多発するスラップ訴訟、対策は名誉毀損裁判を多発する弁護士のブラックリストの共有
以下本文一部転載
◇記録を残す意義
対策はあるのだろうか? 実は、スラップの対策として、かなり以前からフリーランス記者や
編集者の間である戦略が考案されてきた。安易に名誉毀損裁判を起こす
弁護士のブラックリストを作成して共有する案である。
名前・所属事務所・言動などをデータベース化して、該当する人物には仕事を依頼しないなど、
ある種の協力関係を構築するのだ。
それにより不要な名誉毀損裁判を多発する弁護士を実質的に追放する戦略である。
もちろんデータベース化するにあたっては、リストに入れる該当弁護士を取材するなどして、
その際に暴言などがあれば、それを音声記録として残しておく必要がある。
しかし、スラップについての取材となると拒否される可能性が高く、
そう簡単にできるわけではない。解決しなければならない問題は多い。
しかし、こうした対策を取らない限り、職業としてのフリーランス記者・編集者は成り立たない。
出版労連や日本ジャーナリスト会議など、出版関係の組織がイニシアチブを取ってくれれば、
決して実現できない対策ではないだろう。
緊急に考えなければならない課題である。
引用以上・・・
昨日、名誉棄損による提訴が過払い金返還の様にビジネス化しつつあるという記事をご紹介しました。
これはジャーナリスト、特にフリーランスの方にとっては由々しき事です。
ジャーナリスト有志の方が弁連にスラップ訴訟に関する調査、対策を申し入れても
例によって弁連は動きません。
上記記事ではスラップ訴訟に対抗すべくフリーランスの連携を提唱していますが、
現在の所フリーで活動している方は自分の身は自分で守る他無い状況の様です。
ここからは余命ブログのお話を少し・・・
佐々木先生は、被告の方と実際法廷で対面した時の様子から
「彼等には今の社会はどういうふうに見えているのか」
とツイートされていました。
懲戒請求を出された方、それぞれのお考えが有るかと思いますが、
下記は実際に余命の大量告発、懲戒請求の呼び掛けに応じた方のブログ記事です。
余命3年時事日記の初期にあったハードランディング作戦では
現在はクローズされていますが、以前は余命ミラーサイトに読者からの
様々なコメントが掲載されていました。
大半のコメントが余命ブログの主張そのままでしたが、
せんたくさんによると都合の悪いコメントは全て削除されているそうです。
多くの被告となった方々が何をお考えなのか、本当の声が公表されるのは何時の事なのでしょうか。
今週余命ブログは更新をお休みしました
本日もありがとうございました
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