『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

今が格差社会だと知った時

2019年12月04日 | 考える日々
たとえば、今は格差社会だと知った時。

今の枠組みの中で輝ける人はそれでいいけど、
そうじゃない人はガッカリかと思えば、
そういうわけでもなくて、
居場所を変えれば輝けたりする。

枠組みを問うクセのない人は、
この世を進めていくのにふさわしい人だし、
枠組みを問いたくなる人は、
より良い世に向かう基礎を作る開拓者だから。

その中に、新たな枠組みを考えられる人もいて。

そもそもこの分け方は、枠組みありきだけど、
枠組みを見てもない人や、
枠組みを知っていてあえて従わない人もいるわけで。

そういう人が一定数いるおかげで、
その社会は、次の問題を解決できる。

今の社会の枠組みにフィットしていて、
今の社会を豊かにしていける人と、
今の社会が生きにくくて、問題提起をして
次の社会を切り開いていく人。

両方が安心して生きていけるシステムが、
健全な社会のシステムだと思うから、
どうか次の社会を作る人も大事にされますように。

人の一生でも、
大人に衣食住の世話をしてもらって自分を育てる時代、
社会を知りたくて動いて、実際に社会で役立つ時代、
問題が見えてきて、枠組み自体を変えたいと葛藤する時代、
そして、自分で衣食住の世話ができなくなる時代。
いろんなフェーズがある。

どのフェーズも大事。
役立つ時代だけ、いくら大事にされても、
他のフェーズでないがしろにされたら、
人は幸せを感じにくいと思う。

このいろんなフェーズをこの社会で
いろんな人が同時並行でやってるんだと思えば、
どのフェーズにいても、どの立ち位置にいても
大事にされる意味があることが、わかる。


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