蝋梅の実を見て狼狽する身

ダジャレで始めるのを

止められなかったのを許してください(^^)。

いや、今朝散歩していたら、

蝋梅（ロウバイ）が咲いていたのですよ。

その公園に蝋梅の木があることは、

ずっと前から知っているし、

何なら、込み合ったところから

小枝をもらって来たことだってあった。

で、今日、その蝋梅の前を通ると、

コレ。実を発見したのです。

今まで何度となく前を通っていたのに、

その存在に全く気付かなかった。

いつも咲いた時に花を見るだけで、

というより、何なら花も見てなくて、

「いい香り～」って鼻を近づけてるのに、

実には気づかず、通り過ぎてました。

今日初めて見えた実は、

とても大きくて、花と同じくらいのサイズ。

一度気づくと見えないサイズじゃない。

「こんな大きなものが同じ枝にくっついてるのに

まったく気付かないなんて、そんなことがあり得る？！」

と、おおいに狼狽したのでした。

だって、コレだよ！

花がこんなに透明感があって作り物みたいで

ツヤツヤでぽってりしてるのに、

実はミノムシみたいに、カサカサでシワシワ。

カラカラに乾いて枝にくっついてる。

２～３個、持って帰ってきて

開けてみたら、大き目の種が３つくらい入ってた。

これ、マズそうで、

鳥にも食べてもらえそうにないから、

遠くには運んでもらえないね。

まぁ、とにかく、今朝は、

何度も目の前を通ってて、

その木が好きでさえあったのに、

こんな大きな実に初めて気づいたことに驚いたのでした。

実じゃなくて人相手だって、

このままだと、同じことやっちゃってる。

最初に「香りのいい人だ」って思ったら、

香りの良さに囚われて他のところは見ない。

ちゃんと見える目を育てるために、

じっくり見てみる練習をしよう。

と思ってとりあえず絵を描いてみた。