TZ250 (田中）

「跨っていいよ」と言われた時の気持ちを何と表現したら良いのか。
紛う事なきレーサー。
TZ250ですよ！
指輪、腕時計を外したのは当然の礼儀でしょう。
まかり間違って傷でも付けてしまったら。
お金で済む問題じゃないんです。
第一、それを僕自身が一番許せない。

それにしても・・・
こんな嬉しそうな顔してたんだ、と我ながらびっくり。
隣にどんな美しい女性が立って頂いてもここまで嬉しそうな顔をする自信がまるでありません。

かなり重症です。
もう治りません。
治すつもりもありません。


※この後に帰る時の事。
「やっぱり2stだなー・・・」と誰に言うでもなく不意に口をついて出た言葉に娘は
「お父さんのバイクはつーすとなの？」
「うん、2st」
「つーすとははやいの？」
「うん、昔はね。」
「いまははやくないの？」
「う～ん、速いのは速いけど今は4stの方が速いなぁ。2stを作ってないし。」
「どうしてなの？」
「時代の趨勢（←言ってみたかった）ってやつか・・・」
「ぜんぜん意味がわからんけど、そうなんや！」
「うん、そうなの。大きくなったら教えてあげるね。」
「わかった！」

RZVを置いておく意味が出来た。


※２　まだだらだらと撮った写真があるので明日にでも。