one's works. my works!


one'sとは「その人の」と言う意味です。
僕らはone'sに「皆様の」と言う思いを込めました。

凄い!!    (田中)

2007年05月30日 20時58分29秒 | 美容院
森理世さん。
ミスユニバースの世界大会で優勝。
本当に驚きました。
と、同時に本当に日本人女性は綺麗になった(48年前にも日本人女性が優勝してますが)なぁと思いました。
昔、インドの上流階級の女性のヘアーをさせて頂いた事があります。
まだ当時14歳の少女でした。
その美しさに「本当にこの世のものではないな―・・・」と半ば畏怖を抱きながら担当させて頂いた事を覚えています。
独立する少し前。
フランスに行って現地のモデルさんのヘアーをさせて頂いた時にもやはり同じ様に感じました。

それがここ数年。
独立してから御来店頂くお客様の綺麗な方の多い事。
何故でしょうか。
一つはやはり生活環境の違いで。
一つにはメイク技術や用品の進歩。
そしてカッティング技術の進歩。

日本人女性のヘアースタイルは今や世界一だと僕は思います。
フランスで現地のスタッフと仕事をしてて言われた事があります。
「私は日本人と仕事をするのがとても好きだ、何故なら日本人の仕事はとても丁寧でデリケートだから」と。

もともと細やかな仕事が好きだった日本人。
そこへこの15年ぐらいのカット技術の進歩はとても大きいです。
何が日本人女性のヘアースタイルを変えたのでしょうか。

僕が美容院で働きだした頃世間はバブル絶頂期。
ワンレンソバージュの時代でした。
カットも「毛先1cmだけカット」とかばかりでした。
前髪はくるっと巻き上げたりふわっと下ろしたり。
その頃のヘアースタイルを見せると今の若い子たちは笑います。
当時をそれで駆け抜けた僕にはやはりまだ愛しいスタイルではある訳ですが・・・

ワンレングスは当時海外では苦学生のヘアースタイルと言われてました。
何故なら数ヶ月カットを怠っても大丈夫だからです。
ですので海外からお客様がいらっしゃるととても驚いたんです。
「ヘアースタイルは苦学生のスタイルなのに持ってるバッグは一流ブランド?!お金持ちなの?お金持ってないの??」って。
とてもちぐはぐに映ったみたいでした。

それから時を経てレイヤーが流行りだして。
それからまた数年。
一気に日本人女性のヘアースタイルを垢抜けさせたのは「削ぎ」です。
シャギーですね。
レイヤー+シャギーでとても軽やかなヘアースタイルを作り出す事に成功したんです。
今やもうファッションセンスも含め日本人女性は世界に誇るべき美しさを手中にしました。

プロデュースの如何もあるでしょうがその事を見事に証明しました。
思えば去年あたりからその布石はあった訳ですが。
昨日は本当に感動しました。




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