合わせて歌ってると思います。
するとそれは歌ではなく…はっきりと言葉であることが明白になります。
「やばいよ…男と二人っきりだよ
」
「このおっさん…私を襲わないよな
」
「まいったな…エレベターって個室だよ
」
彼女は…小声で話しているつもりのようです。
しかしiPodで耳が塞がれて…声のボリュームが解らないようです。
このままオトナシクしていたら…僕は危ないおじさんされてしまいます。
そこで僕はゆっくり振り返り…彼女を見ます。
すると彼女は目を丸くし…「うぁうぁうぁ」口を震わし発します。
そして僕は満面の笑顔で微笑み…『大丈夫だよ
』と彼女に語ります。
しかしiPodの彼女には聞こえず…まだ「うぁうぁうぁ」言ってます。
するとエレベーターは止まり…扉が開き沢山の人々が乗り込んで来ます。
彼女は安心したでしょうが…もっと安心したのは僕の方だったかもしれません。
その後…彼女は次の階で降りました。
僕もその階に降りたかったのですが…辞めたのです。
もし僕が一緒に降りたら…きっと彼女は走って逃げたでしょう。
でもiPod族の皆さん!…話す時は小声でお願いします。

そして僕は…危ないおじさんではありません!
そこには先客の…女性が一人だけ乗っていました。
その彼女は若く軽装な姿で…iPodを聞いています。
そして扉が閉まると…彼女は奥に行きます。
やがてブッツンと奇妙な音が…僕に聞こえてきます。
僕は彼女のiPodの漏れる音楽かと思い…無視しています。
しかし…その音が段々言葉になって聞こえてきます。
僕は…彼女が聞こえてくる歌に合わせて歌ってると思います。
するとそれは歌ではなく…はっきりと言葉であることが明白になります。
「やばいよ…男と二人っきりだよ

「このおっさん…私を襲わないよな

「まいったな…エレベターって個室だよ

彼女は…小声で話しているつもりのようです。
しかしiPodで耳が塞がれて…声のボリュームが解らないようです。
このままオトナシクしていたら…僕は危ないおじさんされてしまいます。
そこで僕はゆっくり振り返り…彼女を見ます。
すると彼女は目を丸くし…「うぁうぁうぁ」口を震わし発します。
そして僕は満面の笑顔で微笑み…『大丈夫だよ

しかしiPodの彼女には聞こえず…まだ「うぁうぁうぁ」言ってます。
するとエレベーターは止まり…扉が開き沢山の人々が乗り込んで来ます。
彼女は安心したでしょうが…もっと安心したのは僕の方だったかもしれません。
その後…彼女は次の階で降りました。
僕もその階に降りたかったのですが…辞めたのです。
もし僕が一緒に降りたら…きっと彼女は走って逃げたでしょう。
でもiPod族の皆さん!…話す時は小声でお願いします。

そして僕は…危ないおじさんではありません!