クレヨンでぐるぐる動くフォルメンって、
10~20分くらいでサクっと終わることが多いんだけど、
今日は朝から一日フォルメン三昧。
私の大好きなテキスト
「フォルメンを描く」を訳された
石川恒夫先生の講座に参加してきました。
森の中の心地よい建物の中で語る、ソフトな印象の先生。
フォルメンが好きな方々と一緒にフォルメンを学べて幸せ!
私、前からなぜかフォルメンが好きで、
いつまででもぐるぐるぐるぐる描いてたりする。
A3の紙は縦横比が違って狭苦しくてイヤだったから、
A3の長い辺の幅の巻紙まで買ってしまったくらい。
好きなだけ正方形の形が使える!
どうしてこんなにフォルメンが好きなのか、
今日はその謎が少し解けました。
フォルメンは、内側の動きを外に表すもの、
オイリュトミーは逆に、
外側の動きを内側に取り込むもの、なのだそうです。
私、ず~っと言葉関係の仕事をしてきたので、
っていうか、仕事じゃなくても言葉と親しんでいるので、
外の動きを、言葉を使って内側に取り込む作業を
ず~っとしてきたのです。外から中へ向かう方向。
逆に、内側で活発に動いている、このあれこれ
(って言われてもわかんないよね)を、
何かの形にして外に現すのが苦手。
中から外へ、の活動をしていくステップとして、
内側を外に表現するフォルメンが必要だったんだなー。
…って気づいて、すごく納得できたんです。
内側のものを外に表現する、
意志を育てるアクティビティ、がフォルメン。
逆に、外のものを内側に取り込むのが
オイリュトミー、だそうです。
そういえば、たいていの人はどっちかが好きで、
両方好きな人って、あんまり聞かないな。
もっと強い意志を持ちたい。そして、
もっときちんと、形あるものを外に作りたい。
そう願っているからこそ、
こんなにフォルメンが好きだったんだな~と、
今さらながら、わかったのでした。
私が意識もしてないのに、
それが必要なことを心や身体が知っていて、
気持ちの赴くままにやっていたら、それで、
私トータルとしてのバランスも取れていた、
っていう、この不思議な感覚。
人は誰でも
精神に満たされているんだな~
って思うのは、こういう時です。
昔から「なんかわからんけど、やりたいねん!」
には、なるべく従ってみることにしています。
その時は、単に突き動かされていたり、
ウズウズして、やらずにおれないだけなんだけど、
後から考えた時、私も知らない「私」が、
教えてくれていることだった、ってのが多いから。
10年~20年経ってから、
自分の行動の理由や、必然性がわかる。
そんなことが、いっぱいあります。
その時にわかってると、人にも説明できて、
安心してもらったり、
理解してもらったりできるんだけど、
そんなに頭良くないからゴツゴツぶつかるんだよね。
それが申し訳ないから、黙ってた方がいいな、とかもあり。
まー、しんどくて面倒な性格なんだけど、
そうやって自己認識が深まった時は、めっちゃ幸せ!
自分がわかっていくにつれ、
周りも少しずつわかっていけるから。
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