『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

「原始人家族」って言われてるらしい

2022年02月21日 | 手足を使う日々
羊毛って、毛刈りした状態では、
泥だらけ、草だらけ、
ときどきウンコもついてる、
油っぽいシロモノです。

それを、フエルトになっちゃわないように、
ぬるま湯でていねいに洗うと、
洗った水が泥水になります。
泥や草がビックリするほど取れる。

で、洗った羊毛を草を一緒にビンに入れて、
水で満たし、日向に何週間か置いていたら、
いろんな色に染まります。

庭の雑草でもいいけど、
オススメはタマネギの皮。
「黄金の輝き」と言いたくなるような色に
きれいに染まります。

その状態のものが、
手元にひと固まりありました。
何かの作品になるほどの量ではないし、
道具もないので放置していました。

が、春の気配が濃くなってきて、
「あれを、とにかく毛糸にしてみよう!」
と急に思い立ち、
カーダーと糸巻きを借りてきました。

数日借りている間に、
手持ちのものをどんどん毛糸にするのだ!

まず、羊毛の塊を手である程度ほぐす。
5倍くらいのふわふわ状態になります。
どんどんほぐします。
ぽふんぽふん。
全部ほぐしました。
この状態でもまだ、
泥とか草とかはついています。

でも、気にせずカーダーにかけて
毛並みを整えます。

その段階で、草がいっぱい落ちてくるので、
エプロンの上でやらないと、服が大惨事!

毛並みを整えたものを巻き取ったのが、
左側のふわふわの筒状の塊=ローラック。
それを紡いで縒りをかけたものが、
左の糸巻に巻いてあります。

カーダーをかける作業を、
夕食後にリビングでしていたら、
中3の子どもが、まんまと
「1回やらせて~」と言い出した。

だよね、だよね!
やってみたいよね!
私から言うと「やらない」って言いそうだったから、
黙ってたけど、体験してみて欲しかったのよ。

手を取って教えてみたら、
すぐにコツをつかんだ様子。
あら、アナタ結構カンがいいのね。

まぁ、すぐに飽きて、
テレビ見てたけど、
私は粛々とカーダーをかけ、
ローラックを作り続けたのでした。
手持ちの3分の2くらいは出来たかな。

こんなことを楽しんでいる我が家は、
中3の子どもの友だちから、
「原始人家族」と言われているらしい。

わはは!!!!
原始人って何なのさ!!!

「だって、ヨーグルトとか靴下とか、
売ってるものをあれこれ作るから」
だそうで。

大きくなった時に、
1回やったことあるかどうか、って
結構大きいと思うんだよね。

そういうその子だって、
何年か一緒にお味噌作ってるから、
原始人の素質あるんだけどね(^^)。



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