ジャガイモ３つでめちゃくちゃ幸せ！

小さな庭に植えていたキュウリが枯れてきたので、
そろそろキュウリを這わせていたネットを
片づけようかな～と、庭を見ながら思っていた。

けど、暑い。とてもじゃないけど、
作業する気になれない。

とりあえず根っこだけ抜いておいて、
２～３日して全部枯れたら、片づけよう。

そう思って、庭に出た。

根本を持って4本抜く。
ついでに近くの雑草も一緒に
無造作にひっこ抜く。
以上、２～３分の作業。

そしたら、ジャガイモが３つ採れた。
やほ～～～(^^)/
めっちゃキレイでいい形。



いつも台所の生ごみを堆肥にしてるんだけど、
そこにジャガイモの芽の部分が残ってたんだなぁ。
とてつもなく嬉しい。絶対ウマイぞっ！

いや、ジャガイモ買わずに済んで、とか
そういう意味じゃなくて。

大地からの恵みのジャガイモを、
人間がいただいて、その皮や芽をまた大地に戻し、
その皮や芽からまた大地がジャガイモを育て、
またそれを人間が食べて、
…という、大地と共生している感じが。

刹那的な刺激とか、すぐ消えてしまう新しいモノは、
移ろいゆく泡みたいな喜びだから、
頼りなくてもっともっと欲しくなっちゃう。

もっと機能的なのがあるかも、
もっとセンスいいのがあるかも、
もっと他のお店の方がおいしいかも、
もっと安いのがあるかも、
もっと新しいのがあるかも…って。

だけど、
思いがけず、ジャガイモが育ったのは、
人が何をしなくても、
地球自身の生命力が満ち満ちて、
それぞれの生き物が、
自分の力で育っっていくんだなぁ、って。

何の矛盾もなく、誰に負荷もかけず、
地に足のついた喜びがもたらされた感じ。

じゃがいも３つで、めちゃくちゃシアワセ(^^)。