『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

急にワルモノになった? そんなバカな!

2022年02月28日 | 考える日々
ウクライナのこと、よくわかりません。
すみません。
一応、ニュースやWEBサイトなど
見てみたのですが、すでにバイアスかかってそうで。

わからないままに、どうにも謎なのが、
人は何の前触れもなしに、
急にPTSDになったりするの??ってことです。

3日前まで、
国連で世界の平和を守る常任理事国のボスだった人に向かって、
メディアの論調が、
「彼はトラウマがあってPTSD気味だ」とか、
そんな風に激変したことにビックリです。

それにもビックリだけど、
そういう報道を何時間か聞いていたら、
自分が「なんと、彼はそんな人だったのか!」って、
報道そのままに受け入れていたことにビックリです。

昨日まで一緒に世界平和を守っていた国家元首が、
急にワルモノになるって、どういうことですか?

んで、もっとイヤなのは、
私の洗脳なんて、
いともカンタンだってことです。

ティーンエイジャーの頃は、
たぶん中学校の先生の影響で、
「平和を目指すなら左翼が正義」と思ってたし、
自虐史観にもどっぷりつかってた。

もっと小さい頃は、
白人カッコイイとか、
ファーストフードおいしいとか、
無意識の領域を洗脳されてた気がする。

わりと本を読む子どもだったから、
違う立場の本を読むたびに、
「なるほどな~」って説得されて、
「あれ? 自分の意見だと思ってたことは、
好きな先生が言っただけの事だったかも?」
なんてことにも、もどかしさを覚えた。

「自分の目で見て、自分で考えたい」と、
めっちゃ思った。
「事実と思い込みと予想を分けたい」とも思った。
それが、「大人の言うことを聞かない」、
ってことと結びついてしまうんだけどね。

大人になって、「自由の哲学」に出会い、
「自分の目で見て、自分で考えることで、
人は自由になっていく」と、書いてあったので、
「だよねだよね!!!」って。

そしてそれがいかに難しいかを、
今また、切実に実感しています。

今回のことは、
特定の一人がクレイジーでワルモノだから、
こういうふうになったのか。
クレイジーなワルモノだったとしたら、
それを3日前まで誰も気付かなかったのはなぜか。

そんなワルモノを元首に選出する選挙制度を、
どう変えたらいいんだ??
そして、国連はどうしたら機能するんだ??
日本はどう守ればいいんだ???

たいていの戦いは正義のために起こるのに、
どっちが正しいかを分析してどーするん??
「どうぞ安全にお過ごしください」って、
戦地の人に向かって言う神経って何??

自分で考えるためには、
自分の問いをいっぱい持っておくことが
スタートかな、と思います。

問いを持つと、
当然もやもやするんだけど、
もやもやしている方が、
都合よく洗脳されるよりは、いい。

ロシアの国営テレビは、
ロシア軍がウクライナに展開していることを、
報道していないそうです。
ってことは、報道したら反対されるってわかってるんやん?
この時代に、そんなことしたところで、
いつまで隠せるんだろ?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿